ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

レジにて

2006-11-16 23:56:01 | Weblog
喪中。
喪中はがきを買いに行く。
喪中はがきといってもいろいろある。
まったく無地であっても、
ネットから図柄がダウンロードでき
それなりのはがきができるらしい。


選んで、レジにもっていく。
50歳代前半だろうか。
店員さんが話しかけてきた。
「今日そのはがきを買ったのは
あなたで二人目よ。
どなたかなくなったのね。
いろいろあるのね」

まあ。。。このぐらいなら
見逃してあげよう。

「その人は悲しくてひどくやせたといっていた。
悲しいわよね」

なんてリアクションすればいいのか
わからない。

父親がなくなって半年以上経つ。
その前も入院が長かったし、
倒れたときの方が大変だったこともあり、
葬儀のときも泣けなかった。
まして、葬儀から半年以上たてば。。。。
悲しみから充分癒えている。
悲しんでいない私が悪いのか。

ほんとリアクションにこまり、
無言でお金を払いレジを出た。


家電量販店で買ったこともあり
そういう「悲しみ」に疎い場だったかも
しれないが、
客にそれも初対面の客に
話しかける内容だろうか?

無愛想なレジもなんだけれど、
天候の話など
「冷えるから暖かくしてお帰りください」の
一言ならまだ話しかけてもいいかと思うが、
ちょっと人の不幸の度合いを聞くなんて、
常識をはずしている。

疲れがどっとでた。
人によって触れて欲しくない話題で
触れた瞬間に泣けてしまう人もいると思う。
相手が泣いたらどうするんだろう?
コメント (2)
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