ぶらぶら人生

心の呟き

年の瀬の日本海

2006-12-28 | 散歩道
 日本海が、ついに石見の海らしくなってきた。
 今日と明日の日本海側は、荒れ模様となるらしい。
 風が強いし、朝の散歩を取りやめようかと思ったが、昨夕、帰省した妹が、一緒に歩くというので、勇気を出して出かけた。
 さすがに、海辺は怖い。荒々しい波に飲み込まれそうだ。
 最近加えたばかりの散歩コース、波打ち際往復は見合わせた。

 海辺の端に佇んで、写真を撮った。
 カメラを構える体が、宙に浮きそうになるほど風が強い。
 シャッターをきるタイミングが、素人には難しい。波の激しく砕ける瞬間をうまく捉えることができない。肉眼では、もっと凄まじい光景なのだが、どうしても平板になってしまう。

 穏やかだった12月にも、終止符の打たれるときが来た!
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赤い実 17 (ピラカンサス)

2006-12-28 | 身辺雑記

 「草花舎」の入り口に、赤い実をつけた木がある。
 その名は、「ピラカンサス」。(写真)
 実のつき方が賑々しい。まさに<鈴生り>。
 今は師走、実も終わりに近い時期である。鳥の餌となって、姿を消したものもあるだろう。
 秋の半ばころには、もっとたくさんの実をつけていたに違いない。

 この木は、枝には棘があるので、見分けやすい。
 赤い実にも特色がある。天辺には、トマトを蔕の側から眺めたような星印がついている。滑らかであるべき表面を、故意に傷つけたかのようなマークは、いったい何の印なのだろう?

 ピラカンサともいうらしい。
 ギリシャ語の「Pyro(炎)」に「acantha(棘)]がくっ付いてできた名前、と説明してある記事を見た。
 確かに赤い実は炎のようである。
 中国語では「火棘(huoji)」というらしい。いずれも、そのままずばり、簡潔に木の特色を捉えた命名といえそうだ。ちょっと面白みには欠けるけれども。

 実は、赤くなるもののほかに、橙色、黄色もあるらしい。
 別名の「橘擬(たちばなもどき)」は、橙色(オレンジ色)のものをいい、「常盤山櫨子(ときわさんざし)」は、赤い実の木をいうらしい。

 異なる色のピラカンサスにも、いつか出会えるだろう。
 実となる前の花にも……。 

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