〇…週明けの準備も兼ねて、図書館に資料を借りに行って、少し勉強してから、帰りに福岡市美術館に寄る。
ぎらぎら照ってた昨日と比べて空は曇りで、気温は昨日より数度低いくらいか。
前にゴジラ展に来た時以来だから、その後の改築工事後は初めてになるのか、約3年ぶり位になる。
(駐輪場にいるキイロイトリ)外のこのあたりなど、前より少し舗装し直されてたりもするが


建物が建築作品だからほぼ残り、施設内が随分きれいになった。現在は「富野由悠季の世界」展を公開中。
学童期~虫プロ時代からガンダムシリーズなどまでの絵コンテとか資料集とか、予想以上に点数が多くて面白い。
新しいのはGのレコンギスタあたりまであるから、鑑賞者の年齢層が老若男女幅広い(爆)
学生の頃の同級生に(やはりイデオンですよ、と言っていた)大したマニアがいて、その人と比べたら自分など全然詳しくない方だが、知らないうちに小さい頃から案外たくさん見ていたことがわかった(海のトリトンとかライディーンとかダイターン3とかも)。

BGM:交響曲第3番(Beethoven)第4楽章 / 読売日本交響楽団 指揮:セバスティアン・ヴァイグレ(「クラシック音楽館」ETV 8/18 21:00~)
家に帰ってきてからうっかり夕方のテレビのニュースをつけてしまい、流れてくる話にどうもプロパガンダ色が気になって気持ち悪くなってきて、消してしまって、ノーサイド・ゲームの頃に再びつけた。この間からニュースでやっている昭和戦後特集などでの歴史修正主義的な政府広報感というか、どうも変な感じがし、先日の広島や長崎の平和祈念式典での人々の語る憤怒や慟哭との乖離みたいな、ばらばらな断絶感のような、矛盾した空々しさは何なのかと思う。
ガンダムなどを見てきて影響を受けたという人が世の中に多いというが、それって本当なのかな、と疑う。もし嘘じゃなくて多いっていうのなら、それこそもっと「もっともらしいことを強迫的かつ煽情的に言う、どう考えても話の筋が合ってない連中を、まず疑い、冷静に考える」リテラシーが発達していていいはずで、作品でそういうことを言っているように思うのだが。それとも、あのアニメに出てくるコロニーなんかによくいる事なかれ主義の住人たちとか頭の固い連中みたいなのが日本社会の縮図で、そっちになっちゃってるだけだというような話なんだろうか。(20190818)