ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

突然のメール

2015-09-27 23:10:40 | Weblog
元彼から突然

「僕に会いたくありませんか?」
とメールが届く。


この元彼とは、
お互いの誕生日にメールとやりとりと
年賀状のやり取りをするだけの関係。

お互いの近況を知らせつつも
それ以上の進展はないはず。



なに寝ぼけたこと言ってんの。
送信先を間違えたね。
あほだ。。



とスルーする。


会えばけんかになるのがオチ。

良かった時のことだけを思い出せればよい。




するとそれから二日後。

「がんの疑いで検査入院しています」
とメールが。


え。。。。。。


今時、ガンの疑いで検査入院はしない。

ということは転移の状況を調べるため?
または、元となるガンがどこにあるか調べるため?


とりあえず、
「びっくりです。
 なにもないことを祈っています」
とメールする。



元彼も死を意識して
最後に会って伝えたいことがあるから
「会いたくありませんか?」とメールをしてきたのか。

それともあまりに不安で、
誰かと接していたいという気持ちでメールをしてきたのか。

といろいろ考えてしまう。




そういえば、5月の彼の誕生日メールの時に
近況報告として
「薬を飲んでいるが、
 胃の具合が一か月もよくない」と書いてきた。

私は
「精密検査をするか、医者を替えた方がいい」
とアドバイスを送った。


まさか、胃の調子が悪かったのに
放置した結果。。。と最悪のことを考えてしまう。





それから一週間後、退院したとも音沙汰なしなので、
私からメールする。

「一週間以上たちましたが、今も病院ですか?
 結果はどうでしたか?」と。



しかし、しかし、返事が来ない。

やはりガンで転移しているのか。。。



3日後、ついにメールしてしまう。
ばかあ!!!!!!!!!!
 だから、誕生日の時に、
 精密検査するか、
 転院したほうがいいっていったでしょう。」

と。
赤太文字で送ってしまった。




それでもレスがすぐに来なかった。


二日後、
「ばかあ!!!ってなんですか?
 どういう意味ですか?。
 僕はバカではありません。
 取り消してください」

とメールが来た。


「じゃあ、結果はどうだったの?」
と当然、聞いた。

すると
「ガンではなく軽いうつ病でした」とレスが。




あっそ。。。。

あほらしい。

ばかの取り消しもせず
「なにもなくてよかった」とのレスもせず、
再び音信不通になった(した)。




はあー。疲れた。
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久しぶりの腰痛

2015-09-24 22:30:29 | 身体のこと
朝起きると珍しく腰痛がした。

起き上がってしばらくすると
腰痛は収まって股関節痛が。。。




こころアタリがある。




昨日、外反母趾のテーピングをしていた。

それによって日々使わない筋肉を使ったので
こういうことになったと。。。




実際、夕方には
腰痛も股関節痛もなくなった。






外反母趾、
「細い靴を履いたの?」と聞かれるが
細い靴を履くとなるとは限らない。

足の筋肉がないと
外反母趾は進む。

たとえば、幅の緩い靴を履いても
スリッパでさえも、
外反母趾が進む時は進む。



夏のあいだはサンダルで過ごして
ひさしぶりにパンプスを履く。

なぜか幅が緩い。。。
5月頃まで履いていた靴なのに。

ストラップがあっても
ストラップを引っ張って、
ストラップを止めるマジックテープが
なくなってしまい、
止めることができなくなる。

緩いまま履いていると
つま先に力が入ってしまい
外反母趾が痛くなって外反母趾が進んでしまう。



足が痩せた感じ。

足の筋肉が落ちたか。。。




靴にソールなどをいれても
うまく調整できない。



それで外反母趾が進んでしまった感じがしたので、
ストッキングを履かなくて良い
シルバーウィークの間に、テーピングをする。
(テーピングテープがストッキングにくっついてしまうから
 ストッキングを履いているときはできない)

そして、足の裏と足の指の筋トレもした。



その結果。。。。。



足の裏と足の指の筋トレをしよーっと。
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台風一過?

