みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

魔貝の謎

2020-07-25 11:07:39 | 生き物の話

16年目の夏を迎える長老BJ1号率いる魔貝軍団。
磯に潜ると魚やサザエの死骸に群がるヒメヨウラクガイを時折見かけるけれど、水槽内ではあまり再現したくない光景ですな。
ちなみに食べているのはタンクメイトの骸ではなくて、飼い主が南蛮漬けで食した小アジの頭でございます。

さて、大暑の候だというのに梅雨空の明けない文月末つ方。
ヒメヨウラクガイの魔貝軍団、何やら白い粒々に囲まれております。

拡大してみると、粒々の中にさらに小さな粒々がいっぱい。
素直に考えれば卵塊かと思われるのだけど、磯でよく見かけるイボニシやレイシガイの卵塊とはずいぶんと様子が違う。

さて、この物体は何なのか?
謎が謎を呼ぶ磯水槽。

そういえば、磯水槽ネタ自体が久しぶりだけど、ずいぶんと長いことヤドカリが登場してない気がするので、話題とは関係ないけどクロシマくんのスナップを一枚。

久々の登場だからって、そんなに照れなくても・・。
えっ?左目が痒いんですか(笑)

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月桂樹の実

2020-07-19 10:29:24 | 新・ほろ酔いキッチン

16年目の月桂樹に実がなった。
100年に一度咲くという笹の花は凶事の前兆と伝えられるが、さて月桂樹の結実は吉兆か凶兆か?

ま、吉事だろうが凶事だろうが、とりあえずは心と体に栄養を。
というわけで、湖国の滋養強壮食「鮒ずし」でございます。
お相手は、松の司の純米吟醸「楽」をころころと涼冷えで。

身体を労り心を癒やし、身体髪膚健やかに夏を乗り切り、日々の労働にいそしむ。
医療現場に負担をかけず、微力ながらも経済を回し続ける。
天災だの飢饉だの疫病だのの禍に一人一人ができることなどたかが知れているから、今はただ自分ができることを全力で遂行するのみ!
おっと、全力で遂行するには炭水化物も摂取しないと。

というわけで、本日の締めは「山葵巻き」。
すりおろした山葵に細かく刻んだつぶつぶ山葵を混ぜるのがみーばい亭風。
山葵の抗菌作用や食欲増進作用で夏に立ち向かうのだ!
あ、山葵の効能がもう一つ。
締め飯なのに酒が進んでしまうんよね(結局今宵も(酔笑)。

で、月桂樹の話はどうなった(^^;

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大きくなったね!

2020-07-11 11:46:23 | 生き物の話

急激な細胞分裂で巨人化する・・のはいいんだけど、増加した質量分の栄養はどこから来るんだろう?
などと余計なことを考えて、いまいちハマれなかった「進撃の巨人」。
ハヤタ隊員が一瞬で何万トンもの「40メートル級ヒューマノイド型エイリアン」に巨大化するのには、何の違和感も抱かなかったのにね(笑)
この違いはどこにあるんだろう・・という考察はまたいつの日か(^^;

というわけで、まもなく3回目の夏を迎えるフタミゾテッポウエビの種子島くん、お久しぶりの登場。
ご覧の通り、堂々たる巨体。
2018年の8月に採集した頃に比べると10倍以上に成長しているだろう。
こちらはどこかの巨人と違って、冷凍イカとか小アジの頭とかクリルとかをワシワシ食って、栄養分を質量に変換した挙げ句の常識的な巨大化だけど、スジエビモドキほどのサイズだった2年前を思うと感慨深いものがあるなぁ。
いや~、大きくなったね!


一方こちらは2010年の7月26日に孵化して、まもなく10歳のお誕生日を迎えるナキオカヤドカリ。
こちらは、フタミゾテッポウエビどころじゃない。
全長2.5ミリほどのゾエアとして生まれてから何倍に成長したのだろう。
現在前甲長16ミリ。
ナキオカヤドカリとしては最大級である。
その辺の虫とその辺の葉っぱと、たまに飼い主の晩酌の肴のお裾分けで、よくぞここまで大きくなったもんだ。

こちらは2015年7月21日生まれのムラサキオカヤドカリ。
当年5歳。
父親の形見のサザエ殻を背負って堂々たる成体ぶりである。
キミたちも立派に成長したね。
生き物の体は、口から入るものだけが作るのだ。

そして五月雨の中、続々と上陸するニホンアマガエルたち。
オタマジャクシの頃に比べると少し小さくなったかな。
キミたちの人生・・もとい蛙生ははじまったばかり。
その辺の虫をいっぱい食べて、これからどんどん大きくなるのだよ。

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鮎の季節

2020-07-04 20:12:02 | 新・ほろ酔いキッチン

水無月さんは食べたし半夏生の蛸も食べたし、ホストクラブやらキャバクラやらが槍玉に挙がろうが、どっかの知事が口を滑らそうが、季節は恙無く夏へと進む。

河口近くで孵化して海(湖)へと下り、プランクトンをたっぷり食って川へと戻り、産卵のために命がけで川を上った清流の女王さまが、今年もみーばい亭にやってきた。(管理人に当たったのはオスだったけど)
もちろん、頭も尻尾も骨も炙って余さずいただくのがみーばい亭流。
頭も尻尾も骨も炙れば余さず酒の肴である(笑)

たたかいすんでひがくれて、締めにいただくのは・・。

軽く炙った鮎を洗い米と一緒に土鍋に入れて炊き上げた「鮎飯」。
締めなんだけど、ここから酒が一合二合(酔笑)
鮎の旨みがしみこんだ米の一粒一粒が酒を呼ぶ!

なんと言っても、鮎は日本の国魚。
日本人なら誰もが知る「鮎」という漢字の元になった神功皇后の故事も遡れば行き着く先は日本書紀!
日本開闢天岩戸を開いた宴会にも、きっと鮎の塩焼きが供されたことだろう。
知らんけどな(^^;

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