『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

また、やっちまった

2013年06月24日 21時31分52秒 | 塾の風景

今日は地元の中学が休み・・・昨日の参観日の振りかえ休日だ。朝から来ていた、起きると数人が勉強している・・・中2と中1だ。やる気は買える、最近はよくなってきた。ところが長時間に及ぶと外に出ていく時間が長くなる。ウチの塾は自習時については基本的に各自に任せる。それが度重なるといらつく、そして怒る。

ただ、外に出るのが頻繁であっても成績が上がるようなら許した。健人(松阪高校3年)がそうだった。たぶん、気分転換となっていたのかもしれない。成績が上がれば怒ることはないわけで、そのままするに任せた。

さて中2だが・・・今んところ仕上がりがいい。ところが昨日と今日は最後の詰めを欠くかのテンションの低さ。星河(せいが)が外に出るのを横目で見てた郁弥が後からでていく。しばらくしても戻ってこない。15分経過・・・仕方なく下に降りる。駐車場の自転車置き場で二人、しゃべっているのを見つけて近づき怒る。怒号は165号線の車の騒音にかき消される・・・わけもなく、1階の新聞屋のおっちゃんや、美容室のマッツン(7期生)が何事かと顔をのぞかせる。まあ、マッツンはいいよ、昔は俺からドツかれていたクチだ。ところが不特定多数の人々の視線が背中に突き刺さるのを感じる。

・・・はあ~、またやっちゃった。ウチの塾に対するバイアスがさらに色濃くなる。

星河が中間試験をうまくしのいだ。学年順位も半分以下にしてきた。ところがすぐに図に乗る・・・サッカーでなら、いい試合をしても翌週の試合で台無しの状態。素質はあるが、今のままじゃいつまでたってもベスト16止まり・・・詰めが甘いのだ。そんな甘さの糸を下級生に紡いでもらっては困るのだ。

駐車場での怒号は3階の教室にまで聞こえたのか、教室に戻ると空気が冷え切っている・・・そんななかで亮、寝ている。これにはついつい微笑んじまう。

 

人也が今しがた帰った。西橋内は今日から試験が始まっている。まあ、昨日のぬるさに比べれば今日は少しはマシか。それでも詰めが甘いことは変わらない。

有紀に国文法を教える。今イチの出来で、まずは知識の確認。さらに未然形の「ら抜き」がらみで「れる」「られる」「せる」「させる」に踏み込み、連用形では接続助詞の「て」と「たい」「たがる」に踏み込む。なにせ附属だ、トリッキーな問題に備えなければならない。

 

今夜は勉チャン(学習塾『ANS』経営)は休み。自塾の生徒さんの試験対策だろう。高3のほうは山崎(24期生・三重大学医学部1年)が授業。

波瀬の兄チャンやって来る。やっと宿題が終わったようで、俺の手作り・・・といっても計算用紙に書き散らした数学の問題を何問か・・・分からないのは少数部分と整数部分の問題。真ん中の部屋は授業中、廊下に出て教える。

明後日から東中と附属で試験が始まる。翌日からは一志中だ。こんなささくれ立った気分で期末に臨む・・・勘弁してほしい。またぞろ福井と名張で拍手喝采だろう。

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いつか1位

2013年06月24日 16時04分34秒 | 卒業生

さっきのブログでふと思い出した・・・和司チャン、大阪大学経済学部を2番で卒業した。2番・・・周りは凄いと言うが、「やっぱ1番になって卒業証書を頂きたかったですね」

ところが奇妙な一致、去年の津市・ふるさと検定でも2番・・・120点満点で113点、トップは115点。またぞろの2番。これまた1番の方は新聞記事になったりと喧しいが・・・2番はいっこうにそのおこぼれに与らない。

その和司チャン、毎週土日に開催される「津ふるさと学検定の現地説明会」に皆勤で参加している。今年こそ1番との決意を秘めてだ。この参加が午前9時あたりに現地集合、昼過ぎに現地解散。このこともあり、日本史の授業が午後2時からになったわけだ。

「でさ、そこの参加者って何人くらいなん」 「20人くらいですかね」 「年齢層は?」 「ほとんどは退職された方々ですね」 「じゃあ、あんただけ若人」 「たぶん、飛びぬけて・・・」 「ハハハ、いいねえ。近いうちに、これからの郷土史はオマエに任せる!なんて言われたりしてな」 「まだまだ先、25年以上も先です」 「で、そのなかに去年の津検定のトップはおるんかいな」 「ええ、いらっしゃいますよ」 「おお凄いね、去年の1位に満足することなく飽くなき探求・・・で、出席の頻度は?」 「皆勤ですね」 「そのトップの人はオマエが2位って知ってるの」 「・・・いや、知らないんじゃないかな」 「いいねえいいねえ」 「でも見学会の後も相手の方はじゅうぶん復習できますからね。こっちは社会人だ」 「それに日本史の授業もある」 「ええ。でも、7月と8月は休みなんですよ」 「なんで」 「ガイドさんたちの体調を考慮して」 「なるほど、熱中症か」 「だから7月以降は日本史の授業、通常の午前中にできますけどね」

 

さあて、2位の和司チャン、今年はどうなるか。検定日は10月27日。いっしょに行こうとしていた上越の酒祭、今年もかぶる。まあ、大阪シティマラソンに当たったタワケもいる・・・仕方ないか。

