国がワクチンの効果を示すデータを修正! 一体なぜ?【大石が深掘り解説】
これまで、厚労省では、ワクチン効果を調べるために、ワクチン接種歴と新型コロナ感染者数を関連付けて統計資料を発表していた。
4月10日以前の統計によれば、ワクチンを2回打っている人のほうが、未接種の人よりも10万人あたりの感染者数が少ないので、あきらかにワクチン効果があるとのことだった。
しかし、その当時、ワクチンの接種歴が不明の数をワクチン未接種者に分類していたということが判明した。それによって、ワクチン未接種者の新型コロナ感染者割合が高くなっていたのだ。
4月11日以降に、厚労省が「不明」を「未接種者」ではなく「不明」と分類するよう改善したのだが、そうすると今度は、年代によっては、ワクチン2回接種者の感染者(10万人当たりの人数)のほうが未接種者より多くなり、逆転現象がみられるようになった。
このことは、いろいろなyou tuberの方々も指摘していたことであった。
しかし、厚労省が最近になって分類を改善した経緯については、上の動画(大石さんの解説)によって明らかになった。
名古屋大学の名誉教授である小島医師がワクチン効果についての情報を調べていたところ、海外ではオミクロン株になってワクチンの感染予防効果が下がっているにもかかわらず、日本では効果が下がらないのはなぜかと疑問に思ったのだそうだ。
それで、国会議員を介して働きかけたところ、接種済みで接種歴未記入(接種年月日が未記入)の場合を「未接種」に分類していたのを改め、4月11日からの資料では、分類を接種済・未接種・不明に変更したのだという。
すると、ワクチンを接種済のほうが、未接種よりも感染しやすいという傾向が見えるようになった。
4月11日~17日の資料では、40代・60代・70代の人がワクチン2回接種済の人のほうが未接種の人を上回っているという結果である。
以前の分類では、厚労省がワクチンの効果があることにして、ワクチンの3回目以降を打たせたいがためにデータを操作していたとしか考えられないではないか。
これ以外にも、厚労省はこれまで、ワクチンで心筋炎になる割合と感染で心筋炎になる割合について、分母のまるで違う比較をしたポスターを作り、庶民をだましてきたのであった。(ワクチンによる心筋炎は接種者数に対する割合で、感染による心筋炎は発病入院者に対する割合なので、後者が異様に高くなるのは当たり前)
このように、真実を隠して都合のよい結論に導くような操作ばかりしている厚労省をどうやって信用しろというのだ。
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実際に私たち夫婦は、8月中に2回ワクチンを接種し、2月にオミクロンに感染している。
PCR検査を受けたときに、問診票にワクチン接種歴を記載するところがあった。
2回済みに〇をつけたが、日付は覚えていなかった。私は一瞬空欄にしておこうかと思ったが、スケジュール帳を取り出して、そこで日にちを調べて記入した記憶がある。
夫にどうだったかとさっき聞いてみたら、どのように記入したか記憶がないそうだ。夫はスケジュール帳など持ち歩いていないので接種日は記入しなかったのではないかと思う。
発熱などして検査に訪れた人が、そこできちんと接種日を記入する人は少ないだろうし、後日保健所から電話が来て聴き取り調査などがあったかもしれないが、若い人には来ない場合が多いそうだ。
保健所から連絡が行くのか、医療機関の問診票から連絡が行くのか、両方が総合されるのかも不明である。
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厚労省がいいかげんな統計結果を発表しているとして、驚くべきは、テレビなどでそのことが全く問題視されていないし、なんらニュースにもなっていないことである。
近頃は、テレビでは町役場からの誤送金を使いこんでしまった男の話などがしきりに話題になっていて、そのお金をネットカジノに使ったとか、取り戻せるのかとか大騒ぎしている。
しかし、そんなことよりも厚労省がどうなっているんだか、なぜマスコミは突っ込まないのだろう。
テレビ局はすべて政府の回し者になっているようである。
これほど情報統制がされた社会だとはこれまで知る由もなかった。