ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

子育て

2006-06-03 23:50:15 | Weblog
昨日はチビ(姪)がお泊りだった。

母が台所に立っている間、私がチビをみていた。
一人遊びはできるが、だれかがそばにいないと
遊べないのだ。

おままごとを始めた。
なんか食事を作っているようだった。
お皿をならべて。。。。
するとなんか怒っているようなことをいっている。

「どうしたの?」
「ワンワン(犬のぬいぐるみ)がぐちゃぐちゃに
しちゃったの」

なるほど。。。
よくきいていると
「ぐちゃぐちゃにして
もうごはんいらないんだね。
あっちいきなさい」といっている。。。。

しかし、その後、
おもちゃのフォークでワンワンをひっぱたき、
投げ飛ばしたのだ。

びっくり


今日、妹夫婦にこの話をしてみた。
「一度だけしかったことはあるけれど、
たたいたことはないよ」

じゃあ、どこでたたいて投げ飛ばすことを
おぼえたんだろう?

一同、叱られたことをそんなに
覚えているものなんだと、
感心してしまった。



よく、幼児虐待をするひとは
子供のころにされた経験があるというが、
子供はなにごとも真似てそれを身に着けてしまう。
それが大人になってでてくるようだ。

また、日々の動作が保育園ででてしまい、
友達に暴力を振るって
虐待されていることがわかるケースもあるだろう。

子供に接するのは難しい。



先日、耳鼻科である親子をみた。
女の子は小学校3、4年生くらいだろうか?
初診らしく問診表の記入をしていた。
子供が書いていた。
母親は
「おまえは馬鹿か」という。
なにか書くとまた
「おまえは馬鹿か」という。
そんな感じでぜんぜん問診表の記入は
進んでいかなかった。

そんなに子供の書き方がおかしかったら、
親が書けばいいのにと思う。

せめて、「それはこうじゃないの?」とか
聞くような感じで子供を誘導できないのか?
ヒントも答えも出さずに
「おまえは馬鹿か」なんて。。。

この子供も将来、子供に対して
「おまえは馬鹿か」とけなして
なにをすればいいのか教えない親になるんだろうか?

ちょっと怖いものをみたような感じがした。


コメント
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