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『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

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7月31日

2006年07月31日 11時05分18秒 | Weblog

昨日の叔母の墓参り、れいとめいは欠席。
れいは全国統一模試の2日目、そしてめいは森下の授業。
どうしても連れていきたかった。
娘たちは、父親が勝負事の神様以外の一切を信じないことをよく知っている。
しかしそんな鉄面皮の父親にも弱点があるということを・・・。

何がしかの感情、昨夜の深夜2時、ほんとうに久しぶりにれいとめいを連れて外に出た。おんぼろエスティマが滞りなく走ることが条件だった。
『すき屋』で夜食をとった。
「こんな時間でもお客さんがいるんや」とは娘たちのありふれたコメント。
こんな時間が俺の得意とする時間であり、かつて俺の空想では娘たちの時間にもなるはずだった。娘たちを伴い、夜の街に出没する俺達の未来を楽しみにしていたのだ。
それなのに・・・情けない父親がここにいた。

娘たちはミニセットを頼んだ。かつて周りを驚愕させた娘たちの食欲もまた姿を消していた。
この夏、少し大人になった二人を連れて俺が愛してやまなかった叔母のお墓参りに行こうと考えている。


昨日、吹奏楽の大会が終わったこともあってか、ここ数日に比べると人口密度は上がる。
歴史の一問一答は天皇の神格化が始まる白鳳期からスタート。
しかしこのエリア、中2と中3にかかわらずほとんどが苦手なよう。来週から盆にかけて明治以降の現代史を教える予定が、この状態だと1週間ほどずれこんでいくかな。
数学は依然として反比例や立体図形で泣いている生徒が多い。
理科は今日から化学分野を少しばかり・・・でも悲惨。えらいこってっせ。
こんな面々のほとんどが津高をめぐる勝負となる。
過酷な夏・・・その実感、その覚悟がなくっちゃ厳しいねえ。

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7月30日

2006年07月30日 19時53分59秒 | Weblog

昨夜のゲストは大森の兄貴(11期生)と佳子(14期生)。

大森は9月から2年間ほどを成田で過ごすとのこと。成田からだと住友電装の八千代工場が車で1時間ほど、八千代工場には大森と同期の宮口がいる。つまりは週末の憩い、むくつけき体育会系純粋培養の男どもが集うことになる。

佳子はあすか同様、卒業までのラスト半年がスタート。まずは卒論、そして最後の実習、その合間を縫うように国家試験の勉強・・・。しかし引き手あまたの就職募集、同級生たちが今就職活動で大変なことを思えば気が楽やん。肩の力を抜いてラスト半年のルーティーンに取り組めば自ずから将来が見えてくるはず。


今日は2年前に癌で亡くなった叔母の命日。
親父とお袋、奥さんと末娘のあいを連れて岡崎へ向かう。
行きしな、なぜか冷房が効かなくなる。
そして帰りしなは生暖かい風すらも止まってしまう。
森下に連絡、子細を説明。「突然エンジンが止まることってあるかな」「車は走るために作ってあるから、エンジンが止まるのは最後やな」
伊勢自動車道で反対車線で事故、芸濃から久居あたりまで渋滞している。窓を開けながらおんぼろエスティマを駆る俺と奥さん、その渋滞を眺めながら少しばかり心に風が吹く。

塾に戻ってすぐスラム街のベッドで沈没。
森下がおんぼろエスティマに乗って状況把握、すかさず修理工場の二代目の兄貴と連絡を取って相談している。それを聞きながら夢の中へ・・・。
目覚めたら中3の姿はない。里恵(7期生)と谷(6期生)が話している。
里恵は親父さんと午後8時までには帰るとの約束を果たすために帰り、残った谷と話していると塾の説明を聞きたいとお客さんが来られる。
それまで覚醒していなかった俺だったが、否応なく日常に引き戻される。


2年前に亡くなった叔母がいなかったら俺はこの仕事を生業にはしていない・・・それだけは声を大にして言える。
実の両親の精神を逆なでするような生き方をしていた俺を、いつだって暖かく見守っていてくれた。
いつかは健ニ君にしかできない仕事にめぐり合うことがきっとできる・・・俺の母親の愚痴を何度も聞かされていただろうに、いつだって俺を励ましてくれた。
俺は捨て鉢な気分になるといつだって岡崎を目指した。

子供が成長する過程に、無上の愛(キリスト教ではアガペーと言うんだっけ)で包み込んでくれる大人の存在は必要不可欠だと思う。
ことにこんな時代だ。生きるという行為において範を示せる大人の存在は絶対に必要である。
できることならあの頃の叔母のように、俺はウチの塾の生徒達と触れ合いたいと願っている。それが俺なりの叔母に対する供養である。

