史上最も規模が大きい竜巻に襲われた人々の死闘を描くディザスターパニック。ジャンボジェット機も簡単に飲み込む直径3,200メートル、秒速135メートルもの巨大竜巻が襲来するさまを、臨場感あふれる映像で映し出す。メガホンを取るのは、『タイタニック』『アバター』などに携り、ジェームズ・キャメロン監督からの信頼も厚い『ファイナル・デッドブリッジ』などのスティーヴン・クォーレ。出演は『ホビット』シリーズなどのリチャード・アーミティッジら。
あらすじ:直径3,200メートル、秒速135メートルというこれまでにない規模の巨大竜巻がシルバータウンの街に襲来する。炎に包まれた巨大竜巻が猛威を振るい、ジャンボジェット機すら飲み込む威力を前に、住民たちはシェルターに避難。一方で、竜巻を追跡する観測者ストームチェイサーや、最愛の人を守り生き残るため危機的状況を打破しようと模索する人々もいて……。
<感想>実在する巨大竜巻に飲み込まれそうな感じに圧倒されました。現実に日本でも竜巻の被害が起こっている昨今、最近はゲリラ豪雨による土砂災害が日本のあちこちで起こり、被災された方々の冥福を祈ります。3年前に東北地方を襲った大地震による大津波で亡くなった方々など、今回も大雨の後に地盤が緩み山が崩れて土砂災害に遭われた人たち。まだまだ、これから台風とかの自然災害もあるので万事惰りなく準備のほど、せめて命だけでも助かるように祈るばかりです。
で、この映画は、何年か前にアメリカで起こったカトリーナという巨大竜巻、台風災害のことを思い出します。劇場で観る竜巻のハンパない臨場感と体感型ディザスタームービーですね。POVスタイルのため、竜巻ハンターのビデオカメラや高校生たちがスマホで撮った動画映像が、迫りくる竜巻の迫力をリアルに伝える映像には恐怖ものでした。
有名なキャストは出ていないのに、監督の巧みな演出によって、観ている側も竜巻ハンターになったかのようなドキドキ感が楽しめます。とにかく、竜巻ハンターチームは、ドキュメンタリーを撮ることを目的に集まった専門チーム。竜巻の内部映像はスクープ価値があるため、危険を冒してまで竜巻に近づこうとする。装甲車タイタスと気象情報収集車に分乗してピートと、カメラマンのルーカスにジェイコブ、ダリル、それに気象学者のアリソンの5人が竜巻に立ち向かうのだ。
直系3200mに達するメガストームは、まさに巨大怪獣のような不気味さ。F5は最大スケールで、家を跡形もなく吹き飛ばし、車も吹っ飛んでしまうほど。本作では竜巻が複数合体して、想像を絶するメガストームが登場する。
それに、竜巻ハンターだけでなく地元の高校で教頭を務めるシングルファザーのゲイリー、卒業式を迎えた高3の長男ドニーと、反抗期の弟トレイの家族も作品の中の重要な部分を占めている。
そして、こんなディザイスタームービーなのに、おバカな二人の男が、金儲けのために超スクープ映像をゲットしようと、巨大竜巻の中へと挑んでいく。こいつら、竜巻に巻き込まれて死んでしまうのかと思ったのに、どういうわけか最後に木に引っ掛かって二人とも助かったのが変ですよね。笑えなかった。
高校の卒業式にも関わらず、長男ドニーは好意を寄せる女子高生ケイトリンの課題レポートの取材を手伝うため、環境汚染されている廃棄工場へと向かうも、空模様が怪しくなっているのに気付かないなんて。二人とも、工場の中で汚染されている場所などを撮影している時に、暴風雨と共に巨大竜巻に巻き込まれて、工場の地下コンクリ―トの中へ閉じ込められてしまう。その時、彼女が足首に怪我をしてしまう。大雨による水が二人を襲い危うく水に埋もれてしまうところを、父親がドニーからの留守電をキャッチして、一緒に竜巻ハンターの装甲車と気象情報車の2台で助けに向かうのだが、・・・。
