お寺にも、色々な特色がある。
観光客を拒否しているわけではないが、ひっそりとして訪れる人の少ない光則寺(日蓮宗のお寺)が、長谷寺からそう遠くない位置にあった。
ゆるやかな坂を登って参拝する。
入場券を売る受付もなく、参拝・入園に当たって、喜捨を投じる箱は設けてあった。100円を入れて、境内に入った。
ここも花の寺である。
特に海棠の古木が有名らしい。
東西南北に伸びた枝は、支柱で保護されている。(写真①)
周囲にはハンゲショウの白い花が風情を添えていた。(写真②)
大賀ハスの、赤紫の蕾が、緑の濃い庭に、灯明のようであった。(写真③)
草花の手入れに余念のない婦人の姿が木陰にあった。
その人に、宮沢賢治詩碑の場所を尋ねた。
すぐ傍にあるのに、碑面の文字が遠目には読めず、碑とは分かりにくかった。 「雨ニモ負ケズ」の詩が、刻まれていた。(写真④)
ここになぜ? との思いがあったが、宮沢賢治が法華経の信者であったここと関連しているのだろう。
やがて十数人の見学者がやってきた。土地に住む人たちの、寺社散策のグループであろうか。
説明者が、輪の中にあって、お寺の由来など語っている様子であった。
見学の後、長谷駅に引き返す。そして、三たび江ノ電に乗って鎌倉に戻り、JR横須賀線で東京に引き返したのだった。
①
②
③
④
観光客を拒否しているわけではないが、ひっそりとして訪れる人の少ない光則寺(日蓮宗のお寺)が、長谷寺からそう遠くない位置にあった。
ゆるやかな坂を登って参拝する。
入場券を売る受付もなく、参拝・入園に当たって、喜捨を投じる箱は設けてあった。100円を入れて、境内に入った。
ここも花の寺である。
特に海棠の古木が有名らしい。
東西南北に伸びた枝は、支柱で保護されている。(写真①)
周囲にはハンゲショウの白い花が風情を添えていた。(写真②)
大賀ハスの、赤紫の蕾が、緑の濃い庭に、灯明のようであった。(写真③)
草花の手入れに余念のない婦人の姿が木陰にあった。
その人に、宮沢賢治詩碑の場所を尋ねた。
すぐ傍にあるのに、碑面の文字が遠目には読めず、碑とは分かりにくかった。 「雨ニモ負ケズ」の詩が、刻まれていた。(写真④)
ここになぜ? との思いがあったが、宮沢賢治が法華経の信者であったここと関連しているのだろう。
やがて十数人の見学者がやってきた。土地に住む人たちの、寺社散策のグループであろうか。
説明者が、輪の中にあって、お寺の由来など語っている様子であった。
見学の後、長谷駅に引き返す。そして、三たび江ノ電に乗って鎌倉に戻り、JR横須賀線で東京に引き返したのだった。
①
②
③
④