2015-09-22 22:07:43 | Weblog
日除けをかけてゴーヤを育てた。

台風一過。

葉は黒ずみ、茎も黄色なってきた。




そして、葉は落ち、茎も茶色くなった。

台風の雨風で傷んだ結果だろう。




「ゴーヤも終わりだね。
 根ももうしっかり張っていない。
 ぐらぐらする」と母。

というわりには、まだゴーヤをつけている茎もある。


変。。。



母が茎を引っ張ると
パコっと
茎が抜けた。

根がない。

そして、なにかが見えた。



「絶対いた!」
とスコップで土を返す私。




根切り虫が一つのプランターから20匹も出てきた。。。

根が食われてしまい、全くない。

水が吸えないはず。。





「根切り虫に遭わなければ、
 まだゴーヤが食べられたのにね」
と母。



確かに。



でも、身がなる前や盛夏にやられるよりは
痛手が少ないかも。





以前も、収穫を終えたプランターを
きれいにしていたら
根切り虫が出てきた。

朝顔のプランターからは出てこない。


根切り虫さんは、ゴーヤが好きなのね。。。。。。


来年は対策を考えねば。

食用に対しての対策は難しい。。。。。
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血管外科医の診察

2015-09-20 23:49:34 | 身体のこと

外来の待合で待っていると
先生が入ってきた。

先生は私に気がつき
「ひさしぶり。こっちへ」と
招き入れてくれた。



そして
「いくつになった?
 答えなくてもカルテをみればわかるけれど」
という。

「●●です」

「そうか。」

「先生は、いくつになったんですか」

「56。
 。。。。。。

 どおりで年を取るはずだ」



え???つまり。。。

えらくばばあになったな。
と心の中で思われたとか。。。


     

化粧のノリも悪くてごめんね。
髪もぼさぼさでごめんね。

ということで追求できない私。。。(くやしい)

先生の方はあまり変わっていない。

カッコ良くなったんじゃないかしら。
落ち着きが出てきたんだと思う。




早速、動画の画像を見る。

「いいんじゃないかな。
 流れもいいし、
 細いところは解剖学的に細いところだから。
 だから、しかたないよな。」
とのこと。

で。。。終わる気配が。

「一時停止ボタンってどれかな。
 止めてみたい」

と言い出す。


一時停止ボタンを押すと、
造影液が細く流れていて
血管の上の方がぼやけている時があるのがわかった。

「なにこれ???。
 おかしい」



ということで緊急でエコーになってしまった。

うちの病院では、心臓のエコーをすることがあっても
深部の血管見るスペックの機械がない。

でも。。「やってみよう」ということですることに。







エコー。

技師がシャントから導き出し
「この血管ですね」という。

しかし、先生
「ちがう。迂回するような血管がない。
 別の血管だ。
 動画と比較したい」

エコー室のパソコンに動画を映してもらい
停止する。

「やっぱりちがう。
 どこの血管なの??」

その後、ぐりぐりぐりと探す。




結果。。。。








造影で撮影したのは深部静脈。

造影で針を刺す時に、
吻合にできるだけ近いところを刺す。

分離して、その後合流して、
そのまま上腕に流れていると思えたが、
分離後、血流量がともに多いため
一見、合流しているように見えるが、
血液的には合流せずに片方は
深部へ流れていたことがわかった。

