思い込み

朝食抜きで病院へ行く。
今日は検査できていると知らない看護師さまたちが交互に
「どうしたん？」
と心配してくれる。
定期の検査できているというと、今度は
「相変わらずおきれいでおいくつになりまして？」
ときいてくる。
「よいしょしてもなにも出ないからね」
と答える私。


さて、今日の検査でもすったもんだあり。
私の検査表は「腹部ＣＴ」となっているのに、
外来は「腹部ＣＴ＆エコー」になっていて、
放射線科への依頼には「腹部ＣＴ」になっていた。
で、ばたばた確認に走るスタッフ。

結局、よくわからなくて
「本人がそういっているからいいでしょう」
でＣＴだけになる。
。。。。。。。。。。。。。。。


ＣＴが終わって外にでると
受け持ちナースが待っていた。
「ごめん。採血の件、発注依頼もれで、
抗ＤＭＡ抗体は追加できたけれど、
ＣＨ５０は鮮度的に無理で追加できんかった」
とわびた。
彼女のミスでもないのに、外で待っていなくてもいいのに。

しかし、
「これから腹部エコー？」
といいやがった。
「今日ってＣＴだけでしょ？」
「そうなの？両方じゃないの？。調べてくる」と消えた。

結局、ＣＴだけ。

腹部エコーとＣＴがセットで指示が出されるときと
単独の時がある。
それを勘違いしたらしいが。。。


受け持ちまで間違えるなんて。。。
集団で思い込みで間違えた感じがある。

そのうちに大きな医療ミスを
起こしそうな気配。


「ハインリッヒの法則を知っているか？
１つの事故の背後には
29の軽微な事故があり、
その背景には300の異状
(ヒヤリ・ハット）が
存在するといわれている。
よって事故を防ぐには、
ヒヤリ・ハット撲滅しかない。
今までやったヒヤリ・ハットを
患者に公表せよ（さらし者の刑）」
と叫びたい。

いっつも会社で
「今日のヒヤリハットは。。」
と報告させられているらっちゃんより。
「ら族さんまたなの？進歩がないね。そのうちにけがするぞ」ｂｙＡ君。