みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

テッポウエビの動く城

2018-08-25 13:23:19 | 生き物の話

種子島くんが築き上げた城塞の堀が埋め立てられていたので、討ち取られてしまったのかと心配したのだが、真夜中になるとどこからともなく銃声が聞こえてくる。
夏の夜に廃城から聞こえてくる鉄砲の音とくれば、お話としては面白いのだが、別に彼岸から聞こえてきたわけでは無いようで、一夜明けると水槽の反対側に新たな城が出現していた。
それにしても、前の城が気にいらなかったのか、もともと一か所に定住する習性がないのかは知らないけど、一夜で城を掘りあげるとはたいしたものである。
しかも今回の城は、中央の煉瓦組みの下と地下通路でつながっている大掛かりな普請で、水槽の右半分に領地を広げてあちこちから神出鬼没に顔を出している。
そんな種子島くんの躍進で領地を奪われたのが、先住のナベカちゃん。

放浪生活に少々お疲れ気味のご様子。
側線を持つ魚は音に敏感なので、しばしば聞こえる銃声にもさぞ迷惑していると思われる。
しかも種子島くんとナベカちゃんの軋轢はそれだけにとどまらず・・。


こちら、お食事中の種子島くん。
防御するように突きだした右手の先には・・・。


それボクのイカ・・。


やれやれ、メシぐらいゆっくり食いなはれ。
まあ、見てる分にはおもろいけどな。
さて、この戦の決着やイカに!
と、おやじギャクが妙に似合うケブカヒメさん。

たしかに、種子島くんとナベカちゃんの攻防からは当分目が離せませんな。

などと言ってる尻から離した目の先で蠢く小さなボサツガイ。

おおっ、そこにいるのは!
種子島くんもナベカちゃんも、戦にばっかりかまけていると磯のアイドル、ブチヒメちゃんに人気を奪われますよ。

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夏のかしわ

2018-08-18 21:20:52 | 新・ほろ酔いキッチン

毎年5月に千団子さんの露店でヒヨコを何羽か買うてくる。
くず米やダシジャコの粉やきざんだ青菜、それに金づちで砕いたシジミの殻なんかを食わせて育ててやると、夏頃にはトサカが生えはじめて、ピヨピヨ鳴いてた声がコッコッコッと変わってくる。
街中の長屋で朝早くから「コケコッコー」などと鳴かれた日には近所迷惑も甚だしいので、ボール箱に押しこんで近所のかしわ屋さんへ持っていくと、半羽分くらいのかしわと交換してくれる。
夏だけどだいたい水炊きで食ったかな?
数か月手塩にかけたヒヨコの末路はもちろん分かっていたけれど別段感傷的になった記憶はない。
当時のガキはヒヨコは食いもんとあっさり割り切っていたものだ。
昔はそんなかしわ屋がどこの町内にもあったもんだけど、いつの間にかどんどんなくなって、とうとうみーばい亭が贔屓にしていた最後のかしわ屋さんも昨年廃業してしまった。
というわけで、このブログで何度も自慢気に紹介していた焼き鳥とも今生の別れとなってしまったわけだ。
とはいっても旨い焼き鳥に未練たらたらの管理人。
ちょっと遠いけど知人に紹介してもらった山奥のかしわ屋さんへドライブがてら出かけてきた。
作業台の上に鶏ガラやら肢やらを山積みにして小ぶりの包丁をふるっている兄ちゃんにおそるおそる声をかけて、もも肉と胸肉を一枚ずつ、それに肝を少しと卵を分けてもらっていそいそと帰宅。
さっそくカンテキに火を熾して焼き鳥パーティー!
胸肉は梅肉をのせて青紫蘇に包んでパクッ。
歯応えもっちり、食味あっさり。
もちろんあの不快なブロイラー臭さなどは微塵も感じない。
これやこれ、これが食いたかったんや!

もも肉は岩塩と原了閣の粉山椒であっさりと。
うん、脂が甘い!
そして肝は松野醬油と三河味醂を等量で合わせて少し煮詰めたタレに絡めて芥子を少し。
今まで食べた肝焼きの中で一番旨い!と、珍しく夫婦の意見が一致。
世の中、抜ける髪もあれば生える髪もあり・・もとい、捨てる神あれば拾う神もあり。
これで当面、我が家の鳥料理も安泰安泰。
でも、片道30kmかぁ。
この店が町内にあればなぁ・・・。
良くも悪くも時代は変わる。

さて、飼い主がええもん食った日にはヤドカリたちにもご馳走するのがみーばい亭暗黙のルール。
肝を始末する時にはずした脂身を入れてやったのだけど、反応はイマイチ。
やっぱりオカヤドカリたちにはこれが良いようで。
はい、旬のクマゼミです。
ニイニイゼミ、ヒグラシ、アブラゼミと続いたけど、クマゼミは今夏初めてだったかな。
ちゃんと東向いて笑ってくださいね。


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テッポウエビの城

2018-08-17 12:07:02 | 生き物の話

ツクツクボウシの鳴き声が勢いを増し、秋の虫の声もチラチラ聞こえはじめた晩夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、この夏新たに甲殻軍団に加わったテナガテッポウエビ(フタミゾかも)。
最初はどこにいるのか分からなかったけど、苔石とフジツボが置かれた水槽の隅を城塞化し、時折り自慢のテッポウを鳴らして周囲を威圧しております。
その城にうっかり迷いこんだウミニナ(の仲間)さん。(正確な同定ができていないので仲間さん(仮名)とでも呼びますか(^^;)
さっそく伝家の宝刀右鉗脚でパッチンパッチン威嚇するも、仲間さん耳が無いから我関せず(笑)
ちなみにテッポウエビは左利きらしいけど、うちのテナガ(フタミゾ?)テッポウエビは右利きなのね。
その自慢の右から発する音に効果がないと悟ったテッポウさん、今度は実力行使に。
直接、右ストレートを繰り出して、
相手が驚いて腹足を縮めたところを、
すかさずひっぺがして押し出し。
そして、一仕事終えた後のドヤ顔!

