○昔のどんなもんやでつよし選手が「奈良公園とタイマン勝負こいてる」ような位置付けで遠足の話を語っていた宮島の鹿も、下手に近くにいたりすると攻撃をかましてくる（持ってた観光地図も喰われた）。そんな宮島で小生が珍しく憂世を離れていた土曜日、首都圏ではFM-FujiのENDLI☆ラジオのコスモロジーが最終回だったということだ。６月末で１クールの終了ということか。で今日はどんなもんやでつよしの話を聴きながらM-onでblurのboys and girlsのＰＶを観ていて、色々なことを思う。ただギターを持ってshoutっぽく歌ってもrockにはならない、それはrock風を演技しているだけだろう。Rockが大嫌いだと言うNeil Tennant先生の中のある種のrockさみたいなもんも逆説的だが言えそうなわけで。何かに気づいて何かを抱えている、その何かがどこかにあるかないか観客を打ち動かすかが、rockかどうかなのかもしれない。そして実を云うと、たかが気晴らしやentertainmentとはいえ、もはや今の自分が、そういうものでないと心底動かされにくくなっていることにも気づいているのだ。（20070704）
