お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
来週から津高が試験だ・・・ウチの塾の最終週・・・第四週となる。
思えば中間期末でも3学期制もあれば前期後期の2学期制もある。昔と違って、今は試験が矢継ぎ早に来る・・・1年中試験が続く感じだ。
久しぶりに信利(津高1年)と話した。中3の頃はしょっちゅう話していた・・・ゆとり世代は対話が大切、納得しなければ動かない、そんな週刊誌の記事の類は昔っから分かっていた。ここ5年ほどは授業よりも個々との対話に時間を割くようになった。それとともにウチの塾では一斉授業の割合は減り、個々個人の分からないところを中心に小人数で授業をするようになった。
さて、信利・・・信利には津高で生きる術を伝えたつもりだ。生きる術・・・宿題に振り回されるな、ということ。信利は男だから、宿題の手抜きで先生から怒られてもダメージは少ないはず。つまりは前向きな手抜きの奨励である。
これが女の子となると難しい・・・津高に進学するタイプ、中学時代には先生から叱責される経験がなかったタイプだ。ゆえに宿題などの手抜きで怒られると、予想外にダメージが深い。この類は昔っからいて、俺は優等生シンドロームと呼んでいたが・・・。今はそのダメージの振幅、幅が広がったような気がする。そして一線を越えると、所詮自分の全盛期は中学時代で、高校で伸びるほどには伸び代(しろ)がなかったなどと悟った風を装う。
・・・たかだか高校の勉強だ、誰だって時間をかければできるはず。大切なのは自分が今、直視している宿題が自分の将来に何歩近づくかを冷静に判断すること。つまりは高校の出す宿題に対して批判性を持つことなのだ。
高校の先生に怒られることなんぞ大したことではないのだ。怒られたら先生の靴でも鑑賞していればいい。それが謝っている姿勢に見えるはず。
しかしやね・・・当世の高校生、そろそろパワハラとかで高校教師を糾弾する生徒が出てきてもおかしくないよな。
密航者、意外と速い時間・・・午後4時に登場。水曜日の授業でやった2001年度の6番、「全く分からんかった」と言って家に帰ってきました・・・お母さんのコメント。それもあり、再び同じ授業をする。途中で優希(高田文理3年)が来たので、代わりに授業をやってくれと頼むが困ったような笑顔で断固拒否。他人に教えられるようにと、俺の授業を聞き反芻していたら遥かに伸びるのに・・・。
岡山とのスカイプ授業・・・やっと大輔(一浪)が140点を越える。4月以降、120点前後でくすぶっていたがやっとだ。これがきっかけになるといい。
莉穂と茉穂が来た・・・中間試験の返却、点数は上がった。ただ、かけた時間分だけ点数に反映される教科の伸びが今いち。次回が正念場だろうが、修学旅行が入り、実力試験が入り、やっと期末試験という日程。この6月の日程は考えうる最悪な日程。時間数が減ることもあり、進路を早めるのが通例。白山中の場合は数学と英語が他校に比べて遅いから、この2教科から目を離せない。
実力試験は由生の場合と同じ、軽く無視してかかる。力の注ぎ具合のバランスが肝心だ。ここは期末に全てを賭けるつもりでいく。それでも完全にはシカトできないので期末が8に実力試験が2というバランス。
バランスといえば、真喜子(久居高校3年)も言ってたっけ。近々大典(21期生・愛知大学法学部2年)が来るので世界史に3時間ほどかけていたら、大典から世界史は1時間以内に抑えるように言われたとか。古典もまた同様、大西君(研究者)が来る予定だったために助動詞の活用に時間をかけてたら、大西君のほうから助動詞の活用は20分以内にするように言われたとか。大典と大西君がともに言ったこと・・・「今はともかく英語や」
バランス感覚が必要・・・かといって受験生にそれが分かるはずもなく、ここで指導者の器量が試されるわけだ。中3は期末試験を最優先・・・これが鉄則だ。
そうそう、大西君は明日と明後日塾に来る予定でしたが来れなくなりました。高1と古典をすることを楽しみにしてたけどペンディングです。
「猪の倉温泉」・・・湯船と露天風呂と往復しながらなんとか1時間を過ごす・・・記録じゃないか。
昼をどうする・・・そんなことを考えながら塾に戻る。塾を見上げると窓が開いている・・・誰か来ている。『ハモニカ』さんの隣の喫茶店には「近日OPEN」の張り紙。近日っていつや。
『ハモニカ』さんでミニバケットを買う・・・130円。ここに奥さんが大阪に行く時に渡してくれたトマトとオニオンスライス・・・プリウスの後部座席にあったのを今しがた気づく。・・・まだまだ大丈夫のはず。そして籠城用にと買い込んであったレトルトのカレー。
やっと完成・・・飯を食いながら由生に尋ねる。「こんな時間になんでおるねん」と俺。「今日は創立記念日です」と由生。「・・・そやったら事前に言っとけば、温泉に行かへんだのに、塾にいたのにな」 「・・・先生」 「なんや」 「中間試験・・・5教科返却されました」 「どやった」 その問いかけには応えず、ぎくしゃくした動作でかばんから試験を取り出す。
5教科総合・・・424点。本人は言わなかったが、あとからお母さんに聞くと424点・・・由生が初めて取った400点代だそうだ。迎えにいらっしゃったお母さんが喜びを身体全体で表してるのに由生、いたって平静・・・。
附属中学は6月17日が実力試験、そして26日から期末試験だ。最も厳しい日程やな・・・「実力試験に力を注がない、注ぐのは期末試験。イメージ的には2対8で期末優先。期末でこけたら、今回の中間試験の成績がふいになる。一番大切なことは期末試験までは極力毎日来ること・・・時間をかけて、予習型のスタイルで早く5教科を終わらせる。そして4教科に力を注ぐことや」
クリックのほう、何卒何卒よろしくお願いします。
今回の試験で最も印象的だったこと・・・東中2年の男子がなかなかに粘ったこと。今日は3人が最後まで勉強していた。この努力が試験結果に反映されることを願っている。
甚ちゃん(6期生相当・県職員)がやって来た。「先生、東京での同窓会、出席できるようになったんで・・・」 なかなかに賑わってきた。
たまたま、れい(18期生・某高校講師)も採用試験の勉強していたので甚ちゃんともども3人して、優希の私立シフトの可能性についての話し合いが始まる。優希は今頃寝ているはずだが、俺たちは彼女の将来をあれやこれやと言いながら夜が往く。
朝、NHKの朝ドラを見に家に・・・帰る。ちょうどめい(18期生・保育園)が車を出すところ。散らかったテレビの前の半畳ほどに横になり、ドラマを見る。あい(23期生・三重大学教育学部2年)が2講目からだとか、それもあり朝食をつくってくれる。
ありがたくいただく。あいが出ていくと家の中は静かになる。しばらくするとれい(18期生・某高校講師)が部屋から出てくる。昼飯を食べようかと誘うが、今週末に東京に行くとかで、そのための買い物があるとか・・・。
塾生の保護者の方からいただいた『猪の倉温泉』の入浴券がある。プリウスを走らせる。