そっちを撮影してしまったとか。

次回は、両方のルートで別々に刺してもらうように
とのこと。


あのぼやけて映ったのは
そのシャント上腕からの血液。
それが合流するためぼやけて映ったのだ。



どこかに細いところがあるというわけではなく、
シャントの発達で血流量が増えた。
けれど、鎖骨下の血管は構造上太くなることは
できない。

また、鎖骨の下では血管の形状もかわり、
圧がかかる。

この2点から行き場のなくなった血液が
いろいろなところに道を作ってしまうようだった。



「2-3年後ぐらいに、シャントを縛って
 血流量を減らすかな。

 ●●術っていってね、怖い字を書くけれど。。
 怖くはないんだよ」

絞殺とか絞首の「絞」だと思う。。。


「ふつうにしばると血管がボンレスハム上になるから
 人工血管を細くきって、血管に巻きつけるんだ」

「え。。。いやだ。
 たくさん、切るってことじゃないですか」

「そうなんだけれどね。。
 腕が張ってくるようになったら
 するしかない」

「じゃあ。。その時は先生やって」

「いやだ。」

「なんで。。。」


決して「なんで」と
キレた言い方をしておりません。


「そんな手間のかかる手術、俺もいやだ」

「。。。。。。。(絶句)」

「提案しておいて断る俺も俺だけれど。
 そのうちにもっとうまい先生がくるから」

「。。。。。。。。。。」



先生は、カルテを描いていた。
イラストを丁寧に色分けして描いていた。


その後、「先生、またね」
といって診察はおわった。






血管を語っている先生、
とってもかっこよかった

先生の写真を大学病院のHPからダウンロードしてきて
スマホの待ちうけにしている人の気持ちわかるな。。。

昔の惰性で回診をしているときの面影ぜんぜんなし。




それにしても。。

私の場合、鎖骨の下で止まっていたけれど、
シャント肢からの血液が多すぎると
心臓に負荷がかかりすぎるというのも
聞いたことがある。

というと逆にシャントはもっと
発達していって、
胸の血管ももっと浮いてくるってことか。

それもいやだわ。。。



とにかく、先生のやる気をださせねば。。。




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血管造影の結果

2015-09-19 22:53:06 | 身体のこと
検査結果のために外来出頭。

担当が昔お世話になった医師。

20年ぶりの再会になるんだろうか。



この先生は、透析室の回診専門だった。

今は、体調不良時と検査結果の報告の時しか
回診はない。

当時は、毎回、全員のところに
声かけしたり聴診器をあてにまわった。



この先生はひたすら私に声をかけてきた。

お姉さんの双子の子供を海に連れて行ったら、
「まだ帰りたくない」といって、
左右に分かれて走って逃げて行った話。

娘が「パパのおひげはくすぐったい」といって
喜ぶ話。

私がテレビでビートたけしが
ピンクの白衣をきて番組進行を
しているのをみているとそれをみて
「俺もこういう仕事がしたい」とつぶやいてみたり。

なんで回診中にそんな話が出たのか
今となっては不思議だ。


迷行動は、短パンで回診をしてくれたこと。

当時は、全員チェアーベッドの透析で、
背の低い人は踏み台がなければ
ベッドにあがれないくらい
ベッドは高い位置にあった。

普通は、先生のお腹ぐらいしか見えない。

なぜか、私は先生の白衣の下が短パンということに
気がついてしまった。

「先生、短パン」

「見るな!気がつくな!」


他にも涙目で回診をしていて
「どうした?」と聞いたら
たまたま私が見ていたドキュメンタリーを指して
「さっきまでみていた。
 こんなかわいい子が病気で死ぬなんて
 可哀そうで」と再び涙をこぼす。。。。。



という当時はとんでもないおにーさんでした。





今は、某大学病院の心臓血管外科の教授。
心臓移植も手掛けるらしい。。。。

出世したもんだ。

しかし、過去を知っていると。。
まともな会話になるかしら。。。

心配。。。。。。。。





長くなったので続く。。。
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男と甘いもの

2015-09-15 22:37:03 | 仕事のこと
課長は、疲れると甘いものが欲しくなるタイプ。

以前の職場では、机の引き出しの中にお菓子をいれて
足元には小型の冷蔵庫を置いてあったとか。


これでは体に良くない!

と異動を機に、冷蔵庫を譲り、
机にはお菓子を入れないと誓った。




しかし、疲れると欲しくなるお菓子。


そんな時に私の机にお菓子があることを発見してしまったのだ。




身が痩せると甘いものやお菓子が欲しくなる私。

昼食後、チョコが食べたくなる私。



机には一口サイズのチョコ、キャンディ、
ビスコまたはカントリーマームの小袋が入っている。


自称非常食!!!




