みーばい亭ブログ

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【復刻版 あーまんの話】 トイレ

2018-10-06 15:13:29 | 【復刻版 あーまんの話】

 この 『あーまんの話』には食事シーンが何度も登場していますが、「食べたものは当然出る」というわけで今回はトイレのお話です。

あーまんの排泄口は貝殻に隠れている腹部の先っちょにありますのでフンをするのもひと苦労です。
貝殻の中にしたフンを、腹部をうごめかしたり普段は隠れている腹肢という小さい脚で掻きだしたりして 口元まで持ってきて、最後は顎脚でつまんで外に投げ捨てるのですが、そのトイレのスタイルもそれぞれ個性的で、失礼かな?と思いながらもついつい見入ってしまいます。
中には一瞬立ち止まったかな?と思ったら、ポイっと投げ捨てて素知らぬ顔で立ち去っていったりする子もいたりしますが、たいていはお気に入りの場所で じっくりがんばっているようです。
  
植木鉢の個室の中で額に薄汗にじませてふんばっているのは 、ムラサキオカヤドカリのゴリです。
典型的なトイレスタイルで、見ているほうも思わず力が入ります。 
ちょっと便秘気味のようです。

いっぽう、流木の上で気持ち良さそうな顔をしているのはナキオカヤドカリの大トラです。
お昼寝しているようなさりげない様子ですが、顎脚をせわしなく動かしてポイポイとフンを投げ捨てています。 
こちらはうらやましいくらいの快便です。

 さて大変なのはこの後です。
そのまま ほうっておくと不潔ですので取り出さないといけないのですが、ピンセットでひとつずつつまみとるのも大変ですので、近頃では盆栽用のミニシャベルで砂ごとすくいとっています。
すくった砂は洗面器でジャーと水洗いして、浮かんできたフンだけをすかさず流してしまい、あとは水をきってパネルヒーターの上にどさっと戻しておきますと砂もきれいになって水槽内の湿度も保たれてと、一石二鳥です。

 まあ、出るものはしかたがありませんが、少しは感謝して長生きしてくださいね。
  
(2002.11.25)

 



懐古趣味やん・・と言われると、うつむいて涙ぐむしかないんだけど、温故知故、古きを訪ねて年古りた己を知る!という高尚な意義がないわけでもない「復刻版あーまんの話」第4弾でございます。
いまさら己を知ったところで、劣化を実感するだけなんやけどね(^^;

さて、相も変わらずおもしろネット空間には、オカヤドカリは貝殻を脱いで脱糞するだの海水に浸かって洗い流すだのといった楽しい記事がアップされていますが、ご覧の通り我が家のオカヤドカリたちは貝殻も脱がず海水にも浸からず、その辺でポイポイと脱糞しております。
だいたい便意を感じたら脂汗を垂らしながらわざわざ海まで出かけるのか?
脱糞するたびに危険を冒してやわやわの腹部をさらけ出すのか?
想像する分にはおもしろいけど、普通に考えたらありえないでしょう。
いつの時代もオカヤドカリの周辺には愉快な仲間たちが多いようで(笑)。

貝殻の中で付属肢がどんな動きをしているのかは知る由もないけど、最後は顎脚で摘まんでぽいっと投げ出すから、見方によっては口から糞をしているようで、だからどうしたと言われると膝を抱えて黙り込むしかないんだけど、黙り込んでいると話が進まないので「潔癖症の飼い主には少々耐え難い光景かもしれませんね」などと適当にまとめておきますか。
ま、潔癖症の人は最初っから生き物なんか飼わないと思うけどね。

ちなみに光ある所に影があるように大がある所には小もあるわけで、オカヤドカリの体にも熱くはないけど血潮が流れているから、当然老廃物を尿として排出している。
それではオカヤドカリの腎臓はどこにあるでしょう?
正解は「オカヤドカリに腎臓はない」でした。
腎臓はないけどおしっこを我慢すると体に悪いから同様の機能を持つ触角腺という器官がその名の通り触角の基部にある。
複眼とか口器とかがある頭部を「顔」に見立てると第二触角の底節部、ちょうど鼻の辺りに小さな穴が開いていて、そこから尿を排泄するのだとか。
口からうんこを出し鼻からおしっこをする(本当は違うけど)。
なんとも行儀の悪い生き物である。


ところで、ホンヤドカリなどの海棲ヤドカリも、同じように細長い固形の糞を顎脚で摘まんで排出するのだけど、それとは別に粒子状のものをぶしゅっと噴き出すことがある。
何らかの方法で宿貝の中の水圧を高めて高圧洗浄でもしているのかな?などと根拠のない妄想をめぐらせていたのだが、どう見ても口から吐き出しているようにしか見えない。
宿酔の朝には親近感を覚えたりもするのだが、ヤドカリに酒を飲ませたことは(たぶん)ない。

はてさてなんぞやこれ?

