中学3年生 2人(月謝37,000円)
高校1年生 4人(月謝35,000円)
高校2年生 3人(月謝35,000円)
高校3年生 0人(国公立受験月謝52,000円・私立受験月謝47,000円)
浪人は高校3年生と同じですが、高校3年間をウチの塾生として過ごした生徒は、月10,000円です。
【大学進学実績 】
入塾を希望される場合は電話かメールでご連絡ください。
2週間ほどの体験期間を設けてありますから、ご連絡の際にその期間を相談することになります。
【今年度の広告】
れいめい塾の雰囲気を知っていただくには、塾生・OBOGが寄せてくれた作文で構成されたチラシが一番だと思います。もしよかったら以下のリンクからお読みください
海斗(29期生・『 focus rag 』)がやってきた。
今春、昴高校に進学した弟のデビュー戦が20日に決まった。そのために「東京れいめい会」には出席できなくなった。実は海斗は「東京れいめい会」の隠し玉、年寄り連中に一泡吹かせてやろうと俺が仕組んできた逸材だった。
海斗は学生時代から古着屋を経営したいと言っていた。一過性の憧れかと捨て置いてあったが、ウチで過ごす浪人時代に熱っぽく語る古着の世界、自分が惚れた古着をお客さんに買ってもらう至福感など、英単語の諮問試験が終わった時などに嬉しそうに話してくれた。いつしか当初の志望大学・関西四私大から首都圏の大学。明治を本命に据えて滑り止めを駒澤・・・結局は駒沢大学に進学。
大学生は雇わなかった吉祥寺のとある古着屋は海斗の熱意にほだされたのか、特例として雇ってくれた。さらには新橋の居酒屋でもバイトを掛け持ちし、そのバイト料は全て服や靴・帽子につぎ込まれた。
今、千歳烏山で同棲しているらしいが、2部屋のうち1部屋は海斗が買い込んだもので溢れているとか、「どれくらいため込んだんや」「・・・アイテムとして2000くらいですかね」「それだけで店を開けるな」「じゅうぶんに」
大学進学後は『
focus rag 』へ就職、古着の卸で全国の古着屋が足を運ぶような店。バイヤーとしてアメリカ合衆国に行くのが海斗の夢の一つだったが、今年すでに2度行ったらしい。先輩に連れられての旅は飛行機を乗り継ぎ、レンタカーで周る旅。カードが使えない店もあり、かなりの現金を持ち歩く。現金や購入した高価な品物を運ぶ手間から、駐車場からすぐに部屋に入れるモーテルを探す。「でも1階の部屋は汚いんですよ。ペットを連れて旅行する人も1階を選ぶ。そのペットの糞や汚れが染みついている」
今年はあと2回、先輩とアメリカを周って、来年からは海斗一人で周ることになるらしい。「来年のれいめい会は僕の出張の時期を避けて開催してくださいよ」と海斗。
ウチで浪人生活を送り、俺と話すなかで自分の夢を可視化していった。「でも、今の生活は限りなくブラックですよ。よく先生言ってましたね、『俺の仕事は限りなくブラックだ。でも好きでブラックをやってる。人から言われる筋合いはない、大きなお世話だ』って。今の僕もそうですよ、限りなくブラックだけど、好きでやってる。こんな生活が楽しい」 憧れだけでなく、その仕事の負の部分の可視化もどうやらウチの塾でできたらしい。「就職では、ほとんどの学生は夢を語るが、その夢に殉じている学生は極めて少ない。結局は給料や福利厚生など、若者らしくない大人の事情で企業を決めていく。そんな学生たちとオマエは一線を画している。『ハイハイハイ、僕の業会はブラックです、でも好きでブラックでやってます。夢を叶えるためのブラック、おおいに楽しんでやってます』って開き直れよ」「ハハハ、そう開き直れたらいいんですけどね、やはり辛い時なんかあって、そんな時には塾を思い出すんですよ。冬の寒い時期に眠らないために、あえて塾の廊下に出ては英単語を覚えてたりしてたあの頃・・・あれに比べたら今のほうが楽やって、そう自分に言い聞かせてますよ」 ・・・俺にとっては、ちょっと複雑なコメントやな。
この笑顔と来年の「東京れいめい会」で再会したい。