そこに課長のお菓子が同居するようになった。

人の机にはいっていると
開けることに抵抗ができて、
食べなくなるから。


というが。。。



課長のマイブームは黒飴。

課長からの500円の支給で
私が3袋買ってくる。

これを一日一粒食べる。





昨日から打ち合わせ、会議で
ずっと出払っていた課長。

戻って、書類を一通り見て
「疲れた」といって、私の机を物色。

よっぽど疲れていると見えて、
黒飴でなく、私のチョコに手を出す。。。。

(ま。。。いいんですけれど。
 私もたまに黒飴を頂いておりますし)


そこへ他の課の課長登場。

気前よく、チョコを渡す課長。。。。

それも「一個ですが」といって



「あー課長。
 課長の課にチョコが大量にあること、ご存知ですか?」
と私。

「うそーーーーん

といってその課長の課に走り出す課長たち。



我が課長はすばらしい嗅覚ですぐにありかを見つけた。

「なんでここだけこんなにお菓子があるの?
ずるい!!!!!!!!!」


子供になってる。。。。



業者から
お菓子をファミリーパックで大量に差し入れてもらったらしい。

特にチョコ類が選り取りみどり。


疲れると甘いものが欲しくなるから必要でしょうという
配慮らしい。


イチゴ味のチョコに至っては
大袋を開けてから、イチゴチョコの匂いがすごいのなんのって。



我が課長は、両手いっぱいお菓子を握り締めた。

「それって今夜の夕食ですか?」
と鋭く突っ込む周囲。

周囲も呆れるお菓子の分捕り方。


「違うわ」という課長。




そのお菓子、何日かかって食べるつもりでしょうか?

まさか一夜???



男どもの甘いもの好きには、すごいものがある。。。。。
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災害弱者

