ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

06/06/30 鹿賀丈史みたさに『戦国自衛隊1549』をTVで観た

2006-06-30 23:48:19 | 映画(映画館、DVD、TVを含む)
『戦国自衛隊』は、半村良の小説を原作として1979年に角川映画が制作したものが最初だが、自衛隊の嫌いな私はもちろん観ていない。
しか~し、2005年に平成ゴジラシリーズの手塚昌明監督がリメイクした際に鹿賀丈史が出演するというので映画館に観にいこうかどうしようかとかなり悩んだ。結局行かなかったのだが、そんな私を知る友人が自分が観に行った時に買って読んだプログラムをもういらないからあげるとくれたのをしっかり抱えていたのだった。
今年の1~2月に2週間連続の2時間×2回のドラマもあった。反町隆史、渡部篤郎、藤原竜也らが出演。なんのかんのとしっかり観てしまっていた。結局、自衛隊がタイムスリップする先は戦国時代というだけで設定はどれも違うという変化がつけられているのだった。藤原竜也はその若さが生きる小早川秀秋役で、他のお二人のおじさんはその引き立て役に回っていたような印象。
今日のリメイク映画版は、主演の江口洋介よりも鹿賀丈史が圧倒的にカッコよすぎる。鈴木京香も鹿賀丈史の的場一査に結局は惚れてたんじゃないか、彼女に撃たれ後輩の江口の役に斬られて死ぬ鹿賀丈史がやっぱり一番カッコイイ!

いつものポリシーをはずして全くミーハー的に鹿賀丈史に「カッコイイ!」を連発しながら観て満足したエンタメ作品だった。
しか~し、自衛隊もカッコよすぎるように描いているところは相変わらず気に入らない。喜んで制作協力してそのカッコいいイメージで若者を惑わさないようにしてほしい。結局は米軍の下部にある軍隊にすぎないんだから~。

写真は絶対に買わない「戦国自衛隊1549」DVD。