ぶらぶら人生

心の呟き

海の表情

2023-07-30 | 身辺雑記
 朝、廊下に出て、静かな海原を眺めた。
 濃淡二色に色分けされ、波穏やかである。


    



 河口の方は、一色にまとまった光景だ。

    



 一日、穏やかな日曜日であった。
 夕景も、世はこともなし! といった感じだ。
 が、地球上は、決して穏やかな日々でわない。愚かな戦争を繰り返し、多くの命が失われている。
 国同士の争いばかりでなく、国々の内部においても、大小様々な争いや殺戮は繰り返され、心穏やかならぬ世の中だ。少々間抜けでいてもいいから、みんなで、のどかに過ごせないものか。
 噂に聞く、幸福の国ブータンのように。
 あまりに幼稚な理想論だが……。
 武器を捨てて、意見が違えば、互いに話し合って……、というように単純にはいかないものか。

 
    



 夕陽を眺めていると、隣室のAさんが、車椅子で出てこられた。
 「きれいですね」
 と、そばに来て話される。
 入室されてまだひと月にもならないのだが、2人で夕陽を眺めるのは2度目である。

 今日は、海上の雲の層が、少し薄いようだ。が、なかなか申し分のない夕陽が撮れない。

    




 今日、5号室のTさんに見せてもらったホウズキ。葉っぱは、散々虫に食べられている。それもまた自然。

    


 ホウズキを「鬼灯」と書くのが面白い。
 お盆のころには、当地の花屋さんにも、ホウズキが並ぶだろう。求めたいと思っている。


 お月さまが、十三夜くらいになっているのだと思うが、自室の窓からは、一向に月影が見えない。
 7月の月の出は、もっと南の空なのかもしれないと思い、相談室へ行ってみた。
 そこからは、月影を眺めることができた。

 写真では、まるで室内に月があるかのように見えるが、月の背景は、もちろん空である。





   
コメント
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