FC東京戦はただの敗戦ではなかった。これまでの不満が爆発したとあるように、選手達がオフ返上の練習に対してだけぶち切れたわけではないとすると深刻だ。そして、こういう事態になってしまった以上、もうチーム作りどころの話ではなくなるだろうし、今年もまた同じことが繰り返されるだろうことを考えると暗澹たる気分になってくる。
1月のキャンプから始まったこの9ヶ月間は何だったのか?フロントの選手補強や現状に対する選手の認識の甘さ、監督の采配、戦術に疑問があったとはいえ、結果が出なくてもクラブを、監督を、選手を信じてチーム作りを見守ってきた我々は一体どうすればいいのだろう。事態の収拾(←できるのか?)で練習どころではないことを考えると週末の清水戦の勝利も難しくなった。いや、たとえ勝ったとしてもこのような状況ではクラブに対して夢も希望も持てないだろう。それが一番むなしい。