悪魔の囁き

冬の朝、気温がほぼ１５℃以上の時　活動個体が砂上で散見される
冬季は脱皮成長しないと考えられるので、抱卵雌の大部分は定着後・・・
（沖縄天然記念物調査シリーズ第２９集より抜粋）


構造のない社会、ルールのない社会、協調のない社会、～中略～、秩序のない唯我独尊の世界・・・もっとも卑劣でもっともえげつない個体こそが生き残り、その他はすべて死ぬしかない世界なのである。
（マイクル・クライトン著　ロスト・ワールドより抜粋）


脚自切で脱皮は促進するが、脱皮毎の体の伸長率は無傷の個体より小さいので、成長はほとんど促進しない。自切した脚の再生にエネルギーを費やすためであろう。
（日本ザリガニ研究所ホーム・ページより引用）


ふっ・ふっ・ふっ・・
（神の含み笑い）


ふぉっ・ふぉっ・ふぉっ・・
（バルタン星の言語）


ガキの頃、PUBLIC IMAGE LIMITEDの「RELIGIONⅡ」を繰り返し聴いてた俺ら世代には、神と悪魔は同義やねん！
（管理人談）

波高し！

磯水槽から魚の姿が消えて早一年。
無脊椎を増やしているつもりはないのだが、ヤドカリやカニの死亡率が大幅に低下し、しかも順調に成長しているおかげで、慢性的に手狭なワラワラ水槽になっている。(因みに今夏、自家繁殖個体が100匹以上上陸したナキオカヤドカリの稚ヤド槽もワラワラしているのだが、こっちの話は別の機会に）
今年、正規（？）に追加したのは、小型のクロシマ数匹のみだが、非正規に潜りこんだケフサやユビナガ、アラムシロなどがどんどん大きくなってわがもの顔に闊歩している。
まあ、それはそれでいいのだが、せっかく磯へ下りて採集しても持ち帰って飼育するスペックが無いのはちょっとつまらない。
そんな中で、適当に淘汰されてくれるのが、エビちゃんたち。
ここ数年、毎年シーズン終盤の秋に採集して一年間飼育し、落ちた分をまた秋に採集する・・という繰り返し。
だいたい1年で半分くらいに数を減らすので、適度に採集意欲を掻きたててくれる。
しかも、ヤドカリやカニと違って採集にスポーツ的な技巧も要求されるので、採集家の自尊心も適当に満たしてくれる。
磯水槽では脇役だがエビちゃんは偉いヤツなのである！

で、今年もエビちゃんＧＥＴを目論んで磯に下りたのだが、あいにく磯波高き荒れ模様。
しかし、ここで引き下がるわけにはいかない。
だてに10年以上「波風」のハンドルを名乗っている訳ではないのだ！
打ち寄せる波をものともせず、愛用のウエットスーツを身にまとうや敢然と大波に向って走り・・ださない。
認めたくはないが、もう若くはないのだ(^^；
若くはないが年はとっている(あたりまえか）。
それなりに経験も積んでいるし知識も蓄えている。
ここは年長者の余裕を見せて、一歩下がって磯を見渡して考える。
魚ならこんな日は深場に避難しているだろう。
ヘビギンポやアゴハゼは岩の隙間などに潜りこんで波を避けている。
ホンヤドカリは石の下で息をひそめ、イソガニやヒライソは・・もともと石の下か(笑）
では、イソスジやスジエビモドキは・・・？
磯の地形は複雑だ。
波がバッシャンバッシャン打ち寄せていても、岩陰に必ず水が淀むポイントがある。
自分がエビなら絶対そういった場所に避難する。
そう思い到って磯を見渡すと、岸近くにせり出した岩が天然の防波堤になって全く波の当たらない岸辺があった。
広さは畳半畳くらい。
さっそく膝をついて海中に目を凝らすと、居る居る。
狭い場所に集まっているので、手掴みで簡単に捕れる。
長年、虫捕りや魚捕りをやっていると、ごくたまにこういうツボにはまる場面に出くわすのだ・・と、クールに書いているが、じつはめっちゃ嬉しがっているのだ。

若き勇者たち！

ナキオカ暦20XX年。
惑星ア－マンは、未曽有の危機に直面していた。
天敵ソラスズメの絶滅と、大気中のCO2濃度上昇を原因とする異常高温により個体数が爆発的に増加。
食糧不足と頻発する紛争により、このままでは種族の存続が危ぶまれる事態に陥った。
そんな中、科学連邦宇宙局の指揮のもと、新天地を求めるべく、移民センターに20匹の若き勇者たちが集結した。

つづく・・・のか？

琴です！ 元気です！

今年は弟や妹が106匹も上陸したおかげで、ウチの影薄かったけど、元気してるで。
生まれたんが2008年の8月11日やさかいに、今日で2年と52日。
番茶も出花の乙女やで。
自分で言うのもなんやけど、お母ちゃんに似てけっこう器量よしやと思うねん。
現在彼氏募集中！
よろしくね。

人生を語らず

教えられるものに別れを告げて
届かないものを身近に感じて・・

孵化68日め。
う～ん、だいぶしっかりした顔つきになってきたなぁ。

季節のめぐる中で今日を確かめる

お前らにはまだまだ越えなければならない試練がたくさんあるけれど・・、
とりあえずの試練は目の前の冬。

越えて行け　そこを
越えて行け　それを

今はまだ人生を・・・語るなよ。