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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

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“すてきなあなたに”を買った

2014-08-16 21:45:43 | 読書


最近、ネットショッピングで「すてきなあなたに」(大橋 鎮子)(暮らしの手帳版)を購入しました。
この本は、同じタイトルで「1~5」まであるようです。それで、私が買ったのは最初のものです。ですから、内容はとても古いのです。

実は、この本は、もう30年以上も前に、夫の母が私にプレゼントしてくれた本でした。結婚した頃のことだと思います。
夫の母は、私が夫と知り合う前から病気でずっと入院しており、その後病院の退院と同時に介護施設に入所してしまって、そこで生涯を終えました。
今思うと、とても良い母でした。ずっと病気で身体が不自由だったのに、明るくてさっぱりした性格でした。結婚が決まったときも喜んでくれました。
それで、私にこの本をプレゼントしてくれたのです。それは昭和57年ころのことです。
おそらく、付添いさんと一緒に車椅子で本屋さんに行って選んでくれたのでしょう。

ところが、私はこの本を見て、あまり読みたいとは思えなかったのです。ちょっと開いても関心が持てずに、そのまま放置しておきました。そして、何年も何年もずっと読まないままでいました。

そして、今から4~5年前にこの家に引っ越すことになったのですが、そのとき、家じゅうの多くの物品を処分しました。そして、この本も捨ててしまったのでした。いや、もしかしたら、もっと以前に処分したのかもしれません。とにかく読まないまま手放しました。

ところが、最近になってそのことがすごく気になっていました。せっかく義母が私のために買ってくれたのに読みもしないで捨てるとは何事でしょうか。読まずとも持っていればよかった。

覚えているのは、題名と、それからカバーのデザインです。白地に緑の木のようなものが並んでいました。

ネットで検索してみると、見覚えのある本の写真が目に留まりました。
1年くらい前、今にも注文しようと思ったことがありました。古本の情報をみると、55年ころの発行のものが、「多少の日やけや使用感あり」などということで売りに出されていました。それは、ちょうど私が義母からもらった年代のもののようでした。

でも、そのまま決断がつかずに注文をしませんでした。

今回、またなぜか気になりだしました。ある朝、早く目覚めてパソコンを開いて、本のネットショップを見ていたとき、ふと思いついて注文しました。

30年前、開いてみて面白くないと思った本ですから、今も自分の好みでない可能性が高いですが、それでも義母の選んでくれた本だから、自分に合わずとも、そして古くとも、持っていていいんじゃないかと思ったのです。

「汚れがなくかなり良い状態」というようなのを選んでみました。

本は、すぐに届きました。見ると、なんと発行が今年の6月のものではありませんか。
第38刷になっています。定価は1714円+税なので、1850円くらいです。
今でも普通に書店で売ってるんでしょうか。新品同様です。

古本として送料込みで600円くらいで買えました。

義母からのプレゼントなので、今さらですが、少しずつ読んで行こうと思います。

義母は、教養のある人で、本や新聞をよく読んでいました。病院や介護施設にお見舞い行くと、役に立ちそうな新聞の切り抜きを私のための取っておいてくれて、私に持たせました。
ところが、私はそれも読んだことがなく、ことごとく読まずに捨てていました。
もし読んでいたら、その記事に関して義母と話をしたでしょうし、読む気があったら、渡されたその場でも読んだでしょうが、私はそれをしませんでした。
だから義母も、この嫁は読む気ないな、と感じ取っていたのではないかと思いますが、行くたびに切りぬきを渡されていたのを思い出します。

あの切りぬきの記事には、どんなことが書かれていたんだろうか?と、これも今になってすごく気になることです。東京新聞の囲み記事だったと思います。
読んでおけばよかったなあ・・・。

義母が亡くなったのは、10年近く前です。介護施設で使用していたものは大部分、そこで処分してもらいました。持ち帰ったのは写真と手紙と義母の作った短歌の短冊と、そして義母の日記です。義母の日記帳は数冊ありますが、未だに開く勇気がありません。
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二の腕の痛み

2014-08-16 20:31:54 | 日記
何もしなければ痛みを感じなくなっていた肩関節周囲炎ですが、今夜また二の腕に自発痛があります。
しかし、不思議なことに、「ここにいつもの腕あり」のような、変な安心感があるのです。
あまりにも痛みと長くつきあっているからなのかもしれません。自分の腕が帰ってきたかのような・・・。

