みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

The end of summer

2012-11-24 22:20:15 | 日々の戯れ

「キッチン」とか「とかげ」とか、初期の作品は一応フォローしていたけど、別段お気に入りの作家というわけではない・・・のだが、ここ6~7年、毎年夏になると必ず読み返す1冊がある。
「海のふた」
読売新聞連載、ロッキング・オン社刊行と、良く分からない経緯で出版された小説なのだが、吉本ばななはともかく、「gon gon」以来、睦稔さんの版画が大好きで、連載当時から欠かさず読んでいたから、沖縄行きの搭乗待ちに伊丹空港の本屋で手に取ったのは必然だった。
元来、結婚式とか葬式とかも含めて「儀式」めいたことが大嫌いなのだが、夏の終わりに「海のふた」を閉める・・・という儀式をすんなりと享受できたのは、そこに宗教臭が一切無かったからだろう。

「組織化された宗教は人間を洗脳して保守的にしてしまう」 ジョン・ライドン
「ジーザスが死んだのは誰かの罰が当たったから。でもそれは私のせいじゃない」 パティ・スミス

管理人は子供の頃、パンク・ロックが大好きだったのだ!

で、11月最後のこの週末、「この夏もたくさん遊ばせてくれてありがとう」と云う感謝と、「来シーズンもよろしく」と云う願いをこめて、「海のふた」をきっちりと閉めてきた。
何の因果か、これをやらないと気分的に夏が終わらないのだ。

当然、水槽は久々に水澄々、石蓴緑々。
管理人は、新鮮な魚介に八海山で酔いどれ天国酔い酔い酔い(*^o^*)
海はええのう(^^)V


おお!そこに居るのは馬糞さん。
冗談が通じなかったみたいで、この半年ほとんど姿を見せなかったけど、元気そうでなにより。
採りたての石蓴は美味いやろ。
ほんま、美味そうな石蓴やったんで、飼い主も沖縄風「アーサ天ぷら」にしてウスターソースたっぷりかけて食いましたがな。
こればっかりは、焼き塩とか京風天つゆとかで上品に食うより、ウスターソースどぼがけが美味いのだ!

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未だ未熟なり

2012-11-17 20:14:10 | 生き物の話

いや~、噂に違わぬ変態ぶりですな。
The Cramps - Tear It Up LIVE
まさか21世紀になって、こんなライヴ映像が見られるとは、思ってもみなかった。
時空間はねじ曲がり混乱と混沌が支配する・・・って、早い話、なんでもありやな、ネット空間は。
それにしても、ギターが毒嫁一人になってるし、ベーシストも居てフツーのバンド編成になってるし、微妙に進化しているのが笑える・・・って、20年以上前の映像観て漏らす感想やないけど(^^;

余人はいざ知らず、管理人などは酒飲んで昔の事を回想したりすると、若さゆえの傲慢や、無知ゆえの未熟や、馬鹿ゆえの阿呆さ加減など・・、身悶えするような慙愧の念に襲われて、湿った砂に潜り込んで脱皮したくなったりするのだが、そんな時に、ここまで悪趣味で恥ずかしい映像を見ると、ほっこりと癒される気がする・・・って俺も変態かよ!

まあ、齢を重ねた高みから見下ろすと、色々と粗が見えてくるもので、ついつい要らざる口出しをして他人に疎まれたりするのが世の習いだが、自身の事となるとなかなかに評価し難いもので・・・、十余年の経験を積んだ「オカヤドカリ飼育」もまた然り。
本店(みーばい亭サイト)の古い記事を読み返したりすると、慙愧やら懺悔やら後悔やら自責やら色んな念が四方八方から束になって襲いかかってきたりする。
そんな念と激闘を経て10年前、5年前に比すると、それなりにスキル・アップしていると秘かに自負していたのだが・・・・。

小紫が死んだ。

それなりに手当を尽くしたつもりなのだが、力及ばず鬼籍に入ってしまった。
もう1日早く対処していたら・・・。

定期的に慙愧と懺悔と後悔の嵐に見舞われる「オカヤドカリ飼育」
それが醍醐味・・と、笑い飛ばすには我が手にとった死骸の臭いが生々しすぎる。

我未だ未熟なり
 

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地産地消!

