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津・松阪地区で高校入試における内申でお悩みの方は、無料相談承ります。
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
かなりの時間を、試験が終わったはずのとある生徒と話すことになる。
まさか試験が終わったこの時期に塾に来るとは思わなかった・・・本来この時期は試験期間、納得できるまで休める試験期間だ。「なんで?」という俺に、「母さんが先生に怒ってもらえって」 なるほど・・・試験が悪かったのだ。
まあ、悪いといえば悪い・・・全教科返却されていないが、この流れだと350点をめぐる攻防だ。しかし試験直前の1週間に塾に来たのは3日か4日だ。これでは直前のの矯正が効かない。
ポテンシャルはある。しかし致命的ともいえる欠点がある・・・矯正してもまた昔の悪い癖に戻る。手こずったのは英語だ。小さな時から英語を習ってきた。しかしbe 動詞と一般動詞の文の組成が分かっていない。驚いた俺が矯正に入った。3週間ほど前か・・・その場では矯正された。しかし、二日後にまた間違う。再び矯正、今度はしばらくもつか・・・土壇場の直前1週間で2度ほど矯正をかければ試験に間に合うはず、そう俺は判断。ところがその肝心な時期に塾に姿を見せない。来たとしても時間が少ない。当然にして優先順位はある、一度も教えていない理科や社会や国語の範囲に塾での限られた時間は収れんしていく。
結局、今日持参した英語・・・間違った問題の一問を除き、残りの全てが矯正をかけた場所だ。それが見事にすべて間違っている。つまりは反復がなされないままに以前の悪い癖が顔を出したわけだ。これをどうするか・・・この性癖をどうする・・・これを重苦しい雰囲気のなかで話すわけで。
何度も言うがポテンシャルはそこそこ・・・津高に受かるほどにはある。しかしだ、ポテンシャルも磨かなければ光らない。それでも気配は読む・・・たとえば間違えた問題に対して俺が怒りモードを発すると、その気配は読めるようで・・・正答率が上がる。逆にいつものようなお気楽な俺がいると正答率は悪いまま・・・そんな生徒だ。
つまりは姿勢だ。一度間違えた問題は絶対に間違えない・・・そう自覚したら話は早いのだ。重苦しい雰囲気のなか、何度も何度も最初の質問に立ち返る・・・なぜ、試験直前の1週間に塾に毎日来なかったのか。
口が重い・・・一向に言葉が出てこない。都合が悪いことになると貝になる。ゆとり世代にこのタイプは多い。俺は言う、「責任の所在をはっきりさせよう。今回のこの試験の責任はどこにあるのか。俺にか、それとも君にか」
星河がドアを開ける。続いて英里香、そして中1の浩樹に雅樹に佑也だ。浩樹と雅樹に尋ねる、「どこをしなくっちゃならないと思う?」 「・・・理科と英語」と浩樹。「いや、そうじゃなくってさ。理科なら理科のどこをするか・・・」 無言・・・「とりあえずはガスバーナーだろう」
中3には理科の「WIN PASS」のまとめの3枚を指示する。中2の芙有香が来たので奥さんに敬語を教えてくれるよう頼む。
千里(津西2年)が全国統一模試の成績表を持参・・・俺が興味があるのは英語だ。千里は津西に進学後、夏前にいったん塾を休んだ・・・クラブとの兼ね合いか。ところがそのブランクが原因だろう、見事に英語が急降下。300番台に突入、再び塾に復帰する。それからの9か月、英語をするもののなかなか上がらない。
英語はそういう教科だ。一旦落ちてしまうと、気分一新して再び勉強を始めてもしばらくは成績は動かない。それに業を煮やして断念すると、入試はそこで終了だ。
最近、授業での千里の点数は動き始めていた。先々週の2004年度センターではマグレもあろうが171点を叩いた。動きそう・・・そんな気配は今日、現実のものとなる。点数は200点中93点・・・偏差値55,7・・・凄い偏差値とは言えないが今までが今までなのだ。学内順位は359人中40位になった・・・ほぼ1年で300番近くを上げてきた、それも一挙にだ。
