<雨疲れ>、こんな言葉はないだろう。
しかし、降り続く雨に、心身疲れた。
天の怒り!?
そんなことを思わせるような激しい雨が、今朝6時過ぎから降り続いた。
昭和58年の豪雨を思い出し、無気味になった。
雷光が未明の部屋を白色光で照らしたかと思うと、雷鳴が轟き、雨音が後を追う。
新聞の休刊日なので、ベッドで本を読んでいたのだが、落ち着かなくなって起き出した。
カーテンを開けると、屋根の下の樋から幅広い瀧が流れ落ちている。
花壇は水を張った池となっている。
さて、と考えても、なす術もない。
雨脚の弱まることを念じて、ただ異常な光景を眺めた。
今日は、街へ出る予定にしていた。
この雨では…、と思っているうちに、激しさが衰えた。
ところが、9時、家を出ようとした折、また激しい雨となった。
雨具をつけても、びしょぬれになりそうな雨である。
タクシーを呼んで出かけた。
市役所で、住民票を取り寄せる手続きを済ませる間、タクシーに待ってもらい、銀行まで乗せてもらった。
家を出てタクシーを降りるまでの30分間、かなり激しい雨が降り続いた。
国道は、ところどころ冠水し、側溝の水があちこちで噴き上がり、凄まじい光景であった。
低地の家には、浸水の被害も出ている模様であった。
降り続く雨に疲れたなどと、贅沢なことを言っていてはいけないのであろう。
ここまで書いて、<激しい雨>の形容としては、どんな言葉があるのだろう? と手を休めて考え、広辞苑の『逆引き辞典』を引いてみた。
まずは、訓の<あめ>で終わる語。
<あめ>が最後につく言葉は、<雨>か<飴>に関するものである。
そのなかで、今日の雨にふさわしい表現は、
<篠突く雨><柴榑雨(しばくれあめ)><しぶき雨><鉄砲雨><八重雨>
といったところだろうか。<気違い雨>というのは、当たらないだろう。
音の<う>が最後につく語は沢山ある。そのうちの、<雨(う)>で終わる言葉のなかから、激しい雨を表す語を探した。
<豪雨><甚雨><猛雨><雷雨>
などを拾うことができた。
言葉遊びで、雨疲れした気分をほぐしたのだった。
ついでに髪の手入れをし、遅い昼食をとって帰宅した時には、雨はほぼ上がっていた。
裏庭に、シュウカイドウの第一号の花が開き初めていた。
葉は、無数の雨滴を留めたままであった。(写真)
しかし、降り続く雨に、心身疲れた。
天の怒り!?
そんなことを思わせるような激しい雨が、今朝6時過ぎから降り続いた。
昭和58年の豪雨を思い出し、無気味になった。
雷光が未明の部屋を白色光で照らしたかと思うと、雷鳴が轟き、雨音が後を追う。
新聞の休刊日なので、ベッドで本を読んでいたのだが、落ち着かなくなって起き出した。
カーテンを開けると、屋根の下の樋から幅広い瀧が流れ落ちている。
花壇は水を張った池となっている。
さて、と考えても、なす術もない。
雨脚の弱まることを念じて、ただ異常な光景を眺めた。
今日は、街へ出る予定にしていた。
この雨では…、と思っているうちに、激しさが衰えた。
ところが、9時、家を出ようとした折、また激しい雨となった。
雨具をつけても、びしょぬれになりそうな雨である。
タクシーを呼んで出かけた。
市役所で、住民票を取り寄せる手続きを済ませる間、タクシーに待ってもらい、銀行まで乗せてもらった。
家を出てタクシーを降りるまでの30分間、かなり激しい雨が降り続いた。
国道は、ところどころ冠水し、側溝の水があちこちで噴き上がり、凄まじい光景であった。
低地の家には、浸水の被害も出ている模様であった。
降り続く雨に疲れたなどと、贅沢なことを言っていてはいけないのであろう。
ここまで書いて、<激しい雨>の形容としては、どんな言葉があるのだろう? と手を休めて考え、広辞苑の『逆引き辞典』を引いてみた。
まずは、訓の<あめ>で終わる語。
<あめ>が最後につく言葉は、<雨>か<飴>に関するものである。
そのなかで、今日の雨にふさわしい表現は、
<篠突く雨><柴榑雨(しばくれあめ)><しぶき雨><鉄砲雨><八重雨>
といったところだろうか。<気違い雨>というのは、当たらないだろう。
音の<う>が最後につく語は沢山ある。そのうちの、<雨(う)>で終わる言葉のなかから、激しい雨を表す語を探した。
<豪雨><甚雨><猛雨><雷雨>
などを拾うことができた。
言葉遊びで、雨疲れした気分をほぐしたのだった。
ついでに髪の手入れをし、遅い昼食をとって帰宅した時には、雨はほぼ上がっていた。
裏庭に、シュウカイドウの第一号の花が開き初めていた。
葉は、無数の雨滴を留めたままであった。(写真)