自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

乗鞍の顛末(1)

2015-08-30 | Weblog
乗鞍の天気は祈りも通じず、雨であった。夜中中、バラバラとトタン屋根をたたくような音で寝付けなかった。「のりくら教」も、もはやこれまで、多くの信者を失うかと、大いに恐れた。
しかし、翌朝6時半頃、第30回という節目の大会に、役員決定が放送される。「三本滝までの7kmとします。」スタート時間は1時間繰り延べとなった。
乗鞍の山の上は風速15m越えの荒天である。これまでならば、山頂付近の荒天のため中止します、という判断だろうが、節目の30回大会。TV番組やそれを盛り込んだ30回大会記念DVDの発売もされるとあっては、なんとか格好はつけるべき、ということで、宿にいる時には、三本滝まで説を唱えたが、正解であった。
「説」はともかく、降りしきる雨を前に走るべきかは大いに悩んだ。結論としては、大会が開催される以上、また、最後の大会として臨んでいる以上、「走るしかない」だった。
幸い、これからは自転車のほかに、山でも登ろうかとモンベルで買ったゴアテックス製の薄いレインジャケットは極めて快適であったし、嫌な気持になるのを防いでくれた。(レインパンツは山用でなく自転車用を購入(これはゴアテックスではない)していたので、これも下山時には快適であった。)
1時間以上会場で待っていたが、桑名のY氏(やまGさん)とも歓談したり、付近の同クラスの方とお話して時間をつぶす。
やがて、スタート。直前にレインジャケットを脱いで走る。(背中のポケットにも収まるコンパクトさ)最初は抑えて、と思ったが、つい飛び出してしまう。坂にかかると途端に失速するも、マイペース。よく似た速度の人を目標に、今日は短く、勾配も緩やかなので追い込みながら走行。
走りながら、やはり苦しいのと、調子の良い時はこんな速度ではなかったのに、とても出せないな、などと考えながら走る。こういう雨中の走行は呼吸が楽なのであるが、倒れてしまわないかな、と思いながら登る。結局25分42秒で、これまでの良い時の2分程度遅い結果。1割は落ちているというはっきりした結果。しかもフルコースの場合と違ってここへゴールしたので、かなり追い込んでこの結果という有様。

他の戦況は、森本選手、金子選手はそれぞれ優勝。おめでとうございます。光リーダーはクラス5位、借敗なのか近時の調子の反映なのか、クラスの中で細分化スタートのためなのか、いずれにせよ、1000人を超える中での入賞は素晴らしい。新人w氏はクラス4位と初めての乗鞍で才覚を証明した。(表彰式も雨で写真はありません。申し訳ない)
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3 コメント

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Unknown (ちゃじろ~)
2015-08-31 12:30:15
雨の中、お疲れ様でした。
レース満喫されました?
Unknown (どんなべ)
2015-08-31 18:50:58
ちゃじろーさんなら、前夜からDNSを決め込んでいたでしょうから、キャンセルして良かったですよ。コースには川のように流れているところも何か所かあって、サバイバル的雰囲気でした。
ところで、練習復活早くネ!?大丈夫??
Unknown (ちゃじろ~)
2015-09-01 12:37:45
11月の鈴鹿に合わせて、ぼちぼち再開したいですが、来週くらいかな?

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