2015-09-13 22:57:39 | 身体のこと
プールでの話。

「あーなったら、諦めないといけないな」と。
話をしている人がいた。


つまり、災害に遭った場合は生きることを
諦めなくてはいけないってこと。



一人は小児麻痺の後遺症で足が不自由な人。

もう一人は自閉症の人の親。


小児麻痺の足では、雨で足場が悪時は歩くことは難しいだろう。
二階への移動も難しいだろう。


また、自閉症の場合、
一人一人症状とかこだわりがちがう。

日頃使っているグッズ(CDとか本とか)が
ないと落ち着かないだろうし、
周囲の状況が違ったり、今後どうなるかわからないと
パニックになるだろう。

関東の水害のように2階に避難することも
難しいかも知れない。

まして知らない人に体を触られて
ロープで釣り上げられてヘリに収容されるなんて、
触られるだけでパニックになり暴れてしまうだろう。

彼もプールに通い始めて一年ぐらいは
泳いでいる途中でも立ち上がり奇声をあげていた。

慣れるまで本当に時間がかかる。


もうひとり、自閉症の人がいるけれど、
通い始めて一年経った今も奇声をあげて、
親が手を離すと、プールから飛び出て
プールサイドを走りまくっている。



今回の災害で、自閉症の人の救出については
報道されていない。
たまたまいなかっただけかもしれない。


ただ、体の不自由な人が、
2階があっても避難ができず、
水に浸かって低体温症になっているところを
救出されたという報道はあった。



寝たきりで自宅にいる人の報道もなかった。

普段は火事や地震の時に逃げやすいように。
また通院などで家から出しやすいように、
家の人が看護をしやすいようにと
1階に寝かされているケースが大半だと思う。

浸水が始まって2階に移すにしても
最低男の人4人は必要だ。
女性や高齢者がしかいないのであれば
もっと人が必要になる。

けれど、周囲が浸水している中、
人を集めることは不可能に近い。

また、2階にあげることができても、
吸引や人工呼吸器のバッテリーの問題もある。
水が引くまでバッテリーが持つかと。

まして、ヘリで避難となると。。。。


近隣の協力といっても
だれもが家に閉じ込められているときは無理だ。



これからは高齢者の一人暮らしが増えていく。

なおさら、近隣の協力も難しくなっていく。



やはり、災害弱者は生きることを諦めなくては
ならないときがあるようだ。



うちの病院も避難勧告が出るような雨が降ったとき、
駐車場が水に浸かったことがある。
この時は短時間集中豪雨だった。

今回の関東にような長時間雨が降って、
停電、断水したら透析はできなくなるが、
停電、断水しなくても、
小さな川が氾濫するようになったとき、
下水は流れるか、透析液を流すことができるのか、
できなくて透析中止になることってあるのでは、
と思った。

そうなったら、水が引くまで透析はなし?
市内の大半の透析病院が同じ状況になれば
尚更そうなる。
(なぜか大半の透析病院が元田んぼに建てられている。
 広い土地の取得となると田んぼになってしまうのか。
 田んぼとなると水が溜まりやすい。。。)

明日の我が身になりそうな気配。
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Aちゃん 続き

2015-09-10 22:59:59 | Weblog
Aちゃんの葬儀のことで
こんなことがあったという。


葬儀が終わって、
みんなが棺桶にお花を入れる前に、
Aちゃんのご主人と一人息子で
Aちゃんにウエディングドレスをかけた。

そのウエディングドレスは
亡くなったAちゃんのお母さんの手縫い。

それを着て、伯父さんと腕を組んで
バージンロードを歩くAちゃん。

うらやましい限りだった。
(わが父は
「兄貴よくやったな。
 俺は恥ずかしいから絶対しない」といっていた)
  


