週末に帰省していたので、家のことが何もできなかったから今日は休みをとった。
洗濯をしたけど、昨日のものもまだ完全に乾いていないので、シーツを干す場所などが思うように確保できない。早く梅雨が明けないかなあ。
この頃、世間で起きていること。(このブログの記録として残しておく)
数日前の京都のアニメの会社の火事は悲惨だった。30数名の人が亡くなったそうだ。
会社とは関係のない1人の男がガソリンを撒いて火をつけたという。何か恨みを抱いていたらしいが、原因は不明。たった1人の人間によって、無差別ともいえる大量殺人は、テロより怖い。
2カ月前に、川崎で、刃物で切りつけた通り魔殺人があったが、そんな事件が増えている。
犯人は自滅的でもあり、そういうひとは、何も恐れず自分を守る必要もないので、正気では考えられないようなことをする。
家庭環境に恵まれなかったりすることも原因の1つのようだが、社会のゆがみもあると思う。
私は、アニメに関して全く知らないし、アニメ会社の放火事件に関してはもっと詳しく知りたいと思っていた。テレビでも放送されると思っていた。
ところが、なぜか吉本興業の話題でテレビの放送は終始している。
雨上がり決死隊の宮迫と、ロンドンブーツの亮の2人が、吉本興業の意向とは別に記者会見を開いた。反社会勢力(暴力団・ヤクザ)からお金を受け取っていたこと、それについて嘘をついていたこと、謝罪したかったが、そういう場を設けさせてもらえなかったことなど、吉本興業と自分たちとの関係性に関する問題なども話したようである。
このことから、昨日は社長の5時間に渡る会見までが、テレビで放送されたようだ。
私は、どちらについても一部分の紹介映像しか見ていない。だが、とにかく吉本興業の問題について、テレビでは延々と同じような内容の放送を流し続けている。
日曜日には参議院選挙もあったが、それも結果をさっと放送する程度である。
吉本について、この会社の株は、多数のテレビ局が保持しているということが田村亮さんの会見中の発言からわかった。吉本の社長が「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから」と言ったそうだ。
それで、色々なことがそういうわけだったのかと思い当たる。
近年は、テレビをつければどこもかしこも吉本のお笑い芸人ばかりが出演していて、同じような内容の番組ばかりでうんざりだと思っていた。
(ちなみに、関東のテレビ局ごとの株の保有率では、フジテレビが最も多く約12%、日本テレビ・TBS・テレビ朝日が8%、テレ東が4%だそうだ。)
だから、テレビでは今回も吉本のことばかり取り上げられているのだろう。
吉本興業とお笑い芸人の問題は、そんなに大量の時間を割いてまで放送する意味があるのだろうか?
日本の政治にも関係ないし、人の命にも関係ないというのに。
それに、この数日に、別の事件も日本各地に起こっているようだが、放送されても数分で終了してしまう。
テレビ局は、宮迫と田村亮の会見と、吉本の社長の会見の場面を何度も流しては、経過や発言内容を事細かく分析・紹介し、コメンテーターに意見を述べさせ、延々と番組を流しているのである。
チャンネルをぐるぐると回して回して回しても、どこもおんなじだ。
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