みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

旬筍と春

2016-03-26 20:15:56 | 新・ほろ酔いキッチン

無性に火が見たくなった。

けど落ち葉焚きなんかやらかしたら、たちまち消防車が飛んでくる。
これでも一応県都の市内なのだ。
で、夕餉の火を熾すついでに裏庭から拾い集めた粗朶をカンテキにくべてプチ焚火。
あ~、なんか癒される。
疲れたつもりはないけれど、季節の変わり目で心身にいらん力が入ってたんやろな・・。
となると、当然癒しの水の出番である!


ほどよく熾った炭火で焼くのは初ものの筍。
木の芽醤油・・と行きたいところだけど、木の芽は未だ萌えず。
仕方がないんで、去年収穫した山椒の実を漬けておいた山椒醤油を刷毛で塗りつつ、香ばしく焼きあがったところで、熱々をサクッ!

浅茅生の生原酒を花冷えでグビッ!
こちらも今の季節だけの贅沢。

ほろほろと、春が来た!

コメント

春いちばん

2016-03-21 20:36:16 | 生き物の話

♪ゴカ~イの仔が恥ずか~し気に顔を出します・・。

って、春の気配に誘われて顔出したのはいいけど、砂上は弱者の犠牲の上に強者が栄える修羅の国。

あ~あ、食べられちゃった。

コメント (2)

老蟹、老貝、老寄居虫

2016-03-20 11:58:36 | 生き物の話

老いの風景、様々なり。

まずは、幼生時代、苔石にくっついてやってきて 磯水槽で5年を過ごしたイソガニさん。
さすがに老いたのか、今回の脱皮で右歩脚2本と左歩脚3本を失った。
自然界ならこれでおしまい。
一般に言われている5年の寿命を全う・・と言うことになるのだろうけど、幸い我が水槽にはマダコもクサフグもイシダイも居ないので、何とか生き延びて体力回復にせっせとクリルを齧っている。
ただ、この歳だから再生は難しいだろうな。
あとはのんびりと余生を送ってくださいな。
水槽レイアウトの破壊魔がおとなしくなってくれたら、管理人も大助かりやしね(笑)

で、歩脚5本を脱げ切れずに落としたということは、当然脱皮殻に残っているわけで・・。

さすがに目ざといこと(笑)
このブラックジャック1号ことヒメヨウラクガイの御隠居は2004年の水槽立ち上げ直後にミネフジツボの殻に付いて侵入したから、水槽暮らし12年を迎える長老さま。
さてさて、いつまで生きますやら。


ちなみにこちらは、いつの間にか居ついた若手。
若者らしく茶髪でございます(笑)

それにしても、甲殻類って外殻だけじゃなくて、鰓のひだひだ一枚一枚まで、綺麗に剥けるんやな。
いまさらやけど、こりゃ命懸けやわ。

この荒仕事を陸上でやらかすオカヤドカリの死亡率が高いのも納得である。

その命懸けの脱皮を数えきれないくらい乗り切って、みーばい亭で15年を過ごした最長老、ムラサキオカヤドカリの御老公。

推定25歳を超えてますますお盛ん。
推定8歳の美脚若妻を目も当てられないくらい溺愛中。
この調子やと、今年の夏も忙しくなりそうやな・・・飼い主が(^^;

コメント (2)

月の酒

2016-03-19 20:58:02 | 新・ほろ酔いキッチン

人類で初めて月面に降り立ったアームストロング船長が目の当たりにしたのは、荒野にそびえたつ巨大な桂の木とそれを守る桂男の姿だった。
NASA当局はメニンブラックを動員してまで隠蔽しようとしたみたいだけど、もともと日本人にとって月の桂の存在は周知の事実。
現にその名を冠した酒がある。

さて、恒例の伏見 新酒蔵出し 日本酒祭り!
今年も御香宮神社のきき酒会場には、キラキラ眩しい限定新酒がずらり。
ワイン風と触れ込みで酸味を利かせたようなのが今時の流行なのか、「どぶろくの上澄み」みたいな酒が鼻につくなか、緩んだ舌をきりっと締めてくれたのが、ご存じ「月の桂」。
蔵元は、メインの会場から少し離れているので、今まで足を運ぶ機会がなかったのだけど、懸念だった雨も上がったことだし、2会場合わせて33銘柄たっぷりと「味見」した勢いに乗って遠征。
いや~、歩いた歩いた。

月の桂の代名詞ともいうべき純米大吟醸にごりは、その場でたっぷりと頂いたし、今回は限定品の純米吟醸「柳」と、すっきりした飲み口で料理と相性のいい活性生本醸造にごりをお持ち帰り。
さて、何に合わせて飲もうかな・・。
楽しみ楽しみ!

