『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

復た呉下の阿蒙にあらず

2013年06月29日 16時21分02秒 | 卒業生

太郎(9期生・東海理化)が尾崎先生が置いていったメモを読み、つぶやく。「七帝柔道記はおもしろい・・・まあ、木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか、のほうは同じ作者の作品やけど・・・まあまあやったかな」 「なんでオマエ、そんなに博学なんや」 「だってさ、北大の柔道部の奴らと日常の行動範囲がほぼ同じやったからさ、いろいろ知ってるんや」 「でも作者のこともよく知ってるやん」 「増田だっけ、こいつは名古屋の旭ヶ丘高校出身でさ。北大に入って柔道部に入ったんや」 「へえ、オマエと同学なんか」 「全然年上やけどな、でも木村のほうでなんとか賞を獲ったよな」 「ああ、大宅ノンフィクション賞な」 「あの授賞式か記者会見か何かで、あいつ北大てネームが入った柔道着を着て記者の質問を受けててさ、こいつな何者なんやって思ったんや」 「へえ」 「確か卒業してからタイムスに入った・・・北海タイムス、北海道の新聞社。でさ、そっから中日新聞社に変わったんや」 「サイドストーリーもよく知ってるな」 「こんなん、常識やろ」 「・・・」 「でも、北大が寝技の柔道ちゅうのは知らんかったな」

 

塾生にコケにされたままの自分に我慢できない。仕方がない、『ブック・オフ』詣では中止だ。こりゃ、本屋で大枚はたいて単行本を買うしかないようだ。

太郎は教室の内外を行ったり来たり・・・今日は北方謙三の『史記』全七巻を持って退散。・・・しかし、本とは無縁だと思っていたアイツだが、よく読みおる。塾から持っていった本、50冊は下るまい。いつまでも呉の街を走り回っていた蒙チャンじゃないわけだ・・・。

 

岡山とのスカイプが繋がらない・・・どっちに原因があるのか、こんあ時は焦らずに授業の教材の見直しでもしていればいいのだが、真喜子(久居高校3年)の日曜夜の英語の初歩レベルの授業の諮問試験を受ける。由生に二次方程式を教える。そして、この記事も書いている。なかなかに忙しい。さて教材・・・今日は1998年と1999年のセンター英語にZ会模試の第4回、なかなか大変だ。

授業が成立しなくなる可能性もあり、とりあえずは今日の英単語計12枚と地理の瓦版31は送っておいた。教室の中には高1に交じって由生が二次法的式と格闘している。

今しがた岡山の大輔から連絡、スカイプの受信状況が悪いため、授業は火曜日に仕切り直し。さあて、今から別所の修成だ。目的は言わずもがな。

 

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夏の匂い

2013年06月29日 13時51分33秒 | 塾の風景

午前5時まではなんとか頑張ったが沈没。午前8時前に起きると高校生の部屋は誰もいない・・・そりゃそやな。家に帰りNHKの朝ドラを見る。

奥さんが大阪へ・・・中川駅まで送る。塾に戻る途中のコンビニで伊勢新聞を買う。

皇學館の初戦は久居高校、そういや凌之が言ってたっけ・・・「久居高校は調子がいいんですよ。監督も、勝つ気持ちでぶつかるが、勝敗はどちらに転ぶか分からないって言ってましたからね。とにかく、これが最後の試合という気持ちで臨みます」 

新聞で甲子園大会地区予選の組み合わせ表を眺める。皇學館と久居の試合は7月14日、津球場だ。ちなみに津高、いつもながらクジ運に恵まれている・・・。ただ、章吾(菰野高校3年)がいる菰野は皇學館と同じゾーン。勝ち進むとすれば準々決勝出場をかけてぶつかることになる。できれば1試合で二人の塾生の今を見てみたいけどね。

 

幸祐(津東1年)がやって来た、そして駿(松阪高校1年)・・・。そういや、来週から高校の試験だ。

スキー場を経営するシュウちゃんがNHKの取材を受けるとか。スキー場ではなく、苺栽培の取材だ。7月29日に放映予定だとか。

午後に少し仮眠、子どもの嬌声で起こされる。太郎(9期生・東海理化)の娘たたちだ。

髪を金髪に染め鼻にピアスをしながら3年間津高に通った親父だ・・・できることなら生活行動だけは奥さんに似てほしい。

 

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嬉しい誤算、たまにあっても悪くない

2013年06月29日 02時46分10秒 | 塾の風景

期末試験が終わったばかり、教室はさぞかし冷えるだろう・・・そんな予想は覆る、嬉しい誤算だ。

試験が終わったばかりの中3が姿を見せた。今日から二次方程式・・・これからの一週間で二次方程式を終えて、翌週には二次関数に入る。まあ、変哲もない計算が続くことから退屈なワークゆえに能率も上がらないと踏んでいたら、さらに嬉しい誤算・・・ほとんどが終わった。

中1で一次方程式をやり、中2の一次関数で座標平面でその実践をする。つまり直線とⅩ軸との交点が一次方程式の解を表しているわけだ。これと同じように、中3で習う二次方程式は、高1で習う二次関数で実践する。Ⅹ軸との交点が2点、あるいは1点、あるいは交わらない場合があるが、交点が2点と1点が中学範囲であり、交わらないのが「解なし」・・・高1範囲となる。