途中で鉄塔が倒れて道を塞ぎ、竜巻がタンクローリーを横転させてガソリンが漏れ、鉄塔の火花が引火して炎の竜巻が空高く舞い上がる凄まじさにびっくりですから。それに、飛行機も竜巻で舞い上がるシーンもあります。
それに、父親の乗った車が横転するも、装甲車で引き揚げてもらい、廃棄工場跡地へと。ところが、工場の跡地は竜巻で跡形もなくなっており、どうにか助けを呼ぶドニーの声で居場所を確認。父親が初めに彼女を助けるも、ドニーが鉄骨に足が挟まれて動けない。何とか水の中へ潜ってドニーを助け、人工呼吸をし、蘇生させる。
その後が、またもや大変なことに。複数の竜巻が合体してモンスターのように襲ってくる。みんなは、地下水道構の中へ避難するも、マンホールの蓋が風で飛び、地下水道構の中にも暴風雨が押し寄せてくる。ピーターが装甲車で蓋の代わりになって暴風雨を塞ぐも、巨大竜巻に装甲車ごと空高く巻き込まれてしまう。ピーターが見た竜巻の目の中心部から、空に太陽の見える。その後はまたもや竜巻の暴風圏の中へと、気の毒でした。
高校の卒業式は、始めは順調に事が運び良かったのですが、ゲリラ豪雨と共に竜巻が押し寄せて来て、学校の地下室に防災用のシェルターとかないのか、生徒たちはロッカーのある廊下に座っているだけ。だから暴風が来て竜巻が来るのに、ここでは危険だといい、スクールバスに乗り避難するのだが、この生徒たちは大丈夫だったのだろうか。
最後は、主人公一家が災害を乗り越えて、家族の絆を確かめ合うシーンが。25年後の未来へと、息子がビデオを撮っていたのだが、この巨大竜巻を撮影したのを今後の対策にしたらと思う。25年後もいいけれど、毎日の生活の方が大事なのでは、今を大切に生きようではないか。「災害は忘れた頃にやって来る」
2014年劇場鑑賞作品・・・273 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:直径3,200メートル、秒速135メートルというこれまでにない規模の巨大竜巻がシルバータウンの街に襲来する。炎に包まれた巨大竜巻が猛威を振るい、ジャンボジェット機すら飲み込む威力を前に、住民たちはシェルターに避難。一方で、竜巻を追跡する観測者ストームチェイサーや、最愛の人を守り生き残るため危機的状況を打破しようと模索する人々もいて……。
<感想>実在する巨大竜巻に飲み込まれそうな感じに圧倒されました。現実に日本でも竜巻の被害が起こっている昨今、最近はゲリラ豪雨による土砂災害が日本のあちこちで起こり、被災された方々の冥福を祈ります。3年前に東北地方を襲った大地震による大津波で亡くなった方々など、今回も大雨の後に地盤が緩み山が崩れて土砂災害に遭われた人たち。まだまだ、これから台風とかの自然災害もあるので万事惰りなく準備のほど、せめて命だけでも助かるように祈るばかりです。
で、この映画は、何年か前にアメリカで起こったカトリーナという巨大竜巻、台風災害のことを思い出します。劇場で観る竜巻のハンパない臨場感と体感型ディザスタームービーですね。POVスタイルのため、竜巻ハンターのビデオカメラや高校生たちがスマホで撮った動画映像が、迫りくる竜巻の迫力をリアルに伝える映像には恐怖ものでした。
