日曜日に、小平市の「平櫛田中彫刻美術館」に行ってきました。
「ひらくしでんちゅう」という人は、なんと107才まで生きた彫刻家で、小平市には90才を超えてから引っ越してきたそうですが、100才を超えてもずっと彫刻を作ったり精力的に活動されたそうです。
それで、この人の言葉に
「六十・七十は はなたれこぞう おとこざかりは 百から百から」
っていうのがあって、すごいなあと思いました。
そうなると、私もまだ 「はなたれ小僧」の部類であり、「女ざかり」もこれからなのでしょう。
「60・70は、はなたれ小僧」ってどこかで聞いたことがあるような気がしたけど、この人の言葉だったのか、と思っていましたが、さきほどこの言葉を検索していたら、似たような名言があることを発見しました。
それが渋沢栄一の
「四十・五十は洟垂れ小僧 六十・七十は働き盛り 九十になって迎えがきたら 百まで待てと追い返せ」
という言葉です。きっとこの言葉を聞いたことがあったのですね。
というのは、昨年は北区飛鳥山公園の渋沢栄一記念館にも行ったのでした。
渋沢栄一は1840年3月16日から1931年11月11日まで生きた人です。(91才)
平櫛田中は1872年2月23日から1979年12月30日まで生きた人です。(107才)
そうなると、渋沢栄一のほうが昔の人なので、渋沢栄一の言葉が先にあったものと思われます。
渋沢栄一は40・50が洟垂れ小僧と言っていますが、平櫛田中は60・70が洟垂れ小僧で、20才も上でもなお洟垂れ小僧だってことですね。
私の感覚では、やはり40・50が洟垂れで、60・70が働き盛りという渋沢栄一の感覚が近いかなと思いますが、確かに私自身60代半ばになっても世間知らず・常識知らずで未熟者なので、やっぱり平櫛田中の言うように、まだまだ洟垂れ小僧なのかもしれません。
働き盛りは自分としては50・60才かもしれないと感じます。
これは、女性の場合、子育てを終えて自由に働けるようになった年齢です。
これからは、体力気力を維持するために、健康に気を付けること。
健康で長生きさえできれば、働き盛りも女ざかりも男ざかりもまだまだこれからって言えますが、とにかく健康でなければどうにもなりません。
健康第一。
(平櫛田中美術館については、また改めて書きたいと思います。)
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