岡南登場

夏の最後の日に岡南（18期生・東京工業大学２年）が姿を見せる。
いたって元気そう、・・・ゆえに従兄弟のグチ・・・４期生の横山（花王販売）の病院嫌いについて話す。
岡南のお目当ては森下（８期生・環境学研究者）。
ウチの塾で過ごした受験生の頃の精神的支柱だ。

岡南は木曜までいて、金曜の朝には東京に戻るとか。
横山交えて一杯やりたいところだが、名うてのワーカホリック横山、仕事のほうが忙しいやろね。






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オーラス

自民党の歴史的大敗の知らせが続くなか、俺は「加治隆介の議」を読んでいる。
橋本ドクターが以前送ってきた大量のマンガ本のなかに、なぜか５巻から11巻までがあった。
ブックオフで１巻から６巻を買ってきたのは１週間ほど前。
それを暇に任せて読み進めるうちに、甚ちゃんが前の会社の人たちとの飲み会から帰ってきた。
俺はビール１本で疲れが染み出てきたようだ。
森下と甚ちゃんが選挙ネタで盛り上る様子をBGMに奈落の底に沈んでいく。

真ん中の部屋に甚ちゃんが眠っている。
それを横目に家に帰る。
奥さんと銀行をまわってから遠山病院へ。
越知の親父さんの見舞いだ。
ドアの隙間からのぞくと辛そうな様子・・・ミッチャンもいない。
津新町近くの『すき』で昼食をとる。
ここは開明学院の会長が始めた店だが・・・名前が変わっている、なんで？
メニューは日替わりの定食のみで800円。
食材は身体にいいものだけを扱っている・・・ゆえに、ご飯は玄米。
店を開いた目的が泣ける。
夏期講習や冬期講習で塾生たちがコンビニ弁当を食べているのに、会長が胸を痛めたことがきっかけ。
塾生たちの懐具合を考え、なんとか500円あたりに抑えたかったらしいが、食材が食材だけにどうしても無理だったとか。
奥さんと二人、今日もおいしく頂きました。

遠山病院に戻ると親父さん、熟睡中。
やはりミッチャンの姿はなく、出直すことに。
奥さんが「コスモス」で買い物をしている間、俺は宮脇書店で名古屋大学と名古屋工業大学の青本を探す・・・ない。
ついつい、プルートウの７巻と８巻を購入。

塾に戻ると中学生が勉強している。
当然、森下は論文の執筆。
麻生太郎が退陣の弁を語った夏休み最後の日がまったりと過ぎていく。

ダウン

大阪から戻ってきた奥さんを久居駅でピックアップして選挙会場へ。
心なしか、いつもより人が多い気がする。
塾に戻ると、香保（松阪高校２年）がやって来て今週の英語をコピーしたいと言い出す。
新しい一週が始まるわけだ。
しかし、今日は身体がだるくて仕方ない。
英単語のプリントを打たなくっちゃ・・・無理だ。
みんなに申し訳ないが、ベッドに転がり込む。
里恵（８期生・国語講師）が来たらしい。
百恵ちゃん（三重大学医学部１年）も来ているようだ。
そして、瞭（20期生・名古屋大学工学部機械航空１年）も・・・。

高校生の部屋は賑やかだ。
それに比べると中学生の部屋は静かなもの。
人はまばら・・・家で宿題をしているのかもしれない。
ともあれ、明日で夏休みは最後だ。
これほどストレスのかかった夏は記憶にない。
そんな夏も終わりだ。
今日くらい、ゆっくりとテレビの選挙速報を眺めながら夜を過ごすことになる。

新しき出会い

昨夜は菊山（15期生・早稲田大学院２年）の登場に続き、越知（４期生・旭洋）もやって来た。
たぶん、ブログを見ての出陣だったのだろう。
親父さんの見舞いに毎週末には帰ってきているが、今回は選挙もあり、今日の朝には大阪に戻る予定。

朝起きると二日酔い。
・・・毎日やな。
森下（８期生・環境学研究者）と昼食をと思ったが、森下の姿なし。
娘のめい（18期生・保育士）を呼び出す。
本当に久しぶりに娘と食事。
たまにはいい。

週に一度、塾に来ていた生徒のお母さんから入塾希望の連絡を頂く。
ありがたい。
新しい出会いがまた一つ。
就職が決まった菊山と酒を飲んだのは昨夜のこと。
小６でウチの塾に密航、あれから13年目にして就職を祝って杯を傾ける。
俺にとってこれに勝る感動はない。
新しい密航者も同様だ。
数年後に、就職を祝って乾杯できることを心から祈る。

さて、その密航者。
ケアレスミスが多いのがネック、しかし叩けば伸びる。
ウチの塾を知ったのは広告やネットではなく電話帳。
ちなみに今日も電話帳で知ったという中３のお嬢ちゃんから問い合わせ。
橋本ドクター、やっぱり塾業界って古色蒼然とした世界でっせ。






奥さんのお母さんが入退院を繰り返す。
その度に奥さんは大阪に向かう。
しかし、俺は何もできずに塾に籠城である。

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菊山登場

難聴がここ数日ひどい。
ことに今日は左耳の中で嵐が吹いている。
鼓膜が破れたのなら、そこは静寂の世界。
しかし、突発性難聴の場合は日々変わる吹きすさぶ嵐。
その騒音ゆえに相手の声が聞こえない。
ベッドに寝ていても、その風雨の声で目を覚ます・・・しかし、教室内は静寂。

そんな時に、梨を土産に菊山（15期生・早稲田大学院２年）がやって来た。
極めつけの理系の登場である。
さっきまで削岩機だったはずの左耳がおとなしくなった。
勝手なものだ。






佑輔（14期生・日本ユニシス）に続く極めつけの登場だ。
森下がいてくれて良かった。
理系語を文系語に翻訳してくれる。
ちなみに森下がアメリカに留学中、初めて帰国した時に教えさせたのが菊山たち15期生だった。
あの頃、森下はワシントン州立大学の学生。
そして、菊山は西郊中１年だった。
あれから12年だ・・・。

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