ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

溺れる者は藁をもつかむ

2019-06-29 23:26:11 | 身体のこと
会社の健康診断で
昨年より体重が4kg、
腹囲が5cm増えていた。


「去年よりかなり大きくなっていますが、
 いいですか?」


いやだといっても
書き換えて
くれないでしょう



水の増え的には少なかったけれど、
事実は事実。




そして「溺れる者は藁をもつかむ」。

自主トレでも痩せない。

でも、体を動かさねばならぬ。。


透析中のトレーニングをしようかと思う。

まったり時間も
痩せるためにはあきらめよう。



しかし、トレーニングして
熱くなって血圧が下がったら。。
意味もない。

そう思い、スタックに聞いてみた。


「トレーニングで暑くなって
 血圧が下がることってない?」

「そんな負荷をかけないので
血圧が変動することはありません」



「トレーニングで痩せるかな?」

「そんな負荷をかけないので
痩せません!!!!
透析中の運動で痩せることを
期待しないでください。
体調をよくするために、
するのですから。」



で。。私のトレーニング計画は
もろくも崩れ、
スタッフの運動をやってみる?という
お誘いも消えた。



溺れた。。。
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自主トレ

2019-06-25 21:31:41 | 身体のこと
透析中のトレーニングメニューを
スマホに写し、自主トレをする。

なぜ、透析中にしないのか。

透析開始後はぼーっとしたいし、
食後はまったりしたい。

よって時間なし。



自主トレ。

最初やってみると
意外とハード。

意外と使っていない筋肉が多い。

しかし、
3日目すぎると
物足りない。。。。。


負荷を考えねば。。



そして、エルゴの代わりに
踏み台昇降を始めた。

5分やって休憩。

をなんと4本もこなした。


意外と汗が出ない。

歩いた方が汗が出て、
効果があるような。

初回の翌日は
膝周りが腫れぼったいような
筋肉痛に。。。


でも、二回目以降は
そういうこともなく。




この自主トレをするようになってから
寝ても疲れが取れない。

朝の目覚めが悪いのなんのって。



結果として、
これは運動のし過ぎ。

ということで、
踏み台の昇降の高さを上げて、
代わりに5分一回のみにした。


これだけ運動しても痩せることはない。。。。


踏み台昇降より、
歩いた方が全身運動になって
痩せる気がする。



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血圧を上げる薬を止めて

2019-06-20 22:38:36 | 身体のこと
血圧を上げる薬を止めてわかったこと。


不眠が治った。



貫徹しても翌日眠れないし、
安定剤を飲んでも眠りが浅く。。

そんな季節かと思う。


そのうちに、
週末に体がだるくなったり、
首から膝にかけて張りを感じて。


まずい、非常にまずい
と思っても安定剤も効かない。


ヨガをやっても効果がない。。。


そんな中で薬を止めて
一週間ほどたったら
眠れるようになってきた。







調べたら副作用に不眠
入っていた。

交感神経に作用して
血圧をあげていたらしい。



交感神経副交感神経に作用する薬を
飲むとほぼ100%
副作用に当たる私。。。。



今回も当たった気配。。

薬を決別して正解と思った。


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続 経験

2019-06-15 19:05:02 | 身体のこと
体重をあげたあと
独断で血圧を上げる薬を
飲むことを止めてしまった。

臨時薬として処方されていた。

自己申告でほしいといわないと
もらえない仕組み。

薬は透析室に持ち込んで
透析カードのファイルに挟む。

スタッフによっては
薬が終わると申告をしてくれる人もいた。

けれど、そういうスタッフに当たらず。\(^o^)/


薬を止めても
血圧はひどく下がらなくなっていた。


二週間ほど、
処方申請をスルーして
「透析中、低いけど大丈夫??」
というドクターの言葉もスルーして
今に至る。



透析前の血圧が高くて
透析中に下がるならまだしも、
ベースが低い。
透析中に薬で血圧を上げても
普段は低いまま。
生活に支障がある方が問題。

ハンプの結果でなく、
普段の血圧を評価して
薬を処方するのでなく
体重を決めてほしかった。



たちくらみがあったら、
自己申告で体重を上げるし。
(今回はこれが却下されて
 薬が処方されたことで
 話がややこしくなった)


ドクターが透析中の血圧のみに
そんなにこだわったかはわからない。

今もこだわっている気配あり。
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経験

2019-06-06 23:03:42 | 身体のこと
透析歴も長くなれば、
経験でドライウエイトがきついかゆるいか
血圧の感覚でわかる。


透析前の血圧も低くなってきて、
心胸比も小さい。

体重の上げごろと思う。

しかし、なぜかハンプでは水が
溜まっていると出た。




心胸比は透析前のこと。
体重の増加が少なければ
心臓が膨らむのが小さくなり、
心胸比も小さく見えることもある。

また、肺がいつも以上に膨らんで
結果が小さく出ることもある。



今回は血圧も低くなっていたので
意味不明の結果。




その結果に対して主治医は
「体重を上げるのはなし。
 血圧を上げる薬を
 飲みましょう!」



という。

透析中を上げても
ベースを上げなくては
意味なし。


とご立腹する私。



透析前に薬を飲んでても
2時間目には飲んだとは思えない血圧。
(食後ということもある。。)

すると、今度は2時間目にも
薬を飲むようにとの指示。



相変わらず、
透析開始時の血圧は低く、
薬を飲んでも2時間目に
上が75という血圧をただき出してしまった。

有無をいわせず、
除水は止められる。


「薬の効果でてない。
渇水だから、
薬が効かないんじゃないの?

