『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

地雷を踏まないようにほふく前進が続く

2013年06月25日 22時48分26秒 | 塾の風景

高1が俺の英語の試験を始めている・・・当たり前だ、あそこまで言われて何とも感じないようなら、受験生はやめたほうがいい。ただ、俺はというと中2に国文法を教えたりでそこそこ多忙。さつき(21期生・名城大学人間学科4年)が諮問試験を担当してくれる。

和(のどか)とは少し話した。ウチの塾でなら由梨香(名古屋市立大学工学芸術学部2年)と有里奈(津高3年)の系列上にある・・・つまりは俺が苦手な系譜・・・反応が直に返ってこないのだ。ただ、前向きな話し合いだったと思っている・・・のは俺だけかもしれないが。

その苦手な系譜上に屹立する有里奈とも数日前に話した。大西君(研究者)との話し合いのなか、文系か理系で揺れたと聞いたからだ。確かに国語の偏差値が70近く、文系っぽい資質もあり、選択肢としてはある。ただ、そうなるとセンター試験レベルの国語なら170点辺りを叩いてくるだろうが、二次の記述となると遅くとも夏休みから準備をする必要がある。つまりは文系への未練を断ち切る、あるいは文転なら一日も早く・・・その緊急たる二択ゆえに、慌てつつも受験生特有の地雷を踏まないように話したわけだ。

結論はあくまで理系・・・まず一つクリア。ただセンター物理ならともかく、物理Ⅱまでが遠い、不安がある。ここで新たな選択肢が二次の理科1教科の学部選択。このシフトで問題となるのが、あくまで工学部バイオ系(名古屋大学)で突っ張るか、あるいは薬学部などの理科1教科の新たな局面へと目を向けるのかどうか・・・当然そこには下宿ができるのかなど、素の学力や適正な教科選択以外の要因が出てくるわけで・・・これ以上の決断を急かすのは早急過ぎる。つまるところは本人の気持ちの醸造待ちとなる。

 

鳥人間、和の物理の質問をしのぎ帰宅の途・・・じゃなく、大学の研究室への途につく。ここ最近は塾から研究室への直帰が続いている。そんな多忙な生活のなかに『鳥人間コンテスト』出場のためのグライダー制作が加わる。たぶん、勇太にとり今年の夏は生涯忘れられない夏になるはず・・・うらやましい。

午後9時半から大西君の漢文の授業・・・俺は真ん中の部屋を追い出されて塾内漂浪の徒となる。

さて一志中の中3の歴史の範囲は広い。明治時代の始めから世界恐慌までだ。ところが東中の2年の歴史の範囲が市民革命から明治時代の文明開化まで。学年は中3と中2と違うが明治時代初頭では重なっている。つまり、東中2年が一志中3年に追いついたかのような状況・・・2年が3年に追いつくなんて、俺が塾を始めてから28年、記憶にない・・・ええんかね。一志中の社会の先生、「7月中には歴史を終わる」とのコメント・・・となると公民の教科書一冊、冬休みを除くと9月から1月までの4か月半で終えるわけだ。記述問題全盛の三重県公立入試にあり、今年の3月の入試では数学に次いで平均点が低かった社会だ・・・このカリキュラム、ちょっとひどくない?

 

午後11時前になり、波瀬の兄チャンが帰る。なかなか粘るやん。そして中1の郁弥が帰っていく・・・これまた新しい風景だ。 

そして大西君から連絡・・・「すんません、また彼女たちにきついことを言ってしまって・・・」 「仕方がないさ、合格させるためや」 「確かにそうなんですけどね、・・・今日の授業でやった問題なんですがね、僕の解説時間が2年前の香保(22期生・浪人)と大典(21期生・愛知大学法学部2年)の時が30分、そして去年の敬太(24期生・琉球大学工学部1年)や真央(24期生・名古屋工業大学1年)が55分、そして今日が100分・・・」 「やはり覚えてないことが大きいかな」 「ええ、大きいですね」 

