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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

引っ越し先は
https://ask0065.hatenablog.com/です

8 横浜市(エコプロダクツ2014)

2015-01-03 23:32:41 | 産業・技術
エコツアーで見学したもの。

≪チョイモビ≫



横浜市は、環境未来都市に指定されています。

昨年も展示されていましたが、横浜市と日産が実証実験をしている「チョイモビ」が今年も展示されていました。

2人乗りの小さな電気自動車で、レンタルして市内を運転することができます。
実験期間を1年延長することになったそうです。

使用料1分30円、10分300円と、ちょっと高いです。


昨年のこのブログの記事「6 横浜市のチョイモビ(エコプロダクツ)」

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会場内エコツアー「スマートコミュニティーとエネルギー」で見学したものは以上となります。

現在、原発が止まり、再生可能エネルギーを活用した発電方法が開発されようとしていますが、いまのところ、安定した電力は火力発電に頼っていることもあり、二酸化炭素の排出は過去最大となってしまっているそうです。
今後、2016年ころには、家庭間の電力の自由化もされる見込みであり、再生可能エネルギーの活用が発展することが期待されます。

エコツアーに参加したところ、説明を聴きながら、メモ帳に熱心に書いている方々が多く驚きました。
私は、ノートなどを用意していなかったので、途中からパンフレットの裏にメモを始めたりしました。
来年はメモ帳を用意しようと思います。

また、午前中は、かなり混んでいました。午後もツアーの受け付けに行ってみたころ、遅い時間帯では、定員までに余裕のあるツアーがあったので、午後に参加するのもよさそうです。
今回は、午後には個人的に見たいものも多く、参加は断念しましたが、来年は午後のツアーに参加してみようと思います。

引き続き、個人で見学した内容についても書いて行きたいと思います。
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7 日本CCS調査株式会社(エコプロダクツ2014)

2015-01-03 23:28:16 | 産業・技術
エコツアーで見学したもの。

≪二酸化炭素の地下貯留≫

写真は撮りそこなってしまいました。

CCSとは、carbon dioxide capture storage.
二酸化炭素の回収・貯留の意味だそうです。

工場や発電所から発生した二酸化炭素が大気に放出されるまえに回収し、地中に貯留します。地中に貯留するには、それに適した条件が必要です。
地表から1000m以上の深さで長年にわたり安定して貯留できる条件として、貯留層は、粒の粗い砂などが固まってできた砂岩や火山岩など、隙間があって浸透性のある層が望ましいです。
そして、その上には、遮蔽層が無くてはなりません。遮蔽層は、細かい粒の粘土などが固まった泥岩で、水が浸透しにくく、遮蔽能力があって、しかも貯留槽を厚く広く覆うものである必要があります。断層があってもいけません。
二酸化炭素は、貯留層の砂の隙間に注入されます。
この方法は、コストがかかることが問題でもありますが、化石燃料を使うことによって発生する二酸化炭素を、地中に戻せることで有効な手段といえます。

現在、この地層の条件に適した場所として、苫小牧があげられています。

日本CCS調査株式会社のサイトをご参照ください。

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6 福島洋上風力コンソーシアム

2015-01-03 22:55:12 | 産業・技術
エコツアーで見学したもの。

≪浮体式洋上風力発電≫

写真は撮りそこなってしまいました。
洋上風車の模型が展示されていました。
大型のもので、既に稼働しているそうです。洋上変電所もあります。
風車はメーカーが異なる3つのものだそうです。

これらは、沖で作らないといけない(地上で作って持って行けない)のだそうです。

また、風車は、風が強い時は止めて風をよける角度にする必要があるそうです。

福島の利点としては、原発が止まっていて、使われていない送電網があるので、それを利用できることだそうです。

福島洋上風力コンソーシアムのサイトをご参照ください。
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5 慶応大学(エコプロダクツ2014)

2015-01-03 22:26:10 | 産業・技術
エコツアーで見学したもの。

≪慶応型共進化住宅≫



間伐材を使った木造住宅。
間伐材は、貼り合わせると丈夫になるそうです。



エネルギー効率がよく、快適な住宅、HEMSの技術の開発をしています。


詳しくは、慶應型共進化住宅 をご覧ください。

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4 自動車会社:マツダ・トヨタ・ホンダ(エコプロダクツ2014)