以上、方程式と関数の互換性についての授業を今年の夏はするつもり。そのための布石となる授業が今日から始まったわけだ。

万純が午後10時半、樹が午後11時前まで、馨五と由生が11時を過ぎても粘っていた。

日付が変わった0時半、今度は竜一郎(津高2年)が姿を見せ、英語の授業のリクエスト・・・2002年度本試の5番・・・イギリスのサイン・アルファベットの話だ。午前1時過ぎに授業は終了。

 

午前2時、高校生の部屋では麻友子(三重特進2年)が籠城中。中学生の部屋で俺は今日の仕事終了・・・やっと尾崎塾の尾崎先生のメモ書きを見る余裕が生まれる。以下・・・「ブログ拝見しております。生徒の様子について共感する記事が多く、思わず吹き出してしまうことも多々あります」 やっぱり、中学生世代の激変、どこの塾でもあるんやろね。

さらに尾崎先生、最近熱中した本として、「七帝柔道記」と「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」とある。「七帝柔道記」は知らなかった。ネットで検索すると単行本・・・、そして「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」は前から読みたいと思っているが、少なくとも『ブック・オフ』で千円を切るまではと耐える日々である。ともに単行本なので、これから『ブック・オフ』詣でが頻繁となるわけだ。

 

甚ちゃん(6期生相当・県職員)、帰りがけにポツリと謎かけ・・・「先生、明日懐かしい塾生が顔を見せるかもしれませんよ」

そして寝ようかと思いつつも焼酎一杯だけ・・・そんな誘惑に抗しがたくなった午前3時、麻友子が俺に漢字の読みを聞きにくる・・・俺が漢字苦手なの、誰か教えてやってくれ。

 

クリックのほう、大きな手を広げて待ってます。ほんまにほんまに頼んます。

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凌之は将来中学か高校の先生になりたいらしい・・・いいねえ

2013年06月28日 23時38分29秒 | 卒業生

「先生、今日は家族で食事に出たんです。それで帰る車の中で本当に久しぶりに塾の先生のブログを見て・・・それで僕の名前が出てて、昼間にポストにメッセージを入れたって書いてあって・・・ええ!って思って、家に帰ってからポストを覗いたら、ブログに書いてあった通りに先生からのメッセージがあって・・・本当に・・・本当にありがとうございました。まだ、僕のことを覚えてくれてたんやって・・・」

覚えているのも何も・・・かつてウチの塾で教えた生徒なら覚えているに決まっている。その想いは年々大きく育つ。これは凌之に限ったことじゃない。ただ、凌之の場合は特別な感慨がある。常に悩まされてきた肘のケガ。「一度でいいから・・・一生で一度だけでいいから、全力で右腕で投げてみたい」 あの悲痛な叫びとともに思い出がまとわりつく。

「肘のほうはずっと左で投げてました。でも、その左も今年の春先によくなくなってきて・・・それで今は代打専門です。50m走で7秒1だった僕が今では6秒5になりました。まあ、それでも速いとは言えないんですが。でも脂肪がついていた僕の身体も変わりました。筋肉トレーニングのおかげだと思っています。ボディビルやウエートリフティングで世界大会レベルの先生が伊勢にいらっしゃって、そこでトレーニングしてます。今までは過激な練習量もあり、身体的には細い選手が多かったんですがチームカラーが変わりました。僕だけなく、みんなががっしりしてます。トレーニングだけでなく強化食、これってプロテインより効果があって、でもまずいんですがね、食生活の改善も図っています。それでも最近は肉離れに泣かされて、これで三度目なんですけどね・・・それでもベンチに入ることができる。最後の夏を代打で出場できる。本当に嬉しいんです。今年は甲子園は厳しいかもしれません。でも2年に二人いいピッチャーがいます。やはり来年が一番可能性があります。でも僕にとっては今年が最後の大会です・・・最高の準備をして臨みたい。先生のメッセージにもあったように・・・悔いがないように、本当に悔いがないようにしたいんです」

 

皇學館高校野球部は明日から県外に遠征に出る。

 

凌之の中学最後の試合がこのブログ。あの日は俺のエスティマがなぜかエンスト、それも42号線の一車線の信号でだ。恥ずかしさがぶり返す。臼井、改めて感謝する、すまんかったな。今度ジャン卓で遭遇したら、アンタのリーチに即で赤五筒を振ってやるよ。

凌之がいつか家庭を持ち、子ができて、その子供に「俺が昔おった塾はな」って言いつつ、このサイトを見せる日が来れば最高だ。そして凌之は続けるわけだ・・・「あの、おもろい塾先も今じゃ死んでしまったけどな」

俺が死んでも「れいめい塾」はブログの中で生き続ける。

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凌之、久しぶりに俺のブログを見たらしい。それも今日偶然にだ。

2013年06月28日 22時53分15秒 | 卒業生

俺が中京銀行の駐車場で寝ていたからか、塾に戻ると1枚のチラシとメモ・・・尾崎塾の尾崎先生が来たらしい。

尾崎先生、金額のコンマ、打ちミスです。36,000円が3,6000円になってまっせ。印刷所に文句言うたらなアカンな・・・広告料金、半額にしろ!ってね。

 

午後8時から英語の授業だ。今夜は久しぶりにサポートがいない夜・・・というか、今まではそれが普通やったんやけどね。

甚ちゃん(6期生相当・県職員)がやって来たので中学生の部屋を任す・・・といってもビールを飲みながら、質問があれば教えるということだが。

英語の授業が終わり、中学生の部屋に戻る。さっそく沙耶(津高1年)が英語の諮問試験だ。その試験をしている最中に携帯が鳴る・・・凌之(皇學館高校3年)からだ。

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