センター試験まで、あと7か月を切っている。

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やっぱ軽いのが魅力か

2013年06月25日 20時07分42秒 | 塾の風景

さつき(21期生・名城大学人間学科4年)がやってくる。開口一番、「よかったね」 竜太(18期生・立命館大学文学部人間学科4年)の内定ネタだ。ともに就職活動に勤しんだ戦友めいた感覚か。「ああ、ほんまによかった。飲食業とはいえ、***はよくあるブラック企業がらみの噂話はあまり聞こえてこないしな」 「残るは啓介か」 「まあな、それ以外にも油木(国士舘大学4年)や大暉(至学館大学4年)や真利子(立命館大学4年)がおるけど、今じゃ付き合いがないからねえ」  さつきが苦笑している。

 

今日の鳥人間こと勇太(三重大学工学部機械工4年)の授業は試験前とあり休み。ただ、前期後期の津高は前期中間が終わっていることから津高の生徒のみ授業。あとの高校は質問受けになる。

ちなみに勇太は俺の母親の妹の孫だ・・・つまりは俺の従兄弟の子ども、ややこしい。この勇太が読売テレビの『鳥人間コンテスト』に出場する。三重大学のサークルとしての参加で、去年に続き2回目のエントリー。予選は通過したが、大会の前日の7月26日に最終チェックが待っている。そこで許可が出れば翌日の本選に出場となる。

『鳥人間コンテスト』・・・娘のあい(23期生・三重大学教育学部2年)は大学の友達連れもって応援に行くらしい。俺も行きたいのはやまやまだが・・・夏期講習の時期、たぶん無理やろねえ。ただ、ご祝儀に勇太には1万円ながら塾としてカンパするつもりだ。

 

たまたま各中学の期末とぶつかっている。明日から東中、明後日からは附属と一志中が始まる。勇太の休講、座る場所の確保という点からはありがたい。さつきが座る場所を指示していく。

昨夜姿を見せなかった星河(せいが)が問題集を選んでいる。「英語以外の4教科で85点、英語が80点・・・これで420点や」と横に忍びよった俺。星河、うつむきながら「頑張ります」 「アカンアカン、最近の若い奴らの頑張りますなんて信じてへんねん。必ず取れ」

万純に西橋内と東と白山の去年の1学期期末試験を渡す。「この試験を眺めながら、今回の要素が何かを考えろ」

馨五の横に窮屈そうに波瀬の兄チャンが座った。馨五に久居中の過去の試験を渡して「ミス0で行け」とハッパをかける。

さあて、鳥人間がやって来た。

 

クリックのほう、ほんまにほんまに頼んます。

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紆余曲折の末に内定

2013年06月25日 17時06分20秒 | 塾の風景

午後3時に人也がやって来る。明日が期末試験の最後・・・最大ネックの英語が控えている。

中1の郁弥がやって来る。なかなか早い登場だ、思わず微笑んじまう。そして亮、さらに智照・・・明日から始まる。郁弥には技術からさせる。ついつい脇の4教科、手抜きが癖になっても困る。まずは技術、それが終わってから英語だ。

小6の稜大がやって来る。今日はあんまり相手してやれへんけど・・・中1の文字式をさせてみる。

真喜子(久居高校3年)がやって来て諮問試験。これは英単語ではなく英文法。大典(21期生・愛知大学法学部2年)から言われたようで、センター英語の授業で俺が説明したことを、そのまま逆にして俺に説明する。ボトムアップだ、効果はある。俺がめんどくさいだけだ。そこへ竜太(18期生・立命館大学文学部4年)から携帯イン・・・時節柄・・・「先生、全て終了しました」 「で、内定は?」 「以前から言ってた***から頂きました」 「・・・そうか、良かったな」 「やっとです」 「じゃあ、早速やけどさ」 「はい」 「7月9日に岡山へ行く予定や。オマエも来いや」 「分かりました」 「岡山の大輔と平は二人とも地理や、助けてやってくれ」 「はい」 「でな、ホテル代はオマエ持ち。バイトしてるから、それくらい持てや。その代わりに飲み代はこっち持ち。内定祝いや、パアっとやろや」 「ありがとうございます」 「山科駅でピックアップや、詳細は後日」 「了解しました」