最初は隠れたまま消えていくかなと思ったけど、予想をうれしく裏切ってサウンドとビジュアル両方を兼ね備えたパフォーマンスで楽しませてくれているテッポウエビさん。
クセモノたちが群雄割拠する戦国磯水槽で南蛮渡来の新兵器「テッポウ」を武器にこれからどんな活躍を見せてくれるのか!

楽しみ楽しみ。

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琴の10年

2018-08-11 13:32:56 | 生き物の話

2009年3月27日に撮影した画像。
白い貝殻に入った色白の個体が琴である。

2004年の夏。
それまで飼育下では繁殖行動をおこさないと言われていたオカヤドカリの産卵、放幼が我が家で初めて確認された。
しかしながら間の悪いことに、その頃我が家は引っ越しで取りこんでいたため、なすすべもなく全滅。

翌2005年。
ナキオカヤドカリとムラサキオカヤドカリが次々と産卵。
ほとんど資料もなく手探りでの繁殖挑戦だったが、奮闘努力の結果、数匹が上陸までこぎつけた。
が、この年はここまで。
陸上に定着し稚ヤドカリに変態する前に全滅。

その後、2006年、2007年と手を変え品を変え繁殖に挑戦してみたが、奮闘及ばず。

そして迎えた2008年。
煮詰まりを解消すべく初心に戻ってシンプルにチャレンジしたのが功を奏して、なんとか2匹のグラウコトエが上陸。
2005年の轍を踏まないよう温度湿度に留意し、ようやく稚ヤドカリに変態させることに成功した。


こちら裸のままエアチューブを上って上陸するやんちゃなグラウコトエ時代。

そして、貝殻を背負って上陸する、まさにその瞬間!

今にして思えば、オカヤドカリ飼育の先輩方や同輩さんたちから、多くの祝意や称賛のお言葉を頂いたこの頃が、みーばい亭サイトの絶頂期だったかもしれない。
今や本店サイトはぼろぼろに荒れ果てて見る影もありませんが(^^;
リンク切れだけでも何とか修復できるかな・・できるといいな(って他人事かよ\(^^))
ま、それはともかく半年後。

同時に上陸した相棒Jr.は、この後の脱皮で脱落。
孵化した数千匹の兄弟姉妹のたった1匹の生き残りになってしまったが、この年、翌年と腹違いの弟妹たちが大量に上陸。
ナキオカヤドカリが一大勢力となる。
そんな弟妹たちが譲渡や淘汰で少しずつ数を減らして行く中、長女として順調に年を重ね、4歳になった2012年、ひとつ違いの異母弟と交配して産卵。
2012年12月11日。
記念すべき飼育下3代目のゾエアが孵化した。
ただ、これ以上繁殖させても、インブリーディングにしかならないので、兄弟たちと離れてムラサキオカヤドカリ槽に居候。
独り身で平和裏に暮らしつつ現在に至る。
2018年8月11日撮影。
お気に入りの寝床の前でちょっとお澄まし。
sl16㎜まで成長した父親「暴君メイ」に比べるとかなり小柄だが、ここ数年大きさは変わっていないので、既に成長限界に達しているのだろう。
ただ、娘のマゴは祖父の血を引いたのか、すでに母親を追い越しナキオカヤドカリとしてはかなり大型に成長している。
どこまで大きくなるか今後が楽しみである。

そんなこんなで2008年8月11日の孵化から数えてちょうど10年。
ナキオカヤドカリのメスとしてはそろそろ老境だけど、マイペースに日々を過ごしております。

「なんか、今回はアタシの追悼記事みたいやな」
いえいえ、そんなつもりはありませんよ。
昨晩は、ニイニイゼミを頭からボリボリ喰ってたじゃないですか。
今も水入れに落ちたワラジムシを狙っていますね。
その勢いがあれば、まだ10年は生きられますって。

というわけで、これからも末永くお付き合いよろしく!

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パッチンエビ?

2018-08-05 08:59:58 | 生き物の話

このところ、とんと出番のなかった愛用のウエイファーラー大活躍の週末。
もちろん陸上限定だけどね。
といわけで、夏魚アジ~!

アジ~!

酒は懐かしや、「常山 弐の〼」。
一時期みーばい亭のお気に入りだったのだけど、なんかの賞を取って品薄になったとかで手に入らなくなって数年、久しぶりのお目見えとなった。
うん、北陸の酒に似合わぬ、重厚で力強い味わいは記憶のまま。
これからもよろしく。

もちろん、いつものようにヤドカリたちにも苔石のお土産。
そして、ムラサキオカヤドカリの子どもたちにちょうどいいかなと思って拾ってきたイボニシの殻なんだけど・・・。
そこから覗いている立派な鉗脚はもしかして・・・。
さて、この銃砲が火を吹くことはあるのか?
乞うご期待!

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