山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

百姓の血

2011-05-18 22:39:36 | 日記
私は、草取りが好きだ。今住んでいる家は、非常に敷地が広く、草が伸び放題で大変なことになっている。(なんか、すごい豪邸に住んでいるように思われてしまうが、団地の敷地ってわけです。)
そこで、月に1度草取りの日があるわけなのだが、どうも住民の皆さんは草取りがお好きではないらしい。自分が住んでいる家のベランダの下くらいきれいにしたらどうなのかと思うが、土や草に触るのさえもいやなんだろう。草取りの時間が終わっても、ぜんぜん手つかずのままなので、がっかりしてしまった。コンクリートの上をお掃除しただけらしいのだ。そして、お金を出して業者に頼みたいと言う人が多いようだ。とはいえ、広大な土地なので、以前は40万円もかかったとかいうことだ。団地なんか貧乏人が住んでいるんだから、そんな金をどっから捻出するんだか。でも、実は隠し金を持っている人が多いのかもしれない。

それはいいとして、今日は、仕事から帰ってきてから30分くらい、敷地の外回りの草取りをした。といっても、ほんの数メートル区間しかできないのだが、大きなゴミ袋2ついっぱいになった。今はびこっているのは、「ながみひなげし」である。オレンジ色できれいだが、この繁殖力の強さは半端ではないらしい。つつじの植え込みでもなんでもどんどん占領していってしまい、つつじは勢力を失っている。幸いにも、ひなげしはかなり大きな株でも、あっけなく抜けてくれる。本当に気持ちいいほど短時間のうちにすっきりと退治できる。1人の力では大したことはできないが、それでも塵も積もれば山となるで、毎日すこしずつでもやっていけば、雑草は減って行くはずである。私の他にも3人くらい草取りが好きな人がいるようだ。いずれもオジサンであるが、ワシらで頑張ろう。

それにしても、ふと気づいたことは、「なんで自分は草取りが好きなのか?」ということだった。草を取るのは私にとっては本能のようなのである。何ら苦痛にはならない。草を見ると抜きたくなる。
私は農家の生まれではない。でも、実は私の両親の実家は農家である。農民だったのだ。きっと江戸時代は小作人だった。お百姓さんなのだ。
私にはお百姓さんの血が流れているのだ。遺伝子だね。
それに比べて、東京の都会の老人たちは、そして、その子孫たちは、土も草も嫌いらしいね。
自分が好きなことは人も好きだと思ってしまいがちだが、それはいけないんだろうな。
草取りを嫌いな人は、人がしているのを見るのも落ち着かないようで、そんなことやめろと言う人や、一刻も早く片付けて終了させようとしているとしか思えない行動をする人がいて驚く。手伝いに来たと思ったら、片づけをせかすのである。
まったく、ほっといてもらいたいよ。
草取りの好きな者同士では、「めだたないように、こっそりと草を取るべえ」と言っている。

4 コメント

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Unknown (飛鳥)
2011-05-21 01:50:57
あ、そういえば「安全のため」は「防犯のため」という意味で自然に読んでいましたよ。
外で作業をしていると、人と出会うことが多く、知り合いも増えるというのは、意外な収穫です。全員そろっての草取りもあるのですが、個々にやっててもそれなりの効果はありそうですね。
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Unknown (しのぴぃ)
2011-05-20 06:00:32
私、ちょっと言葉の選び方間違ってました。
地域の『安全』ではなく『防犯』といいたかったのです。昨日は書き込みながら、なんか違うなぁ・・と思っていたんですが、会社に行く途中で思い出しました(汗)。
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Unknown (飛鳥)
2011-05-19 22:21:21
類は友を呼ぶというか、草取りが好きな者同士、自然に仲がよくなりますね。
今日も夕方草取りをしていたら、犬の散歩の人が多くて、立ち話をしたりして、意外に地域の人と知り合いになれるもんだなと思いました。
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Unknown (しのぴぃ)
2011-05-19 06:00:52
私の父方の実家も農家です。私もわりと草取りとか畑おこしとか好きですよ~!
飛鳥さんのほかにも草取りの好きな方がいらっしゃってよかったです。地域の安全のためにも住民たちが共同作業することって大事ですよね。少しずつでも理解者が増えると良いですね。
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