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7月29日

2006年07月29日 02時10分08秒 | Weblog

甚ちゃんからSOS! 津新町午前0時10分のランデブー。
今夜は同僚と名古屋ドームへ中日-巨人戦観戦ツアーだとか。
俺は晃平に説教していたので10分ほど遅刻のエスティマ・イン。
彼女ネタを振ってはみるものの、結局はアキラの話に終始する。
今、午前2時・・・甚ちゃんは隣で眠りこけている。
そしてアキラもまた、久しぶりに場所を気にせずに眠りこけていることだろう。
しかし、昨日の結果をどう斟酌しようとも所詮は観戦記事の域を出ない。
とりあえずは点棒を配ってはおくべきだろう。

いつしか甚ちゃん真ん中の部屋でダウン。俺は異常なほどの直射日光に晒され、さりげなく家に撤収。
午後1時30分、閑散としたなかで夏季講習を始める。
今日は土曜日、ダイキは野球、当然飛鳥も野球、啓介はレスリングか。久保や女の子たちは吹奏楽の県大会が明日に控えているために休み。
昨夜説教したはずの晃平の姿はない・・・いやはや。

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7月28日

2006年07月28日 10時17分18秒 | Weblog

あと数時間もすればアキラのオーラスが始まる。
数日前、なぜか集合時刻が変更となった。これもまたオーラスゆえに「何かあるんじゃないか」との疑心暗鬼をあおることになる。
しかし、すでにサイは振られている。
「自分から場を管理しようとは考えずに、ただ粛々と相手の言葉を受け続ける・・・これだけを伝えたかった」とは昨夜登場の甚ちゃん。
俺はなりふり構わずでもいいんじゃないかとも思う。
ここは経験者の甚ちゃんと素人の意見の違いなんだろうが、少なくとも言えること・・・当初は持ち前の気の弱さから面接に対して必要以上に恐れていたはずのアキラが、ここにきて「圧迫、どこからでもかかってきなさい!」と見得を切れるようになった。
その成長がうれしい。

高校野球も今日が決勝戦。
三重高校VS松阪工業が激突する。
前評判の宇治山田商業や久居農林はいつしか姿を消した。そして俺のプッシュする三重高と日生第二はともに準決勝までは勝ち上がった。
今大会はほぼ予想ドンピシャで、塾の内外から「なんで分かったん」との質問。
三重高に関してはOBの竹中の春先の情報、「先生、今年のチームは俺達の学年と似てるよ。今はまだまだやけど夏までは仕上がってくるよ」 この情報だけで馬券を買ったわけだ。
竹中たちのチームが、最後に甲子園出場を果たしたチーム。あのチームを率いていたU先生が今春から校長先生に就任。今日勝ったらU先生、感慨無量やろね。
そして日生第二は江の川を含め異なった三高を甲子園に出場させた優勝請負人の楠井監督がそろそろ本領発揮かとの期待だけで馬券を買ったわけだ。

小学生には中1の正負の数の計算。
今まで教えてきた足し算引き算に掛け算割り算を混ぜてみる。まだまだ雰囲気で解いている生徒が多い。規則にのっとって解く・・・この簡単なことがなんと難しいことか。

三重高VS松阪工業の決勝戦は三重高の優勝で落着するんじゃないか・・・悠志とれいの英語を終え、世界地図の白地図求めて津市内を走り回るおんぼろエスティマのなかでラジオを聴きながらそう思う。

三重高が優勝。
11年ぶりの優勝である。
11年前・・・7期生の竹中が高3の時に甲子園出場を果たして以来の快挙だ。
これであすかのお母さんは「寄付金の請求が来るやろな」と嘆くだろう。それは隼人の親父さんとて同じことだろう。
ちなみに甚ちゃんの職場では「ここ数年の三重県予選を見ていると、伊勢高に勝ったチームが優勝している。となると今年は三重高か」という予想が流布していたそうな。なるほど、そういやそうだ。

前期試験が終わった沙耶加が2週間ぶりに姿を見せる。しかし沙耶加の生徒たる郁の姿はない。またぞろ数学の知識の螺旋が切れ始める頃合いだ、やっかいやな・・・。
郁が来ないので、健斗のす羽学を頼む。健斗の数学の宿題、半分ほど終わっているらしいが・・・。沙耶加に頼んで高校生の部屋に行かせるとすぐに戻ってくる。「健斗君、今のところは分かるって」 そんなはずがないのだが・・・。

晃平の今日の数学、芳しくない。ゆえに沙耶加にワンポイントリリーフを頼む。
その後で再び健斗の様子を見に行かせると、今度は他の教科をやっているそうな・・・。状況はまったく変わっていない。

