三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

Mk.8 ガンサイト (Mk.8 Gunsight)

2011年08月02日 | 編隊コレクション
先日の台風接近以来
天候も不順で、朝晩は寒い風が吹いている信州です

そんな天候不順で先週予定していた遠征も中止
いよいよネタ切れ状態で、またまたこのカテゴリーの登場です

今回は大戦中の米海軍機、グラマンF4Fワイルドキャットをはじめ
米軍の戦闘機や連合軍の戦闘機に
広く搭載されていた射撃照準器(GUNSIGHT) Mk 8 Model 8

一番左のガラス板はサングラス(遮光ガラス)、その右の透明ガラスが
下にあるレンズから投射される光像(レチクル)を映すための反射板の役目をするガラス
一番右の凸デッパリはクッション材だ

化粧版の上に載せ、ガンサイト内に電球仕込んでみました


照準器を手前側、上から、後方側から見てみます
パイロットから見えるのは後方(Rear)の側、そこに見える刻印


光を入れてみました

反射ガラスには、こんな具合にレチクルが浮かび上がります
(周りがボケてるのはカメラの関係)

ガンサイトの底を覗くと、こんなガラスがハメ込まれてます
(見えにくいので上部より光を当てて撮影)


それをこのライトで反射ガラスに投影します

その灯光器部分を照準器に接続するとこんな感じ




遮光ガラスはこのように横にずらすことができます


チョッとピンボケで見難いですが、通常の光像です
遠く メッサーシュミットBf109 の模型を置いてみました
光像の目盛りで目標機の距離もわかるようですが
資料が少なくよくわかりません

試しに遮光グラスを通して逆光の実空を見てみました

しっかり雲も見えて、役目を果たしています(笑)

この照準器は、見越し角等を映しだす高度な機器ではなく単純な射撃照準器
レイチクルの大きさも変えられないシンプルさ故に広く使われたもののようだが
派生型には照準器の投影ガラスがまったくなく
戦闘機の前面風防(防弾ガラス部)に直接光像を映し出す
下画像のような Model 6もあった

その使用機には逆ガル翼で有名なグラマンF-4UコルセアグラマンF-6Fヘルキャットがある


 ※書きおわたっらまた地震だ! 長めの揺れでPCかなり振られます
   長野県南部は 震度4  震源地は静岡沖、各地で被害がないことを祈ります  
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2 コメント

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凄かったですね。 (高木)
2011-08-02 06:33:31
おはようございます。夜半の地震の震源地はてっきり福島か宮城かと思っていましたが、まさか静岡とは思いませんでした。長野南部は震度4でしたが大丈夫でしたが?
それにしても色々な物を持っていますね。
感心してしまいます。(笑)
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高木さん こんにちは (ノザワヤ)
2011-08-02 12:16:45
色々情報ありがとうございます

最近また地震が多いですね
昨晩の地震は私も東北かと・・・
まさか比較的近い駿河湾だとはビックリ
同じ地域での震度のバラつきにも驚きましたが
東海地震の時にも我が家より北でも強い揺れがくるのかも

ガンサイトは他にもありますが(爆)
手に入れた頃は比較的入手し易いアイテムでした
でも今は品薄状態のようで、このシンプルな物も
海外を含め欲しがっているコレクターが多いようです
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