ヤドカリは旧口類に属する生き物だから、新口類の飼い主みたいに上下に動く口でもぐもぐ咀嚼することはできない。
左右に開く付属肢由来の大顎と小顎で食べ物を小さくちぎって胃に送りこむだけである。
しかしちぎっただけの塊を消化するには非常なエネルギーが必要になるし何より体に悪い。
よく噛んで食べることは健康維持の基本中の基本である。
実は甲殻類の皆さんは、胃の中に歯が生えているらしい。
物の本によると、甲殻類の胃は噴門部と幽門部に分かれていて、前部の噴門部に胃歯とか胃臼とか呼ばれる「歯」があって、これで口から送られてきた食べ物を咀嚼しているのだとか。
咀嚼された食べ物は後部の幽門部へと送られるのだけど、噴門部と幽門部の境はフィルター状の構造になっていて、細かいものだけが幽門部へ送られるという、非常に高度に進化した機能を持っている。
フィルターに濾しとられたカスは、当然口から吐き戻すしかないから、これが前述のグレートカブキ・パフォーマンスとして昇華結実するのだろう(と思う)。

さて我らがあーまんたち。
成体は陸上で生活しているとはいえ、身体構造は海に棲んでいた頃とほとんど変化していないから、当然海ヤドカリと同じようにカブキってるはずなんだけど、残念ながらそれらしい場面は見たことがない。
水場でこっそりゲロってるのかな?

その辺りの知見をお持ちの方が居られましたら、ぜひともご教示くださいませ。

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【復刻版 あーまんの話】 水槽全景

2018-07-07 12:35:36 | 【復刻版 あーまんの話】

 水中に潜って魚を撮影する時に「待ち撮り」という技法をしばしば用います。
 水中では地上と違って遠くまで見通しがききません。
 沖縄の透明な珊瑚礁の海でも透視度が30メートルもあればいいほうです。
ですから、魚の写真を撮る為には、出来るだけ被写体に近づく必要があります。
ところが、異世界の見慣れない生き物が泡をブクブク吐きながら迫ってくるのですから、当然魚たちも警戒します。
いったん、魚が逃げにかかれば重いタンクを背負ったダイバーに追いつけるわけもありません。
 第一、そんなことをすれば息があがってしまって、タンクのエアがすぐに底をついてしまいます。
よしんば、運良く追いついてシャッターを切ったとしても、それは逃げる魚の写真であって、生態写真としてはあまり意味がないものです。
だったらどうするか?
 狙った相手の習性を踏まえたうえで、被写体の集まりそうな場所や通り道の近くで息を詰めて、ひたすら動かずにカメラを構えて待ち続けるわけです。
そうして風景に溶け込んでしまえば、やがて魚たちもダイバーの存在を忘れて、食事や喧嘩やデートなど日常の生活を見せてくれるようになります。
これが「待ち撮り」です。

しかし、この「待ち撮り」実際にやってみると、そう簡単ではありません。
まず、泳ぎ回りませんから体が冷えきってしまいます。
おまけに息を詰めますから酸欠で頭は痛くなるし、波や潮流にもまれながら、じっとしているのも一苦労です。
そこまでやって、思い通りの写真が撮れるかというと、これが運次第。
よほどの体力と根性と執念深さがないとすぐに挫折してしまいます。

プロとして活躍しておられるすべての水中写真家の方々に、みーばい亭は敬意を表します。

さて、あーまん達ですが、彼らも警戒心が強くて、写真を撮るのも一苦労です。
 水槽の前に立つと、すぐに猛ダッシュで水槽の奥に隠れてしまいます。
そこで、役に立つのが「待ち撮り」の技です。
あーまん達は頭上で動くものを強く警戒しますから、まず体を低くして目線をあーまんの高さに合わせます。
そのままの体勢でカメラを構えてじっと動かずにいるわけです。
すると・・ほら、ゴリが隠れ家から出てきました。
いったん警戒が解けると、餌を食べたり水を飲んだり、時には貝殻を着替えたりウンチをしたりと、自然な姿を見せてくれます。

 何十分もじっとしているのは大変そうに思われるかもしれませんが、何せ部屋の中ですから、ウエットスーツから冷たい海水がしみこんでくることもありませんし、波にもまれることもありません。
 何より思いっきり呼吸が出来るわけですから楽チンです。

でも本音を言えば、もう何年もつきあっているのですから、少しはなついて欲しいのですが・・。

 画像はあーまんハウスの全景です。
 真ん中を歩いているゴリの他にもナキオカヤドカリが2頭写っています。
 見つけられますか?