2012-11-10 22:42:51 | 新・ほろ酔いキッチン
柴崎和泉守と酒巻靱負の戦闘シーンに、やや不満はあったものの、鳴り物入りで企画され、満を持して公開されただけあって、久々に心底楽しめる映画だった。
あ、「のぼうの城」の話である
この作品、大雑把に言えば、関白秀吉の北条攻めの一環として派遣された、石田光成、大谷吉継、長束正家の三将が坂東の小城を攻めあぐねるお話。
もっと簡単に言えば、滋賀県人VS埼玉県人の戦争物語。
まあ、主役は埼玉県人側なのだから、敵役の滋賀県組はそれなりの扱いで描かれているのだが、長束正家はともかく、光成、吉継の扱いはそれほど悪くなくて、読後感も爽やかなので許す。
石田治部少輔の世間的な評価がどうなのかは知らないが、滋賀県人の管理人は彼の気質に共感する部分が多いのだ。

で、今夜の酒は地産の「浅茅生 吟吹雪」。
先日、蔵元の平井商店でお話を聞いたら、同じように仕込んでも原料米の田が違うだけで味が変わるので、辛めに仕上がった酒は、「辛口」として、別の商標を付けて売っているとのこと。
ワインは産地が違えば別ブランドになるし、年度によってそれぞれ出来栄えが評価される。
妙に安定した味の酒って、考えてみれば不自然この上ない。

下の画像をご覧あれ。
この11月に瓶詰めされたばかり。
地産地消の超贅沢である。

戦には勝てなかったけど、近江の酒は美味いのだ!
・・って、もう半分以上あいてるやん。


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「オカヤドカリ・シェルター」ということで

2012-11-04 00:17:50 | 生き物の話

「Gimme Shelter」といえば、地球人なら誰でも知っている楽曲なのだろうが、私自身それほどの思い入れはなかった。
だいたい、この曲が世に出た時、私はまだ小学校に上がったばかりだったし、授業をさぼって木屋町五条あたりのロック喫茶で安ウイスキー飲んでくだを巻いていた頃には、既にストーンズなどダサいオヤジ・バンドの代表だったのだ。
MTVで繰り返し流される「Start Me Up」のPVを観たあたりから、ちょっと考え変わったけど・・(^^;
それはともかく。
2012年現在、「Gimme Shelter」を、地球人なら誰でも知っている「名曲」だと思っている。
豹変のきっかけは、2007年にリリースされた、パンクの女王パティ・スミスのカヴァー。
英語が苦手なので「It's just a kiss away」を、「キスしながら消えてゆく・・」というニュアンスで適当に理解しているのだが、パティ姐さんの、クールでドライでルーズなヴォイスで繰り返されると、「もしも審判の日が来たならそんな消え方も悪くないな」と素直に心に染み込んでくる。
さらりと突き放した物言いをされた方が、心に響くこともあるのだ。

さてと・・、この時期、温帯域にお住まいのオカヤド飼いさんたちは、既に越冬準備を済まされた事と思う。
で、お約束。
「オカヤドカリ・シェルター」というキーワードでお越しの方は、まずこちらへ。
シェルター 
ついでに、もういっちょ。
究極のシェルター

保温方法やヒーターの設置方法は、飼い主それぞれの工夫があると思うが、風通しの良い開放的なケージが、突然密封されて不自然な熱源があてられるのだから、生活環境が激変する事は避けられない。
本店コンテンツにも書いているが、個々のケージの保温などは所詮「決して快適ではないが死ぬほどでもない」妥協点なのだ。
幸いなことに、オカヤドカリは比較的丈夫なので、変化への対応は彼らの適応力に期待することが出来る
このタイミングで飼い主がするべきことは、生体が夏仕様の環境から冬仕様の環境に慣れるまでの間、できるだけ乾燥や過湿、そして余剰な輻射熱を避けられる避難場所、すなわちシェルターを充分に用意してやること、これに尽きる。
避難場所が充分確保できれば、飼い主の試行錯誤にもある程度我慢して耐えてくれるのだ。
みーばい亭のレイアウト・コンセプトは、真っ白なサンゴの浜辺でも、カラフルな玩具売り場でもなくて、「離島の集落の民宿の裏庭の片隅」だから、シェルターもその辺りを意識して小汚く設置している。
具体的には、植木鉢や流木、貝殻、サンゴなどを出来るだけごちゃっと組み合わせた感じ。
冒頭と下の画像がメインのシェルター。
ここが最終避難場所。そのまま床砂に潜っても崩れないように、土台の植木鉢は底近くまでしっかり埋め込んである。

上面ヒーターに近いタッパー上部は乾燥が激しいので、レンガ、岩牡蠣殻、石などを、砂面を覆うように配置。
それでも、表面はサラサラに乾くが、自重のある珪砂が15㎝の厚みでみっしりと詰まっているのだから、砂中はしっとり湿った状態を維持できている。

そして、こちらは水入れの台を兼ねたレンガ。
下の穴はオカヤドカリが自分たちで掘った「石の下シェルター」。
ハクチョウゲの小枝を夜食に引き込んで、今頃はいぎたなく眠りこんでいることだろう。

「It's just a shot away」
「ヒーターの熱に撃たれちまう、もっと避難場所を!」

改めて聴くと、ミックのヴォーカルも悪くないやん・・って、歌ってるのは、ほとんどメリー・クレイトンか(^^;


 

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