徳武(三重大学医学部5年)が姿を見せ、沙耶加が挨拶してもしばし唖然・・・沙耶加が思い切ったショートヘアにしたからだ。「・・・分からんかったわ」 横合いから「女は化け物だよ」
その徳武、8月に入ってすぐ西日本医学部体育大会(西医体)が始まる。
「今年は去年い比べると弱いんですけど今は勢いがあるんで行けるとこまで突っ走りたいんですけどね」「そういや松代高校の発出場が決まったやん」「僕の行ってた高校の近くにあってよく練習試合やってたんですけどね」「その頃から強かったんか」「いやあ、いっつも勝ってましたけどね。今年はうちの高校はダメでしたけど」「じゃあ西医体のほうで頑張ってや」「なんとか」



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7月27日

2006年07月27日 10時36分39秒 | Weblog

午前9時10分、アキラを久居駅まで送る。
久居から名古屋へ。そして名古屋から11時発の高速バスで福井へ。福井到着は午後1時30分あたり。
車を高速で飛ばせば2時間半もあれば福井まで行ける。その意味では歯痒いが時期が時期だけに仕方がない。
久居駅から戻ると小学生がいて、午後10時にはいつものように悠志がやって来てはセンター英語を解き始める。今日は1990年度本試験の6番、サルの話だ。

小学生がホワイトボードに残された昨日の授業の名残を見つめている。
テーマは「なぜイスラエルはヨルダンを攻めるのか」
ユダヤ教徒のイスラエル人にとってもイスラム教徒のパレスチナ人にとってもエルサレムが聖地。その聖地エルサレムを2000年にわたって流浪してきたユダヤ人に、戦争に従軍する代わりにイスラエルの土地を与えるとのお墨付きを与えたのはイギリスだった。しかしイスラエルには前々からパレスチナ人が住んでいる。戦争後、嬉々として入植したユダヤ人と先住のパレスチナ人との間に争いが起こる。
オイルショックの原因となった中東戦争など、この地域で起こる幾多の戦争がユダヤ人が住むイスラエルVSその他のイスラム教徒のアラブ人国家の対立だった。しかし西南アジアを飲み込むようなイスラム教にあってもイスラム教内部での対立があり、それが事態をいっそう複雑にさせている。多数派であるスンニ派に対し、少数派のシーア派はイランやシリアで根強い勢力を保ち、ヨルダン南部にはその影響を受けたヒズボラという勢力が駐屯し、このヒズボラとイスラエルとの間でここひと月ほど戦争が始まっている。昨日エスラエルの攻撃で国連監視施設が爆撃を受け、4人の平和維持要員が亡くなったことで、イスラエルを擁護するアメリカに対する風当たりが世界規模的に強くなっていくはず。
「なぜイスラエルはヨルダンを攻めるのか」・・・この問いに対する説明には膨大なる時間が必要であることが昨日中1と中3に教えてみて分かった。
そして今日、ワールドカップ以降個人差はあれども地理に興味を示してきた小学生がホワイトボードをじっと眺めている。それなりの効果は出たか、そう一人ごちる・・・。

今日の高校野球の第一戦は三重VS宇治山田商業。
下馬評では宇治山田商業だが俺は三重高に賭ける。そして第二戦は日生第二VS松阪工業、これは日生第二が勝つ。
果たして・・・。


授業の合間に航行野球の結果を追う。
三重高が勝ったときは鼻高々だったが、日生第二が松阪工業に逆転されるや意気消沈。
今日の昼間の授業では中1の理科の1分野、圧力と密度と地震の計算問題。さらに一次関数のダイアグラムと媒介変数の問題。締めは青森県の公立入試問題の社会の歴史。

甚ちゃんが会社帰りに塾に寄る。
どうしても週間塾内ニュースみたいなノリで話をしているところで、たった今ネタに上がった健斗が登場。さっそく甚ちゃんの説教が始まる。
まあ、厳しい味付けではなく愛というソースでくるんだ一品?
「少しでも僕とかかわった人には最後まで頑張ってほしいですね」とは説教後のコメント、アキラのことといい、健斗のことといい、微に入り細に入りありがたい。

そのアキラに電話。
「明日の試験が終わったらさ、お見舞いにいけよ」「どこへですか」「親父の話やと、H市の市長ってオマエさんの高校の同級生の親父やろ」「ええ」「だからさ、可能性のある限りネタは振っとかな。聞けばH市の選挙では息子のほうから頼まれたんだろう」「まあ」「じゃあ、息子に連絡取ってぶらっと行ってみれば」「そんなことやっていいんですか」「いいやん、単なる見舞いや」

アキラの今はマージャンでいうならオーラスのサイが振られた一瞬だ。
トップを取れれば抜けることができる。しかし取れないなら取れないで次の局がある。
次の局のための打ち方、打ちまわしも当然にしてある。

慎太郎の数学が休みとか、後で聞いた俺は慌てて高1にセンター試験英語の6番をぶつけてみる。1990年本試験、サルの話。果たしてどうなることやら。

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1992.10.27ケーキ投げ大会!