久しぶりにプロレスを観た・・・You Tube でだ。小橋健太の引退試合・・・俺なりに思い入れもありディスプレー上を凝視していると瞭平(津工業3年)がやって来る。音量を絞り話す、弟の話などもちらり・・・午前1時。再び画像に集中していると竜一郎(津高2年)が今日の英語の授業のことでやって来る。午前1時半だ。
別段、神のような授業をするつもりもない。まあ、しようとしてもできないだろうしね・・・ただ、各自が手元に置いて調練するプリントにはしようとはしている。センターの読解問題の英文の半分以上が複文か重文。等位か従位か、あるいは譲歩か譲歩逆説か。その文構造が分かれば、文章の行きつく先が分かる。
英文読解を構造的に分解して文章と文章を繋ぐもの、文章らしきものと文章を繋ぐものに分ける。前者は関係詞と接続詞からなる。後者の文章らしきものとは、5文型のOC関係と付帯状況と分詞構文などだ。
枝葉末節に囚われて、文章という大河の流れる方向を見失う・・・そんな生徒たちに英文を俯瞰するような授業ができたらなと思う。
「私が小学生の頃だっけ、大西さんいろいろあって大変で、お父さんも面倒みたりでバタバタしてて、そんなこともあって、いざ自分が教えてもらう時には大西さんにちょっと引いてて・・・お父さんも変わってるけど、大西さんも変わってたから。でも、大西さんの授業を受けるようになり、ある時期に現代文の構造がすっごくリアルに見えたとき、そうそう本当に見えたん、あの時は本当に感動した・・・文章ってこんなふうに作られてるんだって・・・」
娘のあい(23期生・三重大学教育学部2年)の大西講師(研究者)に対する評価である。奇をてらったマジックのように国語を解くのではなく、内容を一文ずつ吟味し、理解しながら本道を歩む・・・そんな大西君のような神にはなれないだろうが、それでもそのレベルの授業に一歩でも近づきたいねえ。
朝から地理の瓦版、やっと東南アジアだ。そして英文の差し替え・・・文法書にありがちな英文から、できるだけセンターや二次試験で出題された英文を入れてみようとしている。そこでのポイントは適切な英単語となる。
あいに連絡、昨日の様子を尋ねる・・・ハングライダーだ。ここ10日ほどストイックに過ごしたこともあり、お小遣い少しばかし残った。昼飯ででも詳細を聞くことにする。二人で『藤吉郎』にでも行こう。
れい(18期生・某高校講師)に連絡。まだ寝ていたようだ。「満タンで出発したのにさ、途中でガソリンが切れかかって下道に降りて一般道走って・・・でも山梨県って、静岡県よりきれいな富士山見えると思ってたのに見えへん」
ともに昨夜連絡がなかったから、少しばかり父親のような真似をしただけだ。