『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

お知らせ

津・松阪地区で高校入試における内申でお悩みの方は、無料相談承ります。
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。

スタートラインから前方を見渡せば何が見える

2013年06月28日 17時27分16秒 | 大学受験

三重高2年の回収は『たま樹』の前、まず壮次郎がやって来る。自転車を徳和駅近くの自転車屋さんに置いてきたわけだ、大貴が遅れる・・・掃除当番。後部座席に乗った二人に勉チャンの授業の件を話す。

端的に言えば、・・・オマエらはやっとスタートラインに立てたから、勉チャンの授業を卒業させたのだ・・・てなことを言ってもあんまり理解できなかったようで、それよりも麻友子も回収希望とのことで再び三重高まで戻ることになり、後部座席では麻友子が「ノダ~」なんて調子で大貴をいじってるうちに中勢バイパス、いつのまにかうやむやとなる。

 

銀行をまわり目眩がしたので中京銀行の駐車場で30分ほど仮眠、なんとか塾に戻ると壮次郎のお母さんからメールが来ている。・・・なるほど、高校生の部屋のドアを開けて壮次郎を呼ぶ。

岡山とのスカイプ授業が迫っていたが、真ん中の部屋で延々と話す。高校入試に落ちた生徒たちが、どれほどの時間をかけて受験生として復帰できるかどうかについてだ。ちなみに、これは当然個人差がある。

例えば、三重高に進学した当初の壮次郎と大貴に「高校入試なんて気にするな、3年後は名古屋で勝負だ!」と叫んでみても心には届かなかったはず。ともに中学3年次の密航組、俺との人間関係がまだまだ希薄であることに主な原因はある。それと同時に内申という要素はあるにしても公立高校を落とされた事実に変わりはない。正直、今の痛手を癒すのが先決で3年後を眺める余裕なんかなかったはず。

しかし、あれから1年が経ち、今では少々違う状況であることを二人は分かってきたはずだ。ともに三重の特進でトップクラスに位置し、それなりに視界が広く見渡せるような余裕が生まれてきたはず。それは数学や理系教科に対する自信の裏返しでもある。今なら名古屋だ!と俺が叫んだとしても、苦笑まじりに納得するかもしれないし、軽くあしらうかもしれない。少なくとも、反応がどちらであれ、俺の言葉に違和感を感じないはずなのだ。

1年前に話しても心に届かなかった話も、あれから1年経った今なら心に届くかもしれない。ここしばらく大貴と壮次郎を眺めてきて、そう思ったのだ。つまり壮次郎と大貴はやっと大学入試というマラソンのスタートラインに立てたのだ。・・・やっと立てた、その認識はたぶん本人たちにはないだろうが、やっと立てたのだ。そのことを壮次郎に伝える必要があった。そしていつかは聞いてみたいのだ・・・「スタートラインから遥か彼方にどんな地が見える?」

 

これからは壮次郎と大貴の二人には、今までのような一方的な片道通行的な授業ではなく、自分たちから発信するような授業を考えてもらう必要がある。

玄太(24期生・三重大学医学部1年)が高校進学時に物理をやりたいと言った時のように。あれは津高が1年で物理をやらないことに不安を抱いたかもしれないが、授業内容については俺の判断でオーソドクスな物理ではなく、物理に必要な数学の授業と変更した覚えがある。講師はウチの塾の1年目、俺の従兄弟の息子の勇太(三重大学工学部機械工4年)、今年の鳥人間だったのだ。

この夏休みに壮次郎と大貴がどんな主体的な授業形態を提案してくれるか、楽しみにしている。

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『TORAPETO』のモーニング

2013年06月28日 15時13分50秒 | M(モーニング)1・グランプリ 400円以下

店のなかにはジャズが流れていた。

テーブルはホワイト、トレイもホワイト、上品な清潔さのなかでモーニング・・・トーストとゆで卵はドリンクに付いてくる。

店名の由来を聞くと「もじったものですよ」 ジャズ・・・トランペットをもじったのか。

窓際の席から塾を眺める・・・『かんてら』の頃も、『IMALIVE』の頃も、この場所から眺めるのが好きだった。

 

なかなか過酷、午前11時に三重高の2年を3人回収。塾に戻って再び松阪へ。喬之の回収、その前に凌之(皇學館高校3年)の家にメッセージを届ける。凌之の家にプリウスを走らせる間、助手席の奥さんと凌之についての思い出話。肘の手術か何かで鈴鹿の回生病院を訪ねた時のことを奥さんが話す。・・・俺はすっかり忘れいた、いいかげんなもんだ。

喬之を回収して塾に戻り、今度は銀行・・・家賃だ。

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モーニング

2013年06月28日 09時03分43秒 | Weblog
開店は午前7時と早い。さて、お客さんは来てたのかなと気になるけど…。
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最後まで粘れ

2013年06月28日 00時05分26秒 | 塾の風景

俺が中1と中3を続けざまに廊下で叱り飛ばしたのを真ん中の部屋で聞いていた・・・というか、怒鳴り声が大きいので聞きたくなくとも耳に入ってくる状態の里恵(7期生)と有紀、文法の授業。「怖いねえ」と里恵、コクリと頷く有紀。