2004.4.4



はい、2018年7月7日の管理人でございます。

このカテゴリーの記事をアップするのは2年ぶり、やっと3回目。
ま、昔を振り返る機会が少ないのは今が充実しているわけで、誠にもって喜ばしいこと!
ということにしておきますか(^^;

さて冒頭の画像に写っているのは、14年前のオカヤドカリ槽、そして14年前の大御所ゴリさんです。
トミーが虐待玩具「ハーミーズクラブ」を発売して、不毛なオカヤドカリ騒動が勃発する直前。
我々ヤドカリ愛好家が、何の憂いもなく心からオカヤドカリ飼育を楽しむことができた時代の、最後の風景でもあります。
あれから何かと嫌なことが多くて、流行りに乗って知識もなく生き物であるオカヤドカリを「商品」としてぞんざいに扱う販売業者や、その取り巻きの提灯持ちブロガーに嫌悪感と敵愾心しか持つことができぬまま過ごした10余年。
未だトミーの悪行を許すことができない管理人だけれど、ブームの終焉と共にアホなブロガーが絶滅したことが唯一の救いかな?
オカヤドカリをよく知らない「自称プロライター」が、ネット上で拾った記事をつなぎ合わせた「オカヤドカリの飼い方」と称するキメラ記事が、やたらと目障りな今日この頃ではありますが・・(苦笑)

それはさておき。
今にして見ると当時はずいぶんとすっきりした水槽レイアウトでした。
オカヤドカリの飼育環境の半分以上は底砂だから、砂の厚みが充分ならこの程度のレイアウトでいいのかもね。
もっとも飼育頭数が少ないことが前提だから、無計画に繁殖させて野放図に殖えてしまった現状では脱皮槽設置やシェルター追加は致し方もなし。
時代は後戻りできないのだ。
こちら愛妻の宇論ちゃんと寄り添って平和に微睡む2018年7月7日の大御所ゴリさん。
14年前の画像と見比べると、ちょっと老けましたか。
まだまだ子どもたちが小さいんだから、頑張って長生きしてくださいね。

そして2017年3月9日に孵化してもうじき500日を迎える子どもたち。
もちろん「待ち撮り」の手法でパチリ。
生き物のスナップは目(複眼)に焦点を合わせるのが基本中の基本だけど、全然合ってませんね(^^;
フイルム時代と違ってコスト意識もなくおざなりにシャッターを切るから、上達しないどころかどんどん下手になっていくデジタル時代の管理人(爆死)

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【復刻版 あーまんの話】 トラ

2016-09-04 10:49:39 | 【復刻版 あーまんの話】

2000年6月のある日、みーばい亭のご近所の若葉さんの家に、沖縄から14頭のあーまん(オカヤドカリ)がやって来ました。
 若葉さんが応募した懸賞の景品だったそうです。
 生き物の好きな若葉さんに大切にされて元気に暮らしていたのですが、20世紀も終わりに近づいた12月のある日、その出来事は起こりました。

その日、ケースの掃除をしていた若葉さんは、砂の中で見つけた、お腹のちぎれたあーまんにすっかり動転してしまいました。
 後で考えればそれはただの脱皮殻だったのですが、若葉さんはてっきり死んでしまったものと思い込み、脱皮したばかりのあーまんが、砂の中にいるのに気づかないまま、バケツで砂を洗ってしまったのです。
その後、砂と一緒にベランダで12月の寒風にさらされ、1週間後砂を片付けようとした若葉さんにようやく発見されたときには、固く殻に閉じこもって全く動かなくなっていました。
 若葉さんは事の成り行きを理解しましたが、今度こそ本当に死なせてしまったと思い、庭にお墓を作って埋めてあげました。