いやいや、元々、自分の腕は元気で痛みなど無い腕だったので、痛みで存在を訴えてくれなくともよいわけですが、「習慣」とは本当に不思議なものです。

この頃、私は右腕を骨折した子供のころのことをよく思い出します。右手をかばっていた1か月ほどの習慣の記憶が、今回のことで呼び戻されたのでしょう。右腕に体重をかけると痛いのも似ています。

骨は完全に元に戻っているし、大した骨折でもなかったし、その後40年間も、後遺症なども全くありませんでした。だから、二の腕の痛みは、子どもの頃の骨折とは何ら関係がないのでしょう。

それでも、記憶と習慣は、ふたつを結び付けるので、不思議だなあと思います。

しかし、子どものころ右腕を地面に突いて骨折したときに、もしかして右肩にも衝撃があったのでは?それが今の肩関節周囲炎につながっているのでは?などとも思うこの頃です。
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じょーしき=common sense

2014-08-16 19:11:42 | 日記
今日も朝早く目が覚めました。五十肩のせいではなく、暑いせいです。
さらに目を覚ました瞬間に、更年期障害のホットフラッシュが起きるのでたまりません。
暑い暑い暑い 滝汗滝汗滝汗 体中ベットリ 汗人間 水分補給のため起きる。
起きたついでだ。毎日新聞、土曜のクロスワードだ。

さて、今日、最後に残った縦のマスに入る言葉のヒントは「常識」。そして、その言葉は「コ○ンセン△」だった。この最後の△は横のカギで「お金のことです」というので、キン△=「金貨」?なんて思ってたんだけど、結局「金子」(きんす)だった。
常識=コモンセンス なんと、日本語のクロスワードパズルに英語が・・・。
いや、こんな英語を知っているのは「常識」か?
お金に縁がなく、英語落ちこぼれ人間には、本日の右下に入る縦横の言葉「コモンセンス」と「キンス」は難しかったな~~。

今日、その他に難しかった言葉は、

・ヤカン頭=はげ頭=禿頭 「トクトウ」と読むそうです。

・ネーティブアメリカンが履いていた全体を一枚革で作った靴=モカシン  ネイティブアメリカンてインディアンのことか。

・やるかたないと言えば   憤懣やるかたなし

・オートバイで後輪だけで走行すること=ウィリー ( ←これって馬が後ろ脚で立つことも言うのか。ひんべえができるって言ってた。)

そして、
・山村新治郎は、よど号ハイジャック事件で人質の乗客の身代わりになったが、

よど号ハイジャック事件について、よく知らないいので調べてみた。(以下、ウィキで調べた内容のあらまし)

1970年3月31日。羽田発板付(現在の福岡)空港行きの日航機「よど号」が、赤軍派を名乗る9人にハイジャックされた。
犯人グループは、北朝鮮に亡命することを望み、よど号は、福岡・韓国の金浦国際空港を経て、4月3日に北朝鮮に着陸。乗客は、福岡とソウルで解放された。
このときの運輸政務次官「山村新治郎」が、人質の身代わりになって、北朝鮮まで行って戻って来た。
この飛行機は、もともと国内線であったし、韓国や北朝鮮上空を飛んで着陸するのはいろいろと難しかった。
一旦福岡に下りてから、一部の人質が解放され、北朝鮮方向へ向かったが、韓国に着陸。よど号の犯人には北朝鮮に着陸したように装ったものの、着陸した空港が北朝鮮でないことを犯人に気づかれてしまった。
4月1日に山村と政府関係者が韓国に行った。交渉を重ねて、人質全員を解放させ、山村が身代わりに人質となって、4月3日に朝鮮に飛んだ。
北朝鮮では、身柄が確保され、9人は亡命、機体と乗員・山村は返還された。
犯人9人のうち、2人は朝鮮で死亡、2人は帰国して、そのうちの1人は獄中で死に、もう一人は服役を終えてから死亡、現在4人は北朝鮮で生存していると思われる。

山村新治郎(11代め)とは、
昭和8年に生まれ、平成4年に没する。旧名直義。
千葉県佐原市出身。生家は江戸時代から続く米穀商の名家であり、9代目新治郎から政治家となる。
10代目山村新治郎は、池田内閣で行政管理庁長官。

よど号事件では人質の身代わりとなったことで、「男やましん」「身代わり新治郎」と言われ世間に知れ渡り、内閣総理大臣顕彰を受賞した。
1976年の選挙では落選したが、1979年に返り咲き、1983年中曽根内閣で農林水産大臣、1989年宇野内閣(わずか2ヵ月)で運輸大臣、宮沢内閣で衆議院予算委員長就任。

