オクラの花

このところの猛暑で、トマトやキュウリなどさしもの夏野菜も、少々夏バテ気味。
そんな中で気を吐いているのが、熱帯原産のゴーヤーとオクラ。

ゴーヤーは裏庭菜園の定番なので今更書くことも無いのだが、今年初めて作ったオクラには驚いた。
採りたてをさっと湯掻いて削りたての本枯節で和える・・・。
これがオクラなら今まで私がオクラだと思っていたのはいったい何だったのだろうか・・？ と、ため息をつくほど・・・美味い！
こりゃ、張り切って毎年作らねば！

画像はオクラの花。
ちょっとハイビスカスに似ているかな？
熱帯ぽくって夏の庭によく映える。
夕涼みの楽しみがまたひとつ増えた。

日本の海！

旅行から帰ってきて・・・
「は～、やっぱりウチがいちばんやわ～。」
「ほたら、はじめから旅行いくな！」

縄文時代から関西に伝わる古典的なツッコミなのだが、非常に共感できる。
人間とは矛盾を秘めた生き物なのだ（笑）

さて、海の日を挟んだこの週末、仕事に出ているウイークデーなら不満タラタラだろうが、遊びに行くには絶好の猛暑になった。
というわけで、メイン・フィールドの日本海に潜ってきた。
先々週から先週にかけて、沖縄のサンゴ礁を思いっきり堪能してきたわけだが、やはり子供のころから慣れ親しんだ日本海に入ると、「は～、やっぱりウチがいちばんやわ～。」と、つい口にしたくなる。

越前そば、越前豆腐、イシダイ、アジ、マイカ、サザエ・・・。
美味しゅうございました。

画像は日本海の磯の主カサゴの親分。
咥えているのはダイナンギンポかな？

ヤマト発進！

地球を救う使命を帯びて・・・るわけではありませんが、とりあえず発進してしまいました

亀の子束子のテーマ

20年程前、関西ローカルからどういったはずみか、本場英国でメジャーデビューを果たしてしまったパンクバンド「少年ナイフ」の、マイナー時代のアルバムに「亀の子束子のテーマ」という曲が収録されている。
「亀の子タワシ、亀マ～ク・・」と歌われる他愛のない曲なのだが、最後の「オイッチニーサンシィ・・」という掛け声のスピードとリズムが、実際に亀さんが泳ぐテンポと絶妙にマッチしているのが凄い。
今でも私は海中で亀さんを見かけると、無意識にこの歌を口ずさんでしまう。
もしかしたら、とんでもない名曲なのかも(笑）

画像は若いアオウミガメ。
午睡を貪っていたところに、どやどやとダイバーが降りてきたのでちょっとご機嫌ななめかな？

マンタを追う！

国内のマンタ・スポットとしては、石垣島の「マンタ・スクランブル」が有名なのだが、私としては今ひとつ物足りない。
確かにマンタが出現する確率は高いし、穏やかなポイントなので初心者でもタンクを使ってゆっくりとマンタ・ウォッチングを楽しむことができる。
しかし、お手軽さゆえに「冒険の果ての達成感！」が、希薄なのだ。
やはり泡巻く激流の中で優雅に舞い踊る巨大なマンタに、タンクを捨てて体ひとつで（３点セットは装着するが）立ち向かう・・、これがオトコの浪漫っちゅうもんである！

さて今回も偏執的（！）マンタ・ウォッチングを思う存分満喫したのだが、情けないことに最終日３本目のアタックを終えてボートに這い上がった瞬間、膝が砕けてその場にへたり込んでしまった。
一緒に飛び込んだ水泳部の学生と張り合って体力の限界を超えてしまったらしい。
なんちゅうても俺の半分やもんなぁ、歳。
悔しいけど若さにはかないまへんわ。
もちろんマンタにもかないまへんどしたけど（笑）

※静かな海で腰を据えて撮ったグラビア写真には及ぶべくもありませんが、泡巻く潮流の臨場感が出ていて、個人的にはこの画像、結構好きです。

ティダ！

懐かしい友と十数年ぶりに酒を酌み、膝を震わせながら激流にマンタを追い、眠たそうな目をした若いアオウミガメと戯れ、サンゴの海をふわふわと漂い流れ・・・、けれど年に一度の沖縄休暇で一番うれしいのは、南国のティダにちりちりと肩を焼かれることかもしれない・・・。

とりあえず、今年も生きて戻りました。
まずはご報告まで。