まるで時空のねじれみたいなものがあって、それに飲み込まれそうになる自分を感じている。
普通だと思っている自分が、そのねじれの向こう側の自分を見ると歪んでいる。
一週間ほど前から始まった歪みは、さらに加速度を増す。
昨日はなんとか踏みとどまったか・・・。しかし昨日の夜となり、新たなるベクトルから新たなる歪みが出現する。
大将のお客さんたちが阪神の選手に負けじとビールかけをやらかしている。それを眺めていてもちっとも平和な気分になれない。時空のねじれに押しつぶされそうになる。
今の俺にできること。昨日の琵琶湖一人旅に引き続き、今日は奥さんと鳥羽までランデブー。しかし歪みは依然としてあるがままで存在している。
森下情報・・・。
大西君は昨日の優勝決定戦のプラチナチケットも用意周到に入手、単独で甲子園に乗り込んだという。
午前1時半頃、大西君から森下に電話があり、梅田まで戻ったけど阪神優勝に狂喜乱舞するオッサンたちとともに夜を明かすとの内容。
森下曰く、「あの身体じゃ、冗談なく死ぬんじゃないかな」
死ぬのは冗談だとしても、あの疲れきった身体で朝まで優勝の余韻に浸るなんざ、数日間は社会復帰でできるはずもなし。こりゃ明日の土曜日の塾の授業は休講になる雲行きやん。