ベールだけでなく、ドレスまでとってあったんだ。


私にドレスをかけてと
Aちゃんの遺言だったかもしれない。


もしちがったとしても、
ドレスのありかを知っていた旦那さんはすごい。


これはみんなが泣いたそうだ。





そして、参列者に配る挨拶文。

定型の参列の挨拶文ともう一枚入っていた。

旦那さんのAちゃんへの想いがつづられていた。

強くて明るかったと。
とくに一人息子が生まれてからは強くなったと。
そんな息子も無事成人しましたと。。


ご主人や息子さんをすごく愛していたんだな。



だからこそ、たくさんの人が葬儀に
参列をしたんだと思う。

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Aちゃん

2015-09-08 21:50:09 | Weblog
仕事から帰ってくると
母が固定電話の前に椅子を置いて座り、
メモを書いていた。

母は電話が好きではない。

椅子を置いて長電話をする姿を見たことがない。


椅子を置いているということは最初から
話が長くなるとわかっていてのことか。



「ああ。。お帰り」

「めずらしいじゃん。
 椅子に座って電話するなんて」

「うん。整理していた。
 訃報だよ。
 Aちゃんがなくなっただって。」



Aちゃんは私のいとこ。

母が不在だったためか、
連絡が叔母に入り、
叔母から、母に詳細を伯父に聞いてと依頼があって、
その電話をしてらしい。



Aちゃんはいとこでおばあちゃんと同居していたが、
いつ訪ねて行ってもおばあちゃんだけいて
AちゃんもAちゃんの両親もいなかった。

だから、いっしょに遊んだこともないし、
Aちゃんの年齢も知らなかった。






そして。。



AちゃんもSLEだった。




発症して母が見舞いに行ったときは
ぼーっとしていて無反応だっときいていて、
家族が付き添いをしていたという。

プレドニンを朝一度に23錠も飲む治療をうけていたと
きいたことがある。



その後、結婚し、子供を産んでいる。

だた、子供を産んだ後、
大腿壊死になり、人工関節が入っていると聞いている。

当時のSLEはステロイドだけの治療だったので、
当然といえば当然の結果かも。


それ以外は、調子が良くて看護師のパートに出ていると聞いていた。


家庭も持てて、再燃もなくていいなと
彼女のことを思っていた。




母は、私に対して葬儀に参列するかなど全く聞いてこなかった。


私自身、葬儀は好きではない。

次は自分の番というか、
連れていかれそうな気がするからだ。



結婚式と葬儀は、
本人のためでなく、
周囲が納得するためにするものというが、
納得も何もない。

人の死を受け入れたくない。


まして、同じ病気のいとこ。

母はそれを知ってか、参列を求めてこなかった。





葬儀は、母と叔母が参列して、
父方のいとこはだれも参列しなかったという。

けれど、友達はたくさん参列していたという。




Aちゃんは、どうしてなくなったのか。

2年ほど前から、いろいろな臓器に
不具合が出てきた。

一つを治すと次がという具合で、
入退院を繰り替えていたという。

最後には、
足先からだんだんむくんでいって、
なくなったという。


腎臓だけでなく、心臓も
問題があったのかもしれない。




とにかく、Aちゃんのご主人は
わずかの間に、老けてやつれ、
別人のようだったとか。


仕事、Aちゃんの看護、
家事と受験生の一人息子の世話と。

すべてをひとりで受け止めてきたのだった。



伯父も痩せた。

高齢の伯父には、
病身であってもAちゃんが頼りだったんだろう。

伯母の葬儀もその後の法事も
すべてAちゃん夫妻が手配をしていた。

自分の今後、そして葬儀も
Aちゃん夫妻がしてくれると思っていたと思い、
安心していた部分はあったと思う。

まさか自分より先に行ってしまうとは思ってもいなかっただろう。

ほかに娘がいても、代わりにはならない。



「若い人の葬儀は、嫌ね。」と母。

母たちも葬儀には出たけれど、
火葬場まではいかなかったという。

伯父とAちゃんのご主人の泣き崩れる姿を
見たくなかったし、
どのように言葉をかけてふるまえばよいか
自信がなく、辞退したと思う。



伯父は、やっぱり、
「ら族ちゃんは元気か」と聞いてきたという。

「あーだこーだいいながらも
 元気だよ」と答えておいたとか。

やはり、同じ病気の私を心配していた。
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筋力ダウンと不眠

2015-09-06 17:21:36 | 身体のこと

ストレッチをするために、
ヨガマットを敷く。

ストレッチの前に骨盤調整をする。


やっぱり左右差がある。
プロに調整してもらわないと無理そう。


胸椎の調整。

あおむけに寝て、万歳をする。


腕が上がらない。
胸の筋肉が痛い。。。


つまり。。

寝て、背中の筋肉を動かせない状態にして
胸の筋肉だけで腕を上げることができないってこと。


そういえば、最近猫背もひどい。。


筋肉は弱ると伸びるように思いがちだけれど
実際は、弱ると縮こまってしまい、伸びなくなる。

それが体が硬いという状態。


胸の筋力がないから
胸を伸ばすことができなくて猫背になる。



その後ストレッチをした。





で。。。これでよく眠れるようになりそうだけれど。。。




一週間、透析日を除いて
すべて安定剤を飲んだ。

透析の日は寝たりないことが多い。
最近は、ほぼ貫徹、うとうとで朝になってしまう。

せめて、非透析日は、
しっかり寝たいと思う。

徘徊やストレッチをして
眠れそうになる。
うとうとしながらお布団へ。

でも、眠れない。

しかたなく1時過ぎに安定剤を飲む。

朝残ってもしかたないと思いつつ、
二日連続徹夜よりもリスクは低いと信じて。


朝の目覚めの悪さ。

昼間は薬が残っているのか穏やかな私。

病院に着くなり爆睡。。
(これも薬が残っているんだろうな)



