山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

12 自分は「ダメな女」ではないと思っている女

2007-07-14 17:48:19 | 読書
村上龍 「ダメな女」

“タイトルを見てどきっとしてしまったあなた。
あなたはたぶんダメな女ではないでしょう”

ここでの内容はいちいち引用しないことにするが、実際この本を買うに至ったのは、ドキッとしたからだろうと思う。

「ダメな女」ということで連想するもの。
優柔不断な女、依頼心の強い女、依存する女、悲観的な女、自己中心的な女、気位の高い女、虚栄心の高い女、卑下する女、相手を見て態度を変える女、自分が一番正しいと思っている女、等々・・・
表面的にみると、だらしない女、身だしなみを整えない女、不潔な女、ルーズな女、大騒ぎする女、慌てふためく女、物事を極端に捉える女、自分の意見を言わない女、物事に対して何も判断しない、等々・・・

私の場合、
片付けのできない女 自己主張の強い女 ってところかな。

この本を買ったきっかけは、「女性の品格」を買いたくなかったからだ。
もっとストレスのたまらないマシな本はないかいなと思って探したからだ。
私は、駅前で配られるポケットティッシュを有効利用したい人間だし、安物の服しか買えない人間だから、「品格のある女性」になんかなろうとは思わないが、すくなくとも「ダメな女」にはなりたくないのだ。
この本が、「整理整頓ができない女」「ただの物をもらう女」がダメな女である、などということが書いてないことは初めからわかっていたし、そういう切り口でないところがすきなのだ。

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