人也は英語のあとに連立方程式の文章題を2パターンほど解いて帰っていく。

忍びたくないニンジャこと未流来(みるく・セントヨゼフ6年)がやって来る・・・忍び足ではないが。「ちょっと報告までに・・・」と言いつつ、全国統一模試の記述の成績表を広げる。

「いやあ、数学はまだ習ってないところが出ちゃって、やられちゃいました」 ・・・偏差値50,3、なるほど。「仕方ないやん、前も話してたけど、高校の進み方が遅すぎるんや。授業を聞きながら理解していくというアンタの勉強スタイル、尊重はしたいけど、さすがにこの状況では妥協して前に出るしかないって話してたやん。山崎か玄太(ともに24期生・三重大学医学部1年)も一歩でも前へ出るということで意見一致してるしな。数学は夏休みが勝負やって」 

英語は順当に偏差値72,9、・・・「英語は悔しかったですね」 「なんで」 「校内順位が2位じゃないですか」 「まあ、ええやん。目くそ鼻くそやな」 そして物理が60,6で化学が74,2・・・ 「まあ、脇の物理と化学が仕上がってきたからいいじゃない」 「ええ、きちんと覚えたら上がるんだなって思って、理科は少し安心・・・ところで大西さん(研究者)の国語を受けたいんです。前にも大西さんと話し合ったんですけど」 「じゃあ連絡しとくよ」 

ニンジャが姿を消すと中学生の部屋は有紀だけ・・・明日の社会の勉強をしている。今回の期末では、中間試験で手痛い失点を食らった理科の挽回に総力を挙げた。これが社会に影響を与えている。今日の理科はなんとかできたようだが、そのしわ寄せが社会に来ている。

ちなみに附属の歴史の範囲は江戸時代、西橋内は中世ヨーロッパから江戸時代初期まで、そして東中は市民革命から明治時代初期までだ。これは当然にして中2であり・・・中3の一志中が明治時代から世界恐慌までって、ありえん。でも、附属の中3も日清日露戦争やってたよな。中学にはシラバスないの?

中2の有紀は日が変わった頃に帰っていった。高校生の部屋では、まだまだ人の気配・・・。

 

明日は朝からモーニング・・・そりゃ、塾の前の『TORAPETO』でんがな。

クリックのほう、ほんまにほんまに頼んまっせ。

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詰めの甘さ・・・俺譲りか

2013年06月27日 21時39分16秒 | 塾の風景

今夜は久しぶりに奥さんの弁当・・・普段なら夜は食べないが、今日の昼食のランチ・・・ちょっと量が足りなかったようでついついね。俺が食らいつくのを眺めながら奥さん、「良かったわね」 「何が」 「凌之(皇學館高校3年)君よ」 「アイツがどないしたん」 「補欠やけど、最後の大会に選ばれて・・・」 「新聞に出てた?」 「2,3日前かな」 「そりゃ見てみたい。そうか、明日は喬之(三重進学1年)を迎えに行くから、その時にでもメーッセージを郵便ポストに入れてやろ」

喬之がやって来た、「先生、明日は12時半頃にお願いします」 「明日はさ、先輩たちもいるからその時刻に迎えに行けるかどうか分からんけどさ、まあ電話するよ。明日の試験は何や」 「化学と数学です」 「ボランティアで今夜はれい(18期生・某高校講師)が来てくれるから分からんとこ聞きや」

明日の三重高は2限で終わりだ。大貴は掃除当番だとか、午前11時くらいかな。そっから塾に戻り、再び喬之んとこに行く流れやな。

潤奈(津東1年)に尋ねる、「いつから試験や」 「来週の月曜からです」 「みんな同じやな。それに家も引っ越ししたしな、迎えに行けるかどうか分からんで」 「近鉄に乗って久居駅から歩きますから」 「そういや和、初めて昨日久居駅から電話してきてくれたで。あんたとえらい違いや」 潤奈が笑う。

れいがやって来る。喬之の化学・・・周期律表が覚えてないようなのですぐに覚えるよう指示する。

やっぱ、長時間がアカンのかな・・・中1が1枚の数学のプリントをするのに2時間以上かかっている。その間に外に出ること4回、ここはきっちり示しをつけやんとな・・・叱り飛ばし、直ちに家に帰るように指示・・・怒鳴る。また嫌われたかもしれない。

そして連荘、今度は中3が午後8時になりやって来る。午後に来なかったことを叱り飛ばす・・・前から嫌われているかもしれない。

 

なかなかイメージ通りにはならない。まあ、身体に沁みて分かっていたはずだが・・・でも、詰めが甘い。試験の最後の最後まで同じリズムで過ごせない。こりゃ、今回手痛いしっぺ返しを食らうかもしれない。

中2の人也が社会の試験返却・・・90点、出だしはいい。前回の中間試験では試験前1週間以上も塾に来なかった・・・心の闇? その結果が惨憺たる成績。それが今回の期末では、甘いながらもなんとか1週間塾に居座り続けた。それで90点。・・・まあ、社会は簡単だ。努力がすぐに現れる。ところが英語だ、英語はこうはいかない。

人也には徹底して英語の時制をやり直させている。現在形から過去形、さらに未来形へ・・・延々とこれを繰り返している。さすがに今日は形ができてきた。この夏・・・この夏が人也の津高合格の趨勢を決めることになる。英語を得意にしたかったら、ここは一日も休まずに塾に来い。

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