これに関する千里のコメント・・・「もっと行くかと思ってました」 そりゃ記述とマークの違いが横たわるから仕方がない。しかしやね、去年の自分を考えたら贅沢やで。
さて問題は津西・・・だ。英語の校内平均点が68.9点、そして全国平均点が75.2点。つまり、全国レベルで考えると今の津西の英語は全国の平均以下、それもかなり下回っている。かつて津西で過ごしたウチの塾生OBがこの現実を知ったら嘆くやろな。
責任者出てこい!・・・と言いたくなる。
郁弥と樹生也の遅刻の可能性はないはず・・・後は・・・なんぞと考えてしまうのが今年のメンバーたちやね。中間試験では塾に宿題を置き忘れた生徒がいて、俺が東中に届けたものの・・・おじいちゃんが届けに来たわよ・・・へこむ。
朝に家に帰り、奥さんと月末ゆえに銀行まわり。それが終われば青山リゾートか赤目温泉かと考えていたが、試験の真っ最中でもあり断念。近場で過ごそうと久しぶりに榊原『湯のせ』へ。
めっちゃ混んでた。第一駐車場は満杯、湯のほうはそれほどでもなかったが、座敷のほうはカラオケが圧巻している。そんな喧騒を横目にひたすらに肩を湯に沈める。
中伊勢温泉郷の「湯めぐり手形」は8か所の温泉を半年でまわって2,000円。お得だと思うが、『清少納言』での対応は到底このイベントに参加しているとは思えないやる気のなさ。いっぽう、今日の『湯のせ』や一志の『やすらぎの湯』のほうが遥かに接客態度がいい。なんでやろね。
帰りに『酔多話』で定食を食べて塾に戻る。『酔多話』については内山さん(想学館館長)がブログに綴っている。気に入ってくれてありがたい。
塾に戻ると金髪のお嬢ちゃんが勉強している。そして中2の洋佑も・・・。
明日の東中の2年は敬語がポイントになる。奥さんに頼む。中1は理科のガスバーナーか・・・。中3は・・・そりゃすべてがポイントだ。
中1の稜大がやって来た。
昨夜、諦めてたら・・・来てくれた。
午前6時過ぎ・・・未流来(25期生・北海道大学医学部1年)は今頃、セントレアに向かう伊勢湾上か。
「今日は2講目から出席したいけど、ちょっと間に合いませんねえ」って言ってたっけ。
塾では学生服を着た樹生也と郁弥が勉強している。そして高校生の部屋では晶穂(津東3年)も・・・。
明日から7月だ。
昨夜から連綿と続いた一日が終わろうとしている。
全面戦争ごっこ、あるいは甲子園予選などと揶揄してきた内申がずたずたの中3の期末試験、大票田の東中が明日から始まる。今まで本格的に勉強をした経験がなかった・・・真面目に練習に取り組まなかった生徒たちの中間試験に続く第二戦だ。
徹夜はしたが修学旅行気分かなと思いきや、そうでもない一面も覗かせた。意外性がある・・・チームとして伸びるかもしれない。しかし重箱の隅をつつくような忍耐力からは無縁な気もする。つまりは現行の三重県公立入試のルール・・・内申基準を考慮すると不向きなプレーヤーたちともいえる。しかし、このメンバーで9か月と10日併走することになる。
そうなのだ、あと9か月と10日だ。そして明後日からのひと月、とことん英語で潰してやる。進学校では50点配点の英語の平均は40点を越える。つまり英語が苦手だと、ここ三重県では致命的に不利なわけだ。その英語の攻略をこれからのひと月に賭ける。
育伸社の小野君。
内山さんからは、小野さんにきちんと対応していただいて・・・と感謝のメールを頂きました。ありがとう。その気配りに感謝して「高校シリウス英文法Ⅰ」を12冊購入してあげる。ウチの中3の7月の風物詩「英語で潰される」で使用するつもり。できたら早く送ってね。
未流来(みるく・25期生・北海道大学医学部1年)は塾に来なかった・・・へこむ。昨日のあのタイミングで岡林(4期生・JMU)やったからね。なんとか今秋、「北海道れいめい会」開催を目指すつもり。
明日はどこかの温泉で肩を湯治する。午後にはなんとか戻ります。
中3たちが帰っていく。