 

這いずりながらも、なんとか前へ進もうとしています。何卒、クリックのほう、お願いします。

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特攻服はめっちゃ高いらしい

2013年06月24日 12時00分12秒 | 塾の風景

過日、岡山駅で特攻服に身を包んだ中学生たち、100名以上がたむろし警官と古来ありがちなスキンシップを図り、ニュースを騒がせたという・・・そのニュースは知らなかったが。

児島という町がある。俺は干拓地を生徒に説明するなかで、有明海と八郎潟とともに幾度となく児島というタームを口にした。2週間前に岡山れいめい塾を訪れた際、憧れの地・・・自分は見たことはないのに授業のなかでさも知っているかのように説明していた地をプリウスで走った。といっても干拓、江戸時代から連綿と続いた事跡。そこにはふつうの田んぼが広がるだけだが・・・。

ちなみに児島湾の干拓地のど真ん中、曽根に立つ『さざなみ』で昼食をとった。

麺を自分でお湯のなかに入れてよく湯を切り、それからダシを水道の蛇口のようなものからこれまた自分で丼に注ぐ。まだまだ慣れない。

奥さんは児島をジーパン製造で知っていた。児島は学生服・ユニフォーム・ジーンズなどの繊維産業で全国に名を馳せている。ところが平に言わせると、「特攻服の全国シェアもぶっちぎりなんですよ」となる。そして、「僕も昔はああだったんです」 岡山駅前での騒動が話題になったときに平はそう言って小さく笑った。

 

いろんな生徒がいる。そんななか、いつしか枠から離れてしまった生徒も多くいる。既成の権威に唾を吐くような生徒もいる。平が見せてくれたスマートフォンの画像、山頂から倉敷の工場群を眺めたスナップだ。「めっちゃきれいやな」 「ええ、ほんまにきれいですよ」 「じゃあ、こんな写真を撮ってた頃は皆でバイク転がしてたんや」 「へへっ、そうですね」と苦笑した。

昨日、和司チャン(8期生・三重銀行)が授業前の時間に平と大輔と話した。ほとんど寝られなかった大輔は奥のほうで憔悴しきっていたが。大阪大学を2番で卒業した和司チャンが、それまでの理系から土壇場で大阪大学の経済学部にシフトしたことを知って興味を示した。「モノづくりにも興味あるんですけど、俺、今まで母チャンにはめっちゃ世話をかけたから親孝行してやりたいんですよ」 経済学部・・・金融・・・金・・・その単純な指向に和司チャンは微笑んでいた。

今回、ウチの塾で過ごした2日間で平の志望はほぼ絞られた。九州や名古屋大学のモノづくり系、大阪大学経済学部、そして国公立薬科大学・・・指向性は節操のないようにも思えるが、そうでもない。全てが苦労をかけた母親に楽をさせてやりたい・・・その一点ではブレがないのだ。

 

平の心の中に潜む受験生の素なものに心を囚われている俺がいる。昔、塾を始めた頃はこんな手合いばかりだった。各中学のヤンチャな連中の巣窟だった。ところがそんな奴に限って塾で徹夜をしてはそのまま学校へ行くなどの暴行、一人がやると負けず嫌いからか皆が始めた。好奇な視線にさらされ、授業中に寝ていても成績は上昇していった。今や、津高の3年間を鼻にピアスを開けて金髪で通い通して北海道大学を攻略した太郎(9期生・東海理化)の伝説を知る者は塾内に誰もいない。

いつしか夢を語るには熱心で饒舌だが、その実践が伴わない、そんな夢想家だけが増殖している今を迎えた。

 

 

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今日の鰻の味、一生忘れない

2013年06月24日 01時19分31秒 | 塾の風景

和司チャンと食べた鰻、岡山一行を見送って時間がないために近場でしのぐ・・・『三谷』だ。

いつも頼む上丼、しかし今日の鰻はせつなかったね。和司チャンの苦渋が見てとれた。本当に申し訳なかった。

 

言い訳が多すぎる。塾の授業の課題ができない言い訳が多すぎる。典型的なゆとり世代・・・自分が課題を処理できないことで、何がしかを言い訳にする。自分以外に原因をつくることで自分を許している。高校の宿題がどうのこうのとか喧(かまびす)しい・・・もう、いいかげん聞き飽きた。

ウチの塾生、中堅管理職の連中もまた同じようなことを言う・・・最近の新入社員は、言い訳が多すぎる。自分ができないことを何かのせいにする。、つまりはこの世代、理にかなう自己主張は良しとの刷り込みはあれど、理にかなう自己主張の仕方を教えてもらえなかったわけだ。

高1も重傷だ・・・中3の時より格段と英語力が落ちている。高校の授業に振り回されて、宿題に振り回されて錆びついてきている。今日の授業でそれがあまりにも鮮やかに見てとれた、残酷すぎるほどにだ・・・。

 

このブログを見て、またぞろ福井と名張で嬌声が上がっているだろ・・・ったく。

玄太(24期生・三重大学医学部1年)が今しがた帰っていった。自分が担当した生徒の実力・・・成績ではない、実力を上げようと前向きな提案をいくつか重ねた、意見を重ねた。今頃は懸念の生徒たち、すでに床についているに違いない。でも、生徒に裏切られても裏切られても、俺たちはそれでも期待する・・・病気やな。

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