ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

13/10/13 母と一緒に妹2のお見舞い、その後一人でゲキ×シネ「シレンとラギ」

2013-10-13 23:59:17 | つれづれなるままに

8月末から入院中の妹2だが、週末に外泊許可がおり自宅に戻ってくるというので、大宮の氷川神社でもらってきた病気平癒のお札を届けに行くことにした。
急遽、母親も連れてきてくれるといいなぁということになり、連絡をとって待ち合わせることにして、集合し慣れているJRさいたま新都心駅の改札前で集合にした。

ところが、前日よく眠れなかったらしく、朝早くから用意をして朝の9時半頃には「これから家を出るからね」と電話がかかってきた。
乗り換えがスムーズだったということで、かなり前倒しの時間で移動してきて、私が家を出る前に与野駅のホームのベンチにいるとまた電話。

合流して新都心駅で高崎線に乗り換えて北本駅へ。
妹2夫婦で車で迎えに来てくれて、まずはランチへ。
韓国旅行の打ち合わせでGWに来た時に私が気に入った「ボンドール 北本店」に行ったら、ちょうど混みあう時間帯だったので少々待つものの、それでも限定メニューが尽きる前に着席。

冒頭の写真はその料理が並んだところだ。その限定20食の牛フィレ肉ステーキは母が、金目鯛のポワレは私の注文(^^ゞ
といいつつ、ミディアムでと頼むのを忘れたら焼きすぎで硬いだの、付け合せの野菜も硬いだの文句をいい、全部食べられないと私に回ってくる。ま、毎度のことだから予想して魚にしたんだけどねぇ(苦笑)
ベーカリーレストランなのでパンが食べ放題なのだが、「サンマルク」にあるようなシンプルなパンが少ないのも不満だったらしく、あとで私に言っていた。

その後、妹2の家に少しだけ行って、氷川神社のお札と娘から預かってきた『ナルニア国物語』全7巻セットを渡してきた。本は入院中の必需品だが、韓流のムック本にも飽きたようで共通の好みを持つ娘にファンタジー本のリクエストがきたというわけだ。
お札は出窓にある神社のお札コーナーにさっそく鎮座してもらい、一緒にいただいてきたお守りの方を病院にもっていってもらうことにした。

母はかなりのハイテンションでレストランでも妹2の家でもずっとしゃべっているので、あまり長くなると妹2が疲れるので、午後3時には引き揚げてきた。母親は「今日は会えてよかったし、思ったよりも元気そうなので嬉しかった。連れてきてくれて有難う」と心底喜んでいた。
しかしながら、母にはこれからおなかの方の検査があるので再入院するのだと説明してあるのは姉妹3人が相談の上だ。手術日も22日と決まっていて、ツレアイくんが今回は立ち会ってくれることになっている。
姉妹3人はそれぞれが大変な状況を抱えているけれど、やはり妹2が一番頑張っている。これまでも「日々が生きるための闘いなんだからね」と言ってきたが、今もめげることなくテンションを高く保っている姿には頭が下がる思いだ。見習わなくては・・・・・・!。

さいたま新都心駅で、母が京浜東北線に乗り換えるまで送って、私はコクーンモールへ。
MOVIXさいたまでゲキ×シネ「シレンとラギ」の座席指定券とプログラムを買って、あらすじや中島かずき・いのうえひでのりの文章に目を通した後、つっぷしてしばし休憩。

16:10から19:25まで途中休憩15分を挟んでしっかりと観た。いのうえ歌舞伎のシリーズでオイディプス王をやりたかったとあったが、まさにその世界。しかしながら主人公の二人は不幸な結末を迎えない。これは切ないラブストーリーであり、生きる希望を捨てないでというメッセージがはっきり伝わる作品になっていて、何か所かでしっかり泣かされた。
企画の段階で東日本大震災、原発事故があったことを踏まえた内容にもなっていて、骨太のドラマだった。ゲキ×シネ10周年にふさわしい、一見をおすすめしたい作品だと思う。

連休初日は急遽、渋谷UPLINKで映画「朝日のあたる家」(10/18まで上映延長になっている)を観てきたし、明日は歌舞伎座昼の部観劇予定。なんだかんだと3連休は忙しい。ゆっくりぼーっとすることができない性分なので仕方がない。