その日の午後、たまたま若葉さんを訪ねてその話を聞いたとき、なんとなくそのあーまんは生きているのではないかという気がしました。今から思うと予感のようなものだったかもしれません。
どうしても気になったので、お墓から掘り出して、暖かい陽だまりに置いて様子を見ていると、しばらくしてかすかに貝殻が動きました。
やっぱり、そのあーまんは生きていました。
けれどかなり弱っている様子でしたので、仲間が大勢いるケースには戻さないほうがいいだろうと思い、若葉さんに申し出てしばらくみーばい亭で預かることにしたのです。

その小さなあーまんは、沖縄からやってきたときに入っていた、小さなプラケースに入れられてみーばい亭にやってきました。
はじめのうちは、ケースのすみでじっとうずくまっていましたが、年が明けて21世紀を迎えるころには、入れてあげたパンをつまむくらい元気になりました。
みーばい亭ではこのあーまんのことを「トラ」と呼ぶことにしました。
トラとはトライアスロンのトラ。
さまざまな試練に耐えて生きのびた「鉄のあーまん」です。
ケースにヒーターは入れていなかったのですが、さすがに「鉄のあーまん」寒さのきびしい1月2月も何とか乗り切り、3月になると、カサカサと音を立ててケース内を歩き回るようになりました。
こうなると、この狭いケースではちょっとかわいそうです。
それで、せっかく仲良くなったトラと別れるのはちょっと寂しかったのですが、仲間のいっぱいいる若葉さんの家に帰してあげることにしました。
そして、トラを連れて訪れた若葉家で、その悲しい事件を知らされたのです。

それは前の週のことでした。
 若葉邸で、数日かけて行われていた外壁の塗装工事の最終日、その日は風がなく家の中に溶剤の臭いがこもって、若葉さんも少し気分が悪くなるほどでした。
 夕方、あーまん達に餌を入れてあげるときには、誰も動いていなかったのですが、昼間はじっと寝ていることが多いので、その時は特に気にしませんでした。
ところが、次の日も、その次の日もあーまん達はその場所から動きません。
さすがに若葉さんも異変に気付きましたが、トラのこともあるし「そんなに簡単にあーまんが死んでしまうはずがない」と、自分に言い聞かせながら今日まで来てしまったのだそうです。

 結局、トラはみーばい亭で引き取ることになりました。
 動かなくなった仲間達は、裏山にお墓を作って貝殻と一緒に埋めてあげました。
こうして、トラは誰もいなくなった大きなケースに引っ越して、正式にみーばい亭で暮らすことになったのです。
(2001年10月1日)




 はい、昨日は鴨川で床遊び、今日は午後からホテルできき酒会に蔵元さんとの懇親会・・と、妙にセレブリティな週末を送っている2016年9月4日の管理人でございます。
もちろんあたりまえですがとうぜんながらいうまでもなく自腹ではない(^^;
ま、日々安月給で有給も取れずにあくせく働いているわけですから、この程度の役得でもないとやってられまへんわ。
と、いうわけで今週も海はお休み。
とりたてて目新しいネタもありませんので、【復刻版 あーまんの話】奇跡の第2弾でございます。
しかも、今回は記念すべき第1話!
思えばヤドカリとのつきあいも、HP運営も、ここから始まったわけで、ことさら感慨深い記事でございます。
当時は、HMCのとれもろさんやBBSの常連さんたちが、お情けで立ち寄ってくださる程度のアクセス数で、借り物のカウンターが10も回れば御の字でしたが、みなさんあたたかくてやさしくてハートフルな時代でした。
現在、拙ブログは数字だけみれば当時の100倍くらいの方に日々アクセス頂いていますが、どこか「心」が置き去りになっているような気がするのは、ロートル世代の感傷でしょうか・・・。

ま、それはさておき「トラ」でございます。
真っ白な身体の小さな小さなムラサキオカヤドカリ。
長じてもやや赤みの勝った上品なベージュの美しいヤドカリでしたが、ちょっと気の強いところが災いしたのか、2006年頃、ライバルのナキオカヤドカリ「暴君」メイに脱皮中を襲われあえなく鬼籍に・・。
初めて飼ったオカヤドカリですから、それなりに思いも残ったのでしょうが、当時はアホ業者やその取り巻きの相手に忙しく、おまけに不条理に突っかかってくる変態なんかもいたりして、なかなか感傷に浸っている暇もなく、気が付けばいつの間にか10年の歳月が・・・(^^;

