ぶらぶら人生

心の呟き

2020年元旦

2020-01-01 | 身辺雑記
 例年どおり、簡素な注連飾りをし、私好みの花も飾って、2020年のお正月を迎えた。  

   

 

 万事スムーズにスタートしたつもりだったのだが、朝食の折、異変が起こった。
 またしても歯の不具合。
 具体的に書くのはあまりにも興ざめな話なので、それは控えるとして、どうして不調は病院がお休みの時を狙って起こるのだろう? と思ってしまう。
 歯科医院も5日まではお休みであろうから、治療は、6日まで待たなくてはならない。

 得体のしれない病気でなくてよかったと、良い方に考えることにしよう。
 が、老いの身には、常に、予期せぬことが起こりがちであることの警鐘と考えた方がいいのかもしれない。
 
 お昼前になって、やっと年賀状が届いた。
 私の賀状友達は、次第に高齢化している。元旦に必ず届いていた人からの賀状が見つからないと心配になる。その数が、今年は多い。
 10歳も若い人から、
 <杖がなくては歩けなくなりました。暖かくなったらコメダでコーヒー飲みましょう>
 <年末に転んで歯を折って治療中です>
 などなど、現状の具体を記した賀状もあった。
 <高齢となったので、今年をもって賀状をおしまいにしたい>という添え書きをする人も年々増えてきた。
 老境に入ると、さまざまな面で、寂しさに繋がることが多い。

 賀状の束と一緒に、一通の手紙が届いた。私の亡き友・Aさんの弟さまからであった。
 私個人が心に抱えてきた思いから、昨年末Aさんの墓参を果たした。そのことから、Aさんの弟さま、明清寺の方々とのご縁が生まれた。しかし、ご迷惑をおかけする面もあったのでは、とも思っている。
 昨日は明清寺さまからのお便りもいただいた。

 亡きAさんを仲らいとした、不思議なご縁である。
 今後Aさんの弟さまにお会いできる日があれば、私の心に刻まれているAさんの一面について話したいと思う。が、そんな機会が得られるかどうか?
 
 
 午後、庭に出てみた。
 予報より暖かな午後であった。雲の間に、空の青さものぞいていた。

 万両の葉の緑の濃さを改めて眺めた。常緑低木だから当たり前ではある。しかし、緑の曖昧な季節なので、万両の緑が一際目立つのだろう。(写真は、赤い実と白い実の万両。)

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする