
■気持ち良い歩き■
南嶺(なんれい)は高知市の孕(はらみ)地区の大海津見神社から西に連なる山並みをいいます。縦横に登山道があり高知市民の憩いの山となっています。今回は烏帽子山と柏尾山に登ったので南嶺の西部分のみのあるきでした。

ここには一等三角点があります。

1月の中旬というのにまだハダカホオズキが見られるのは霜が直接当たらないためですね。
孕から烏帽子山まで縦走したことはあるのですがまだ柏尾山(323m)まで行ったことがない。初めての道は嬉しいものです。

落ち葉を踏みしめていくと城跡もある。

行きつめるとこんな場所でした。
植物好きが歩くものですから花はなくても種を見つけたり・花咲く葉を見つけては歓声をあげます。

オオミマンリョウ
昨年秋初めて覚えてから何度も見た。知っているからこそ気が付く。

シタキソウ
花が咲く時期だとかなり目立ちます。が、今は葉が大きく広いので枯葉の多いなかでは目立つかも(常緑葉です)
シタキソウの花はこちらにあります
是非高知に住んでいる人には見てほしい花です。

コカモメヅル
コカモメヅルの花はこちらにあります
小さい小さい花ですので場所を覚えていないとみられません。

アオモジ
アオモジの花はこちらにあります
早春に咲くの木の花の中でも好きな花の一つです。
蕾を付けて開花を待っているのが見て取れたので来る楽しみがありますね
雪山だとこれらはみられません。なので今の季節里山を見て記憶しておくことは花を見る準備となります。今まで冬にこの場所に入ったことがないことを悔やんでいます。ハダカホオズキ見たくてようやく昨年たくさん見られたのですがここに来れば驚くほど沢山ある。実はみていても花を見ていないのでこんな近くで見られる場所を知ることが出来「ラッキー!~」でした。他にも目を皿のようにして・・観察会で見るような目を持って歩きますので見つけて嬉しい思いが出来たのですよ。何度も何度も歩いて見つける散策仲間のおかげです。本当に仲間がいるということはありがたい!楽しみ・うれしさが倍加するのです。