そして2016年の夏の終わり。
昨年孵化したムラサキオカヤドカリのケージをなにげに眺めていると、いつかどこかで見たような仔ヤドカリが・・。

真っ白な歩脚や大きさが、あの頃のトラそのまんま。
10年の歳月を経て、この世に転生してきたのでしょうか。
などと考えながら、ふと水槽をみると・・。

ホンヤドカリの脱皮殻が浮遊してたりして(笑)
もしもヤドカリに霊魂があるとしたら、こんな感じでしょうかね。

そろそろ、ひと夏いいかげんに扱われたオカヤドカリたちが、ショップや家庭で力尽きて死んでいく季節。
アナタの周りにも、殺された多くの魂がこんな風に漂っているかもしれませんよ。

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【復刻版 あーまんの話】 配合飼料(餌の話)

2016-05-14 20:08:45 | 【復刻版 あーまんの話】

近くのホームセンターに 『ザリガニ・ヤドカリ・カニのエサ』なる商品が売られていましたので、こいつはいいやと さっそく一袋買ってきてあげてみました。
すると いきなり集まって来てがつがつと食べはじめ、一晩で餌入れはすっかり空になってしまいました。
やっぱり専用の配合飼料はすごいと感心しつつあわててもう一袋買いに行ったのですが、食べたのは最初の一日だけであとは見向きもしません。
ちょっと甘やかしすぎたのかすっかりわがままになってしまって、少し古くなった野菜やパンも食べません。
こんなことなら あわてて買うんじゃなかったと未開封の配合飼料を眺めてため息をついていたら、すっかり元気を取り戻した若葉さんが 「うちに残っていたので 使ってください」と 『ザリガニ・ヤドカリ・カニのエサ』を 2袋も持ってきてくれました。
(2001年11月14日)


 

はい、2016年5月14日の管理人でございます。
この記事は、本店みーばい亭サイトの旧コンテンツ「あーまんの話」になんと15年前にアップした記事でございます。
他愛ない話ではありますが、2004年夏、トミーのオカヤドカリ虐殺玩具「ハーミーズクラブ」発売を機に勃発したオカヤドカリ騒動以前の平和な時代の記事ということで、それなりに思い入れもありますので、ボチボチとよりぬき復刻でもしていきたく。
ま、今回のみで終わるかもしれませんが(^^;

さて、画像のムラサキオカヤドカリが爆食しているのは、オカヤド飼いさんには悪名の高い配合飼料です。
みーばい亭で愛用しているのは、ロングセラーの定番商品「キョーリンのザリガニ・ヤドカリ・カニのエサ」。
ご承知のようにオカヤドカリの成体にはあまり評判が良くないけれど、まったく食わないわけではなくて、時にはこのように爆食することもあります。
「時には」の「時」とはどのような時なのか、使用歴15年の知見を披露すると・・
●開封したて
 開封したばかりのものは良く食べる・・というか、開封したばかりのものしか食べない(笑)
人間の食品で言えばシリアルとかかっぱえびせんとかの類だろうけど、確かに見た目に変化がなくても開封して1か月や2か月も経ったら食べるの嫌やもんな、ふつう。
●オカヤドカリの体調の良いとき
 オカヤドカリ自身の活性の低いときは、当然食べない。
活性の低いときとは、脱皮前、潮の小さい時期、気温の低い季節、その他飼育環境に問題のある時。
●当りのロット
  長年使っていると、時々色合いの違うロットに当る。
例えば、粒がいつもより灰色っぽいときがあって、そのロットは悪食のホンヤドカリでさえ喰いつきが悪かった。
たぶん、原材料の問題だと思うけど、人間用の食品ほど厳密な品質管理はしていないだろうから、品質(味)にばらつきがあるのは仕方がないか。

つまりオカヤドカリが食欲旺盛なタイミングで、高品質のロットを開封直後に与えれば、それなりに食べてくれるのだ。
なんやかんやといっても、
● ザリガニを初めとする甲殻類の必要とする栄養分をすべて含んでいますから、これだけで丈夫に飼うことができます
と宣う、ありがたい商品だから、ここらでちょいと見直してみるのもいいかもしれない。

ちなみに我が家では、脱皮後の個体には栄養補給のために積極的に与えている。
それからグラウコトエ幼生や稚ヤドカリの時期は特にこだわりなく食べる・・というよりこの時期の主食と言ってもいいくらい重宝している。
現在、我が家にいる生体のほとんどが自家繁殖個体だから、みんなキョーリンのザリ餌を食って大きくなったのだ!

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