オツレアイくんがお盆に休めない会社に転職したため、名古屋の妹1の帰省が9月にずれ込んだ。当初予定の1週目の週末の予定を空けておいたのだが、それもずれ込み、日曜日は歌舞伎の観劇あり。
土曜日は娘も連れて実家へ。名古屋から車でやってきた妹1夫婦とほぼ同時刻に合流。駅前の「すき家」の牛丼で遅いお昼御飯にしてから、実家のメンテナンス開始。
名古屋の新居の柱に穴を開けたくないと比較的新しい壁掛け扇風機を実家のものと交換してくれた時に、驚愕!壁に這わせたコードが溶融してベタベタ状態!いくら猛暑とはいえ、プラスチックの劣化が凄まじい。ポロッと母がいつ買ったものかとしゃべったのを聞いてクラクラした。30年以上前・・・・・・。妹2のオツレアイくんが毎年綺麗に拭いてくれていたが錆びだらけなので交換してもらうことにしていたのだが、そういう問題ではない!!よかった、火を吹く前で・・・・・。
妹1がうちの娘を指示して、買出しに行く前に必要なものとスペースサイズを書き出す作業から何からいろいろと巻き込んでうまく使ってくれる。娘も普段やりつけないペースで頑張っていた(笑)
名古屋の電機屋の新聞の折込チラシを持参した妹1が母親に地元の折込チラシを出させて比較。うーん、「筋金入りの専業主婦魂」を見せ付けられる。
お盆の妹2による電機店めぐりと連動して、妹2が買った同じチェーンの実家の最寄店に、母にクレジットカードを持たせて絶対買わせる勢いで車で出かける。
居間の大型と寝室の小型の2台をまとめ買いするので、シャープのアクオス32型の広告の品と同じアクオスの20型を価格交渉の上で即決!我が家と同じレグザもすすめたが、リモコンの見やすさがシャープの勝ちであった。妹1の「年寄りにはリモコンが見やすいことが一番」という一言で私も納得。CDやDVDも入れられるものとかいう希望もあったが、そういう機能をつけるときっとTV画面に切り替えられないだろうということで、シンプルなものにした。
土曜日に買って、月曜日に納品とアンテナの見積もりが手配できて一挙に進展。その見積額で判断してエコポイントでアンテナ工事代に充当する手続きとアンテナ工事の申し込みが別途必要になる。妹2は来ていないので電話連絡でその手続きは妹2にバトンタッチするという連携でいくことに決定。
その後、ホームセンターに回ろうとしたら、父が会員になってよく通っていたドイトが閉店して廃墟状態になっていてビックリした。
第一日目お疲れ様で駅前の海鮮居酒屋で食事。先日私が笑われたエアコンから水が滴る事件を名古屋でも台風の前の異常な高湿の夜にやってくれていたという話が出て、それみたことかと盛り上がる。妹1は「そういうことが続くなら除湿機は買わないでエアコンの性能をアップさせたのを買いなおす」と豪語していて、姉妹の考え方の違いも浮き彫りになる。
名古屋の妹1の新居に行ったことがないので、私が御園座遠征で行く時に母親を連れていくつもりだったが、気が進まないようでグズグズ言っている母親。「それなら娘を連れていこうか」と揺さぶりをかけ、妹1も私がちゃんと相手してあげるよと言ってくれ、オツレアイくんもその週ならソフトボールチームの試合がないから大丈夫と言ってくれたら、母親がその気になった。ついでに娘も来ていいよとなって、なんと私は二人を引率して御園座の顔見世歌舞伎観劇の遠征をするハメになる。
帰宅後、いつもは焼酎のお湯割りなのに冷たいワインをぐいぐいやったのがいけなかったのか、私が入浴中に胃腸の調子が悪くなってひと騒動。娘は頑張りすぎてマッサージチェアで爆睡していて全く何もしてくれず(T-T)
それでも翌日曜日、新橋演舞場の秀山祭昼の部に行く私(^^ゞ最初の舞踊には間に合わなかったが吉右衛門と仁左衛門の芝居を堪能。
終演後、上野から高崎線で妹2の家に向かう。私のお腹の具合が悪いと言ったら、外食ではなく家でつくって食べようと準備をしてくれていた。ややしばらくして実家から回ってきた妹1夫婦も到着。別れる時に今回もまた母親には泣かれたようだが、これも毎回の儀式だと割り切る。
専業主婦どうしの妹たちの方が行き来は多く、ツレアイくんどうしも仲がよい。帰省しても実家で長逗留できないのでこういうハシゴに毎回なる。我が家はその2軒の中間地点に住んでいて、車が運転できないのでせっせと電車に乗って両方に通うということになる。
娘も美味しい物を食べたさに頑張って一人で家からやってきて盛り上がった。
お疲れ様~。
さて、月曜日の実家のTVアンテナ見積もりのヒアリング。9万円もかかるという高値の連絡に母親は食い下がったという。確かにTV2台分と同じくらいかかるのはちょっとおかしいかもしれない。提携先の工事の業者の見積もりなので電機屋ではわからないということだったが、再検討してもらうように頼んだとのこと。
週末に谷啓さんがご自宅の中で転んだことで亡くなったというニュースを新聞でじっくり読んだ母親が、グズグズと言い出していた実家のリフォームを早めにやる気になったということも聞いて、いよいよ私の出番になってきたようだ。
親のことでいろいろと頑張らないといけないという年回りなのだろうと痛感しつつ、頑張るしかないかと腹を括っているところだ。