連戦に真夏のような暑さも加わり体力の消耗が心配される中で相手の攻勢を許しながらも先制すると、その後は効率よく追加点も決まる理想的な展開で快勝しホーム通算200勝を新会長の前で達成した湘南戦から中3日、今シーズンリーグ戦アウェー2勝目を目指して1stステージ第10節横浜FM戦に臨む名古屋です・・・。
横浜FMは好調だったリーグ戦も連戦に入って黒星が先行し現在3勝2分4敗で11位。前節は下位に苦しむ山形を相手に不覚を取って敗戦、3日には中村俊の再離脱が明らかになっていてチームには逆風も感じられます。とはいえ先月22日のカップ戦時は不在だった中澤や齋藤などレギュラー陣は健在で、逆に手の内を全て見せてしまっている名古屋はくみしやすい相手ともいえます。なにより「3大タイトルへの挑戦」を掲げるクラブとしてこれ以上負けが許されるわけもなく、明日は連敗阻止とカップ戦のリベンジをかけて全力で迎え撃ってくるでしょう。
一方の名古屋は試合翌日が急きょオフになっていることでも分かるように、最大の懸案事項は移動を含む中3日のコンディションです。そんな選手達の一番の支えとなっているのは連戦5試合を4勝1敗で乗り切っているという事実でしょう。完敗に終わった浦和戦にしても直後の連勝を考えると決して無駄な敗戦ではなかったとも考えられます。依然として苦しいチーム事情に変わりはなく明日の一戦も前節と同じ先発メンバーが予想されますが、選手達は連戦で得た自信と手応え(と反省)を心の拠り所として戦ってくれるのではないでしょうか。
神戸戦と同様に明日もまたチームの戦いぶりをこの目で直に見届けることはできませんが、引き続きピッチに立った選手全員が真摯に戦ってくれることを信じてここ名古屋の地で吉報を待ちたいと思います・・・。