コメント

黄斑、鹿を喰らう

2016-03-12 20:36:37 | 新・ほろ酔いキッチン

寒の戻りの週末
一週間の労働で冷え切った心と体に萩の露の熱燗をきゅっ!
血の巡りが良くなったところで浅茅生の吟吹雪をぬる燗できゅきゅっ!
血流と共に酒精が全身を駆け巡り、久しく忘れていた野生の血が蘇る。
黄斑復活!
よっしゃ、今夜はとっておきの鹿刺しじゃ!
と、思いついたのが遅かった。
秘蔵の鹿肉は解凍が追いつかずルイべ状態(^^;
黄斑が鹿を食らうのは自然の摂理やけどルイべは蝦夷の熊さんの専売特許である。
さっと炙りたいとこやけど、今からカンテキに火を熾すのも面倒くさい
いっそしゃぶしゃぶにしたらどないやろ?
と、いうわけで小鍋に湯を沸かして急遽「鹿しゃぶ」に。

半凍りの肉がふわっと膨らんで、おおこれは美味そうじゃ!
いっちょ塩山葵で行ってみようか・・と、いそいそと山葵をすりおろし、ちょいとのっけてパクっ!

ぶ~~~×
これはダメ。
山葵の青臭さと血の匂いが喧嘩する。
ここは、赤身と相性のいい生姜醤油が無難かな。
ま、悪くはないけど・・・。
そうそう自慢の自家製ポン酢(2年物)を試してみるか。
ぴんぽ~ん〇
これが最高。
みーばい亭新メニュー「鹿しゃぶ」完成である。

で、すっかり黄斑(ケダモノ)の血が目覚めてしまった管理人。
今日は朝から獲物を求めて伊賀の山中に出撃。

ミミガーの白味噌和え、ラフテー、ソーキの唐揚げも捨てがたいけど、やっぱり中身汁をすすりながら一杯飲んできゅっ!
おまえ美味そうだな。

背肉の刺身の皮の歯触りと独特の香り、それから脂の膜で湯気も立たないけどひと口すすれば舌が千切れそうに熱いヒージャー汁!
おまえも美味そうだな。

やっぱり獣の肉は美味いのう!
と、半ば妄想にも耽りつつ忙しく盃を重ねるのは、大海の果て智利国よりもたらされた葡萄の酒。
おおっ、血の酒じゃあ!

獣肉喰らって葡萄酒呑んで・・・。
戦争したがるわけやなぁ、アイツら。

コメント

珊瑚の日

2016-03-06 13:18:50 | 日々の戯れ


ぞろぞろと這い出てくるのは虫ばかりじゃない。
生温い夜風に誘われた酒飲みたちが錦市場に集結した啓蟄の夜。
恒例の「錦のうまいもんと京の日本酒祭り」である。

大好物の「KAGURA(ルリ)」やっぱり美味かったなぁ。
田中鶏卵の熱々「京だし巻」ほっこりするなぁ。
月の桂の大吟にごり、おおっ、祝の味じゃあ!
大國屋の「子持鮎煮」やらかい!絶品!

祭りの後の一抹の寂寥感に身を委ね、昨晩の酒肴をへらへらと思い出しながら裏庭でのんびり虫を眺める日曜日の午後。
「寂寞空庭春欲晩」
意味はようわからんけど、なんか今の気分にぴったりの字面やな(笑)


さて、こちらは温度管理してるから大寒も啓蟄も関係ないけど、なんとなくサンゴの上で日向ぼっこしているような春めいた風情のちびヤドちゃん。
3/5時点で孵化から228日。
もう立派な亜成体である。
冬越し明けの3月から5月頃はオカヤドカリの死亡率の高まる時期。
世の宿飼いさんたち、暖かくなったからといって、くれぐれも油断召されませぬよう。

そうそう、オカヤドカリで思いだしたけど、三月五日は「珊瑚の日」でもある。

思えばこの海にも、ずいぶんご無沙汰してるなぁ・・。

コメント

ブログ村 リンクバナー

にほんブログ村 酒ブログ 家飲みへ
にほんブログ村 観賞魚ブログ ヤドカリへ
にほんブログ村