2015-01-03 15:48:59 | 産業・技術
エコツアーにて、マツダ・トヨタ・ホンダを見学しましたが、この3社は後ほど個々に書きたいと思いますので、ここでは3社まとめて簡単に載せます。

≪マツダ≫

クリーンディーゼルエンジン。




≪トヨタ≫

出ました。燃料電池自動車“MIRAI”。 すでに発売。



水素満タンにして600km走れるそうです。官公庁がまず利用を始める見込み。
水素スタンドも増やす予定。現在関東には8ヶ所。


≪ホンダ≫

ホンダも燃料電池自動車です。



まだ発売はされていません。
ホンダの特徴は、燃料電池自動車で発電された電気を外部給電器に取り込むことができ、その電気を家庭で使うことできます。

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3 富士通(エコプロダクツ2014)

2015-01-03 15:18:07 | 産業・技術
≪半導体工場での野菜栽培≫



半導体の減産により使わなくなった工場のクリーンルームを「植物工場」として再利用したものです。2013年に会津若松の工場で試験的に栽培を始めましたが、2014年5月には、すでに出荷をはじめているそうです。この方法で栽培された野菜は、雑菌がない無農薬野菜です。低カリウムなので、糖尿病の人に良いそうです。
今はここ一カ所だけでなく、半導体工場を野菜工場に変更する数が増えたそうです。

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昨年も展示がありました。今年の展示は昨年のものよりも小さい規模だったように見えましたが、レタスの配布などもしていたようです。
昨年の記事 1 富士通(エコプロダクツにて)

≪AR(拡張現実)技術≫



スマートデバイスとAR技術を活かして現場作業を支援します。
現場にあるARマーカーをタブレットのカメラでスキャンすると、作業手順や作業内容が表示されます。
これまでは、現場の作業員がマニュアルから情報を探して行うなどしなければなりませんでしたが、タブレットに必要な情報が表示されるので、熟練でなくても的確な作業ができるそうです。ここでは水道管の作業の実例が展示されていました。



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ARとは「Augmented Reality」の略で、
現実環境にコンピュータを用いて情報を付加提示する技術、
情報を付加提示された環境そのものを指す言葉
現実世界を補う「何か」を追加することで、目の前にある現実以上の情報を提示する技術や、その技術によって表される環境そのものを含めたもの

のことを言うらしいです。

タブレット画面に、現実のものに加えて、マニュアルや作業説明が付加提示されるということですね。

(感想)
今後、様々なものの取り扱い説明や、組み立て説明なども、このような方式が増えるのかなと思いました。

便利になりますが、ARに頼りすぎると、人間はどういうことになるのだろう・・という一抹の不安も脳裏によぎりました。
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2 東芝(エコプロダクツ2014)

2015-01-03 01:42:20 | 産業・技術
エコツアーの2番目に見た展示です。

≪海流発電システム≫



日本列島のそばには黒潮が流れていて、巨大なエネルギーがあります。
この自然エネルギーを利用して、安定電源が得られます。

水中浮体方式の海流発電システムです。



対向回転する双発式の水中タービンで海中で安定した姿勢を保持し、効果的に発電できます。

≪人工光合成≫



太陽光エネルギーを用いて、二酸化炭素と水から、化学原料や燃料となる炭素化合物を生成します。
可視光を吸収する多接合半導体とナノサイズの構造制御技術を適用して金ナノ触媒を用いて、燃料の原料となる一酸化炭素に変換するということです。
植物がやっている光合成とはちょっと違うようです。)

≪自宅を確認できるロボット掃除機≫



外出中に、掃除機が自動で掃除をしてくれるのは今では普通ですが、この掃除機にはカメラがついていて、スマートフォンで外出先から自宅の様子を確認できるそうです。

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海流発電や人工光合成は、エネルギーに関連する新しい技術で、これからの日本(いや世界)の課題でもあるようです。

掃除機はすぐにもできる身近な機能といった感じですね。


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