凱旋試合となり多数の来場が予想されたため、無料入場券が配られた1部リーグ最終節の対佐川急便中京戦。残念ながら私は入場券を入手できず観戦をあきらめたが、あいにくの天気だったせいか1,319人と超満員とまではいかなかったようだ。試合は優勝を決めたことで気の緩みもあったのか、先制を許し平岡のゴールで同点とするも、その後は追加点を奪えずドローに終わった。選手達の気持ちは既に8日の天皇杯に向いているのかもしれない。
これでFC岐阜は無敗で全日程を終了。ホーム、アウェイにかかわらず観戦に行けばほぼ確実に勝ちゲームが見られるというのは、勝利に見放される日々を送っていた名古屋サポとしては随分と心が癒されたし、羨ましかった。また、名前も実力も一流といっていい選手達のプレーが無料で観戦できるというのはFC岐阜だけだったかもしれない。
今後は天皇杯、全国社会人サッカー選手権大会が控えているが、何といっても全国地域リーグ決勝大会が一番重要だろう。今週末の天皇杯3回戦のザスパ草津戦も勿論楽しみだが、「もうここ(1部リーグ)には戻りたくない」という戸塚監督のコメントのとおり、今年最大の目標であるJFL昇格を是非決めてもらいたい。