とりあえずは今年度の就職終了・・・って言いたいけど、最大危険牌の啓介(拓殖大学4年)が残っとるがな。

和(松阪高校1年)がセーラー服姿でやって来る。久居駅に着いたら電話しろと再三再四言ってきた。あげく先週なんぞ、雨が激しい日に久居駅から塾に送るだけにお母さんを呼び寄せた前科を持つ。「電話しろって言っただろ」と俺。「今日は歩きたい気分だったから・・・」 女の子の気持ちを理解する気概、どこかの雀荘に置き忘れてきたよ。

 

竜太、良かったな。

で、内定企業だが・・・曹操孟徳の幼名だ。

 

 

コメント (3)
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それでも新しい風景がポツリポツリと

2013年06月25日 14時23分49秒 | 塾の風景

「先生、明日から塾に泊まっていいですか・・・今週一杯」と高2のお嬢。「なんで」と俺。「私って家に帰るとダメな子になるんです、全くやる気がなくなっちゃう・・・」 「でも、ご両親の意見は?」 「ええ、伝えました。むしろ勧められてます」 「・・・そうか、まあそれなら」

・・・ということで昨夜からお嬢が泊まり込み。高校生の部屋に誰もいなくなったら中学生のほうへ来るようにと指示した・・・一人だと緊張感がなくなる、睡魔にコールド負けは見えている。といって、その段階で俺が寝ているとの可能性も十二分にあるわけだが・・・。

昨夜の中学生のラストは中1・・・日付が変わる直前だっけ。時間も時間、自転車は塾に置いておいて俺が送って行った。駐車場で俺に怒られた片割れ・・・自分なりの理を通したのか、中1ながら最後まで残った。ところが中2のほうは英語の塾があるとかで途中で離脱。英語の塾の後で再び塾に来るかどうかが俄然興味があったがそれっきり・・・まだまだ男気はないようで、男気予選なら一回戦敗退ね。

 

お嬢が来るまでは2003年度追試の英単語を打ち込む。そして午前2時、お嬢やって来ては勉強を始める・・・それを眺めながら、眠らずによく頑張った自分に対するご褒美、『岳飛伝』(北方謙三)の五巻を読み始める。

午前3時、「じゃあ先生、お先に」と真ん中の部屋へ。俺は『岳飛伝』を終えて、ポプラ社のジュニア版古典文学「川柳・狂歌」を何度目かの挑戦。この本の作者、吉井善三郎は奥さんの親父さん・・・頼りない娘婿にすれば敷居が高い本なのだ。

 

ともかく、怒ることもあれば、それとは逆に想定外の驚きや喜びがある。これもまた毎年のように訪れる1学期の風景か・・・。

午前8時前にスラムで目覚める・・・しまった。真ん中の部屋を覗くと・・・いない。ちゃんと高校へ行ったかどうか、それが気懸かり。

久しぶりにモーニング・・・こんなとこにもあった久居のモーニング。『ぎゅーとら』内にある『ラ・ミシェット』 娘のれい(18期生・某高校講師)が10年前に職業体験をさせてもらったパン屋さん。

クロワッサンが3個・・・嬉しいけど、これを2個にしてミニサラダがあれば完璧なんやけどな。で、値段は390円。時間帯は『ぎゅーとら』開店の10時から12時まで。

 

クリックでの激励、ほんまに力になります。頼んます。

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ラスマイ

2013年06月25日 12時03分58秒 | Weblog

久居のモーニング、木造の華が最後かと思ったが、ぎゅうとらの中にあったわけで…ラ・ミシェットさん。

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