「日の名残り」が、なかなか興味深い内容だったので、引き続き、カズオ・イシグロの小説を買ってきた。
昨日買ったのは「夜想曲集 ~音楽と夕暮れをめぐる五つの物語~ 」。
多くのイシグロ作品からこれを選んだのは、5つの短編なので読みやすそうだし、音楽に関係しているのも良いと思ったからだ。また、本によって訳者が違っているので、「日の名残り」と同じ「土屋政雄」のものから選んだ。
本屋さんで、平積みされているカズオ・イシグロの文庫本たちを見て、あれっ、こんなにきれいなデザインだったかな?と思った。どの作品も、光沢のあるカラーの表紙がやけに美しいのだ。
しかし、自宅にある「日の名残り」と同じ会社じゃないと並べたときに合わないよと思い、そのへんを見てみたが、結局、イシグロの作品は、このハヤカワ文庫だけだった。
「日の名残り」は、買ったときから本屋さんのカバーをつけたまま読んでいるので、どんなデザインだったか全く覚えていない。こんなにきれいなものだったかな?と思いつつ、「夜想曲集」を買ってきたのだ。
「夜想曲集」は、780円プラス消費税で、800円を超えた。昔はこのくらいの厚さの文庫本は300円くらいだったような気がするけど、それも30~40年くらい前のことである。できれば500~600円くらいであってほしいところだが、単行本にくらべたら半額くらいだし、デザインもきれいだからまあ良いか。
内容がつまらないものだとがっかりしてしまうのだが、私の場合、図書館の本を2週間で読み終えるなんて到底無理なので、文庫か古本を買う。

自宅に帰って「日の名残り」のカバーを外してみると、やはり同じハヤカワ文庫で、表紙はきれいなものであった。デザインは、ダウントン・アビーのお屋敷みたいなダーリントン・ホールが描かれていた。「渡邊伸綱」という人の絵である。
「夜想曲」のほうは、ぼんやりしたデザインで何かわからないと思っていたが、あらためて眺めてみると男女がダンスをしている絵だった。こちらは「田地川じゅん」という人の絵である。
どちらも下にカズオ・イシグロの写真と「ノーベル文学賞受賞」と書いた帯がついている。
電子書籍ではなく、物体の良さはこういうところである。並べてみるのも楽しい。
昨日買ったのは「夜想曲集 ~音楽と夕暮れをめぐる五つの物語~ 」。
多くのイシグロ作品からこれを選んだのは、5つの短編なので読みやすそうだし、音楽に関係しているのも良いと思ったからだ。また、本によって訳者が違っているので、「日の名残り」と同じ「土屋政雄」のものから選んだ。
本屋さんで、平積みされているカズオ・イシグロの文庫本たちを見て、あれっ、こんなにきれいなデザインだったかな?と思った。どの作品も、光沢のあるカラーの表紙がやけに美しいのだ。
しかし、自宅にある「日の名残り」と同じ会社じゃないと並べたときに合わないよと思い、そのへんを見てみたが、結局、イシグロの作品は、このハヤカワ文庫だけだった。
「日の名残り」は、買ったときから本屋さんのカバーをつけたまま読んでいるので、どんなデザインだったか全く覚えていない。こんなにきれいなものだったかな?と思いつつ、「夜想曲集」を買ってきたのだ。
「夜想曲集」は、780円プラス消費税で、800円を超えた。昔はこのくらいの厚さの文庫本は300円くらいだったような気がするけど、それも30~40年くらい前のことである。できれば500~600円くらいであってほしいところだが、単行本にくらべたら半額くらいだし、デザインもきれいだからまあ良いか。
内容がつまらないものだとがっかりしてしまうのだが、私の場合、図書館の本を2週間で読み終えるなんて到底無理なので、文庫か古本を買う。

自宅に帰って「日の名残り」のカバーを外してみると、やはり同じハヤカワ文庫で、表紙はきれいなものであった。デザインは、ダウントン・アビーのお屋敷みたいなダーリントン・ホールが描かれていた。「渡邊伸綱」という人の絵である。
「夜想曲」のほうは、ぼんやりしたデザインで何かわからないと思っていたが、あらためて眺めてみると男女がダンスをしている絵だった。こちらは「田地川じゅん」という人の絵である。
どちらも下にカズオ・イシグロの写真と「ノーベル文学賞受賞」と書いた帯がついている。
電子書籍ではなく、物体の良さはこういうところである。並べてみるのも楽しい。