私は最初から体重を上げようと
言っていたのに」





この日を境に
独断で体重を500gも残した。



すると薬に反応するようになってきて、
透析中、血圧は一直線。


体重を上げてくれた。




渇水だったもよう。

患者の勘を信じてほしい。





しかし。。この後の話がまだある。。。。。。

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白い巨塔

2019-06-02 17:47:24 | Weblog
白い巨塔、
なんと、田宮二郎が演じたドラマ版を
リアルタイムで見ていたんですよ。

でも小さすぎて感想はなく。。



高校生になって 、
原作の小説読んでみたけれど
時代背景が違い理解しにくく、
山崎豊子さんの文面が読みにくくて
断念。。



なんどもリメイクされるけれど、
昔の田宮二郎、山本学、太地喜和子の
印象が強烈に残っていた。


田宮二郎の財前五郎は
もっとギラギラしていて野心家で
常に前に進んでいた。

山本学の里見先生は、
ほんわかしてあたたかい優しい人。
でも患者第一に考え行動する人だった。


大地喜和子のケイ子は
頭がよく、医療にも精通していて、
とても暖かく、やさしく
妖艶ですてきだった。




今回の岡田准一と松山ケンイチ。

大学の准教授にしては若すぎる。

同期の設定だけれど
松山ケンイチは医大生にしかみえない。。。



最終回だけみようかと
思いつつ、
第一話がちょうど透析の日。
ドラマが終わると回収が始まる。

都合がよいと見始める。




岡田准一の表情やしぐさにドキッとする。

田宮二郎にようなギラギラしたものがあると。



で。。ずるずる見始めた。


松山ケンイチの里見先生は、
ドラマ序盤はイマイチ。
財前が倒れてから、
財前に寄り添う姿。

同期で無二の親友で、ライバルだったんだな。
と思う。

松山ケンイチのライバルを失う悔しさが
にじみ出ていた。

何度も見せる悔しい顔、
涙目が印象的。

松山ケンイチの里見先生も
よかった。



二人のシーンはよかったな。

まだ准教授時代の財前は、
里見の前では素に戻る。

安心できたんだよね。






せめてあと5年後、できたら10年後に
このドラマをやっていたら
国立大の教授らしい年齢になっていて
もっと視聴率がよかったような気がした。

ふたりとも素敵だった。
(一応、NHK大河ドラマの主役でしたね)







ここからはネタバレです。。







日進月歩の医学界。

それに合わせてドラマも
リメークされています。


カルテも電子カルテ。

改ざん方法も。。。


一番びっくりしたのは
財前が末期がんであることを
告知したこと。

田宮二郎の時は
「胃潰瘍」とうそをついて
ダミーのカルテまで作った。

判断を仰いだ里見先生まで
「大丈夫だよ」といった。

そういう時代だった。



今回は、末期がんと告知した。

今は告知する時代。

それに手術で臓器を摘出できなかったことを
財前は手術時間だけではなく、
体液を出すためのドレーンが
おなかに入っていないことで
「手術で摘出できなかった」ことを悟る。

臓器出してないのにドレーン入れても
体液は出てこない。

ごまかしようがない。


里見が告知したのは
ごまかすことができないとはいえ、
衝撃的でした。

もう少し軽いがんといえないのか。。

画像が用意できないから無理か。


できないから大学内は
「まだ画像ができてこないんです」
と濁していた。




でも、東先生に手術を頼むのはちょっと。。

体力がないから手術もろくにできないと
追い込んだのに、
それから院長職でブランクもある。

無理が。。。。。。。

(旧作はどれも東先生が執刀していたから
 合わせたか)





お母さんとの「距離」も。

昔は携帯電話もなく、固定電話もない家があった。

財前の実家も同じく。

だから、財前は、
仕送りの現金書留にメモをいれるぐらしか
接点を持てなかった。

母は、
百姓でみずぼらしい者がハレの場にいてはいけないと、
財前の結婚も欠席してい



今は、スマホの時代。

こぎれいなお母さんとお話。

ちょっと違和感。

でも、現代はこうなんだよね。


最後にお母さんに
お別れのあいさつができてよかったなと思った。






ケイ子さんについて、
田宮ドラマでは、
ケイ子は、財前の実家を訪ね、
母親の近況を財前に伝える。

実家には電話もないので、
母の近況を財前は知らなかった。


財前の浮気が発覚し
ケイ子とは冷戦へ。

ケイ子が財前の病気をどうやって知ったかは
覚えていないけれど 
ケイ子は財前の病状を伝え
母を病院に連れてくる。

しかし、母は
「私にあったら
 あの子は重病であることを知ってしまう」
といって合わずに帰ってしまう。

そして、財前の死後、
母と暮らすことを決意した。
(暮らすくだりははっきり覚えていない)

これも現代の設定は無理がある。

でもケイ子の性格を現していると思う。




今回は、財前の妻からケイ子に
病状の連絡がはいって、
自分のいない時間まで伝えた。

見舞いに行った財前は
ケイ子に別れの言葉を言う。

このセリフもよかったな。。。


財前にとってケイ子は
大切な女性だっただね。

財前がぎらぎらしたものが消えて、
人間らしくなっていた。


ケイ子は「またお店に来てね」と
いいつつ、心の中で
「さよなら、五郎ちゃん」とつぶやく。



ケイ子の才色兼備、そして
暖かさがあまり感じられなかった。

かなり残念。。




きっと、20年後、またリメークされるんだろうな。

その時は財前はどんな病気で倒れるのか。

またどんな俳優が演ずるのか、楽しみだわ。


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