
裏庭のニホンアマガエルが伴侶を求めて一所懸命にさえずる薫風の候、紫外線さんさんオゾンぎんぎんの日本海から、磯水槽へ珍客がやってきた。
鮮やかなイエローとブルーの第一触角!
はい、その名もアオヒゲヒラホンヤドカリ。
管理人がホームゲレンデの越前海岸で確認した、ケブカヒメヨコバサミ、ブチヒメヨコバサミ、ホンヤドカリ、ケアシホンヤドカリ、ホシゾラホンヤドカリ、ヨモギホンヤドカリ、ベニホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、ユビナガホンヤドカリ、クロシマホンヤドカリに続く11番目のヤドカリでございます。
30年以上通い続けている越前海岸だけど、まだまだ奥は深いようで。
素潜りはもとよりタンク潜りも体力的にキツくなってきたけど、当分引退できそうにありませんな。それにしても、小さい。
宿貝の長径が10ミリくらい、前甲長は1~2ミリ程度かな。
幼稚体かと思ったけど、これで成体らしい。
このサイズじゃ、今まで生息に気づかなかったのも無理ないか。
老眼進行気味の管理人にはギリギリセーフといったところですな(^^;
というわけで、話のついでにサヨリとガマエビの刺身を肴に梵の純米などを涼冷えでほろほろ飲りながら、磯水槽の近況などを。まずは、クロシマホンヤドカリの鞄ヤドカリ。
追い込みで焦っているのか、メスの扱いがかなり乱暴で、オス同士の闘争もしばしば勃発する。
メスをめぐって殴りあうって、昔の青春ドラマにはよくあったけど今時はどうなのかな?
まあ、青春ドラマそのものが絶滅種か。こちらは色気より食い気のヤマトホンヤドカリ。
食べているのは飼い主の晩酌のおすそ分けのサヨリの頭。ホシゾラホンヤドカリにも大人気。
日本海直送で鮮度抜群だからね。
飼い主が食って美味いもんはヤドカリが食っても美味いようで(笑)
一方、レギュラーなのにテンション低いから、忘れられ気味のヒライソガニとアシナガモエビ。今年は春から派手な新入りさんが増えたし、もっと存在をアピールしないと本当に忘れられますよ。
はっきり言って飼い主、アンタらのこと本気で忘れてました(^^;そしてしんがりは、とぼけた顔してババンバン!
こいつにゃやっぱりかなわない。
さて、どんな活躍を見せてくれますか。
もっとも、酒の出ない飲食店はお昼時ごった返してます。
もうみんなマスクしてるだけ。ワクチン待ちです。
>アオヒゲヒラホンヤドカリ
おお~、新種ですか!
宿貝は、ボサツガイかフトコロガイでしょうか?
であれば、けっこう浅場にいるんですかねえ。
体が小さいと、生存競争にはかなり不利だけど頑張ってほしいですねえ
>ヒライソガニとアシナガモエビ
あ、テンション低いんですか(^.^)
地味な色してますからねえ。
それだけ波風さんの水槽がバラエティに富んでいるということですよ。
そういえば、ヘビギンポとウニドンはどうなったろう?
>ナベカ
暴れん坊将軍登場!
イソクズ君狙われるかも・・・
アオヒゲヒラホンヤドカリは意外な発見でした。
見つけたのは潮下帯上部、クロシマホンヤドカリとかケアシホンヤドカリと同じところですね。
まだまだ探せば、いろいろ見つかりそうな気が。
イソヨコバサミだけはどうしても見つかりませんが(^^;
日本海にも居るそうなんですがね。
>ヘビギンポとウニドン
元気ですよ。
新着記事に上げておきますね。