有名なキャストは出ていないのに、監督の巧みな演出によって、観ている側も竜巻ハンターになったかのようなドキドキ感が楽しめます。とにかく、竜巻ハンターチームは、ドキュメンタリーを撮ることを目的に集まった専門チーム。竜巻の内部映像はスクープ価値があるため、危険を冒してまで竜巻に近づこうとする。装甲車タイタスと気象情報収集車に分乗してピートと、カメラマンのルーカスにジェイコブ、ダリル、それに気象学者のアリソンの5人が竜巻に立ち向かうのだ。
直系3200mに達するメガストームは、まさに巨大怪獣のような不気味さ。F5は最大スケールで、家を跡形もなく吹き飛ばし、車も吹っ飛んでしまうほど。本作では竜巻が複数合体して、想像を絶するメガストームが登場する。
それに、竜巻ハンターだけでなく地元の高校で教頭を務めるシングルファザーのゲイリー、卒業式を迎えた高3の長男ドニーと、反抗期の弟トレイの家族も作品の中の重要な部分を占めている。
そして、こんなディザイスタームービーなのに、おバカな二人の男が、金儲けのために超スクープ映像をゲットしようと、巨大竜巻の中へと挑んでいく。こいつら、竜巻に巻き込まれて死んでしまうのかと思ったのに、どういうわけか最後に木に引っ掛かって二人とも助かったのが変ですよね。笑えなかった。
高校の卒業式にも関わらず、長男ドニーは好意を寄せる女子高生ケイトリンの課題レポートの取材を手伝うため、環境汚染されている廃棄工場へと向かうも、空模様が怪しくなっているのに気付かないなんて。二人とも、工場の中で汚染されている場所などを撮影している時に、暴風雨と共に巨大竜巻に巻き込まれて、工場の地下コンクリ―トの中へ閉じ込められてしまう。その時、彼女が足首に怪我をしてしまう。大雨による水が二人を襲い危うく水に埋もれてしまうところを、父親がドニーからの留守電をキャッチして、一緒に竜巻ハンターの装甲車と気象情報車の2台で助けに向かうのだが、・・・。
途中で鉄塔が倒れて道を塞ぎ、竜巻がタンクローリーを横転させてガソリンが漏れ、鉄塔の火花が引火して炎の竜巻が空高く舞い上がる凄まじさにびっくりですから。それに、飛行機も竜巻で舞い上がるシーンもあります。
それに、父親の乗った車が横転するも、装甲車で引き揚げてもらい、廃棄工場跡地へと。ところが、工場の跡地は竜巻で跡形もなくなっており、どうにか助けを呼ぶドニーの声で居場所を確認。父親が初めに彼女を助けるも、ドニーが鉄骨に足が挟まれて動けない。何とか水の中へ潜ってドニーを助け、人工呼吸をし、蘇生させる。
その後が、またもや大変なことに。複数の竜巻が合体してモンスターのように襲ってくる。みんなは、地下水道構の中へ避難するも、マンホールの蓋が風で飛び、地下水道構の中にも暴風雨が押し寄せてくる。ピーターが装甲車で蓋の代わりになって暴風雨を塞ぐも、巨大竜巻に装甲車ごと空高く巻き込まれてしまう。ピーターが見た竜巻の目の中心部から、空に太陽の見える。その後はまたもや竜巻の暴風圏の中へと、気の毒でした。
高校の卒業式は、始めは順調に事が運び良かったのですが、ゲリラ豪雨と共に竜巻が押し寄せて来て、学校の地下室に防災用のシェルターとかないのか、生徒たちはロッカーのある廊下に座っているだけ。だから暴風が来て竜巻が来るのに、ここでは危険だといい、スクールバスに乗り避難するのだが、この生徒たちは大丈夫だったのだろうか。
最後は、主人公一家が災害を乗り越えて、家族の絆を確かめ合うシーンが。25年後の未来へと、息子がビデオを撮っていたのだが、この巨大竜巻を撮影したのを今後の対策にしたらと思う。25年後もいいけれど、毎日の生活の方が大事なのでは、今を大切に生きようではないか。「災害は忘れた頃にやって来る」
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