山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

仕事を得るための仕事

2013-05-26 00:00:07 | 日記

前記事で労働の欲求として「認められたい。役立ちたい。褒められたい。」という言葉があったが、
この順番として、今の自分は「まず役だって、認められ、そして褒められる」ではないのか?と思った。しかし、「認められたい」が先になっているのはどうしてか。

思うに、「役立つ」ためには、もしかしたらその前に「認められる」ことが必要なのではないか?
たとえば、どこかの会社で働くにしても、この人を社員にしようと、その人材としての価値を「認められ」て「採用」されなければ、そこで「役立つ」こともできない。
ある会社や商店が仕事を請け負うにも、それを任せることができると認められたからこそ、仕事に取りかかれるものである。

時と場合によっては、全く能力や存在を認められてもいない人や組織が、冷酷な環境のもとに一生懸命に尽したりして、先に役立つことによって、ようやく認められることもあるけど、そういうのはやっぱり精神的に苦しい状況だ。
まず「認められている」事が望ましい。それでこそ役立つための意欲がわく。

ところで、最近読んだ文書の中に「次の仕事のための今の仕事」というようなことが書いてあった。
「人は何のために仕事をするのか?」あるいは、企業や店が仕事をするのは、普通は「利益を得るため」と考えられているが、実は「引き続き仕事を得るため」というのも大きな要素であるとのことだ。

何か仕事を請け負ったときに、相手の期待に応えられるような良い仕事をすれば、次も頼もうと思われるわけだ。逆に、ちゃんとした仕事ができなければ、その後の仕事は無くなる。

「次の仕事のための仕事」とは、「次の注文を取りつけるための仕事」という解釈ができるが、別の意味でも、「次のステップのための仕事」という解釈もできる。
仕事をすることによって、能力が上がるので、次はもっとレベルを上げて行くことができる。

これは、組織単位でも言えることだし、個人単位でも言えることだろう。

認められる → 仕事が与えられる→ 仕事をする 役立つ 報酬をもらう → もっと認められる → 仕事が与えられる → 仕事をする もっと役立つ 報酬をもらう → と続いていく。
もちろん、その間に褒められたら嬉しくて、もっとやる気を出してしまう。

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