1992年、自民党訪朝国団長として北朝鮮に訪問しようとしていた前日の4月12日、自宅で精神疾患のある24歳の次女に出刃包丁で刺されて殺害された。(58才)
訪朝では22年ぶりによど号事件の首謀犯田宮高麿と合う予定だった。
よど号事件の時、この次女は2才であった。次女は心身喪失で責任能力なしとして不起訴だったが、4年後に自殺した。
山村家からはその後政治家は出ていない。

・・・・・・・・・・・・

山村新治郎氏については、代々、同じ名前を使っているので驚いた。何代目かで区別しなくてはならないので紛らわしい。
そして、最後の亡くなり方にも驚いた。訪朝の前日に、娘に殺されるとはどういう運命なんだろう。

よど号事件の時、私は10才で小学4年生だったはずだが、全く覚えていない。事件の名前だけは聞いたことがあり、飛行機のハイジャックというだけ聴いていた。

今、北朝鮮に拉致された人々について再度調査がされているが、このよど号事件の犯人たちも、北朝鮮で何か関係しているのかなあ、などとも思う。

今日のクロスワードでは、こんなことに思いを巡らせることとなった。
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トウモロコシ売り場にて

2014-08-16 09:13:33 | 日記

西友のとうもろこし売り場で、トウモロコシの皮を一生懸命むいているおじさんがいた。
お店の人かと思ったら、お客さんだった。
どのトウモロコシが良いトウモロコシか、探しているようだった。
トウモロコシというのは、中が見えないので、実がどのくらいついているかは、客の知りたいところである。
このお店では、以前から自由に皮をむいてみる雰囲気がある。一部は、わざわざむいて中を見せているものもあり、それならば確実だから、私などはむいてあるのを買ったりする。

それにしても、このおじさんはトウモロコシを3本くらい丸裸にして、トウモロコシの全身をくまなく観察し、吟味していた。そして、今度は近くにいる店員さんのところに行き、「このトウモロコシ、細いんじゃないか?」等と聞いていた。
すると、店員さんがトウモロコシ売り場にやってきて「こういうのがいいですよ」などと良さそうなのを探してくれていた。なんとも和やかな雰囲気である。トウモロコシを全部むくなとは言っていないようだった。

おじさんは、むいたトウモロコシは全部買っていったのかもしれない。この売り場では、要らない皮を全部取って、要る部分だけ持っていく人をよくみかける。

しかし、この場合、むいてみて変だったら買わなくてもよいのかもしれない。もっともその場合は全部むかなくてもわかるだろうが・・・。
西友では、買った生鮮食品が気に入らなかった場合は、返金してくれるシステムである。例えば、トウモロコシの実がよくついていなかったなどと、買う前から判明すれば、変なトウモロコシを知らずに買っていって、後日返金などという無駄な事はしなくて済む。

この自由な光景を眺めながら思い出したことだが、昔はトウモロコシの端っ子の皮をほんの少しむいてみて、実の並び具合や色や大きさなどを見て、良さそうだと見当をつけて買うのが普通だった。
ところが、このまえ、知人から聞いた話では、ある店の野菜売り場でトウモロコシの端っこをひらいて見ようとしたら「皮をむくな」と怒られたので、感じが悪いから何も買わずに出てきたそうだ。「皮をむいたら責任をとって買え」となると、むいてみて歯っ欠けだったとしても、虫が食っていたとしても、買わなくてはならなくなる。それではむいてみる意味がない。
むかなくても完璧な商品しか置いてないんだったらそれもあるかもしれないけど、そもそも完璧な物だったら、むいて見た人は買うに決まってるのだから、むかせない理由はない。

トウモロコシの中身を見ることを禁止して売るというのは、どれだけの意味があるのだろうか?
西友とは正反対の方針の店もあることに驚く。

ちなみに私は、むいてないトウモロコシの場合は、太くて皮が青々とし、鮮度のよさそうなのを適当に選んでくる。皮をむいてみることはしない。外からみて良くなさそうな場合は買わない。茶色い髭がいっぱいあるのが良いそうだ。
その選び方で、だいたい中身の予測は当たっているので、まあ、いちいち剥かなくても大丈夫ではある。数本買うと、確かにおいしさや実のつき方に差があるので、詳しく見れば売り場でもわかるかもしれないが、ずぼらなので、そこまでは追求しない。

人が少しむいて放置して行ったトウモロコシを買うことも多い。普通にちゃんと実がついているのが見える。なんで買わなかったんだろうと思うほど良いトウモロコシだから、安心して買う。私の基準が低いのか?
夕方買うから、昼間はもっと良いトウモロコシがあったということなのかな?

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