という生活の繰り返しで一週間終わる。



なぜ、眠れないんだ。

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主婦目線

2015-09-05 23:47:34 | Weblog
会社からの動員で
新型キッチン用シンクの展示会にいく。

説明員は
ひたすら
「主婦目線で作りました。」

を連呼する。



確かにキッチンは、
一番使う奥さんが決定権を持っている。

よく使う人の意見を参考にするのは必要だ。




それ以前に、私たち
主婦じゃないんですけれど。

女性=既婚女性=主婦って
安易な定義。。。。


耳障りな「主婦目線」。

逆に言えば、購入層でないから、
説明を受ける値しないのかも。。。。




そもそも主婦ってなんだろう。
調べてみる。


世界大百科事典 第2版の解説
しゅふ【主婦】

主婦とは,一般に既婚の女性で家庭の運営の責任者である,という定義がある。
家庭の運営にかかわる作業をする人は主婦に限られるわけではない。
しかし,夫婦中心の小家族においては,主婦は,
家事や育児など限られた作業を自分の決めた方針に従って,
自分自身の手で行う人となっている。 
西欧の夫婦を基礎単位とする核家族においては,
産業革命が〈主婦housewife〉を誕生させたといわれている。
つまり,家族が物を生産する単位から労働力を生産する単位になり,
良質の労働力として父=夫は職場に出,母=妻はその労働力を維持するための環境としての家庭を守り,
子どもや病人などを保護する,という分業が成立した,というのである。




大辞林 第三版の解説
しゅふ【主婦】

一家の中で家庭生活のきりもりを中心となって行なっている女性。



日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
主婦
しゅふ

家事の管理にあたる女性。生産的機能(家業)をまったく失った家族が一般化したことにより、
家庭にとどまってもっぱら家事・育児に専念するいわゆる「家庭婦人」を広く生じた。
主婦の名称はこうした事態における家事専担者として明確な意義づけを与えられ、
一つの社会層とみられる形を呈してもいる。主婦連合、消費者連合などと銘打つ団体の結成基盤もそこにある。





百科事典の解説って古い。。。。

仕事をしている女性って
「専業主婦」になり、
仕事の職業よりも、家の仕事を中心に考えるの?





元に戻して、
「主婦目線」以外の言葉はないんだろうか。

主婦としてではなく、
「使う人の視点に立って」とか言い換えることは
できないんだろうか。

夫婦共働きの家庭もあり、
料理も後片付けも当番制で旦那がする家庭もあるだろう。

そのキッチンのシンクは、
いつかはアパートなどにつくことのあると思う。



一番いいのは、
主婦という言葉がなくなればいいんだろうけれど。

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不眠の原因と対策

2015-09-01 20:59:01 | 身体のこと
週末。

寝ても寝ても疲れが取れない。




またまた精神安定剤を飲んでしまう。







真夜中。

また暑くて目が覚める。

二時半。


クーラーをいれようかと思いつつ、
体の中から冷さなきゃと
ふらつく足取りで
キッチンに降りて氷水を飲む。


さて。。眠れるかなと思っているうちに
寝てしまった。




朝、寝不足。

やはりあの時起きなかったらと思う。
けれど、仕方ない。
暑くてがまんできなかったんだから。






透析にいって仮眠。

そのうちに肩が痛くなって、
寝ているのがつらくなる。


血圧が低くて痛いのか、
それともアミロイドが悪さしているのか。。。

いろいろと考えてしまう。




時間チェックが来た。

「ちょっと動いてもいい?」
と起き上がる私。

「どうしたん?」

「肩が痛くて」

「どれどれ」

スタッフが肩を触る。

「ここはどう?」

「気持ちいいけれど。。」

「つぼだよね」

「でも痛いのはこっち」
と誘導する。

「すじだね。
 ぱんぱんに張っているね。
 こりゃつらいわ。
 横向いたり、手枕を調整して耐えるだね」



肩をぐるぐる回したい気分。

そういえば、
ずっと肩を回していない。

会社でラジオ体操をするけれど、
惰性で回しているだけで、
延ばすようには回していない。



筋力ダウンによる背中と肩の痛みかしら?

猫背もひどいし。


背中や肩がパンパンに張っていたら
眠れるはずないし。。。



今度の日曜日から水泳も始まる。

今夜は雨が上がっても徘徊中止して
ストレッチをしようと思う。




ラジオ体操も真剣にやろうっと。。。
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